夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ミステリと言う勿れ 第6話 あらすじ感想 下戸にハマる整⁉

前回のあらすじは・・・


土手から落ちて検査入院していた久能整(菅田将暉)は、病院内の掲示板の誤字が暗号になっていることに気付き、暗号が指し示す病院内の温室へ。そこで今度は数字だけの暗号を見つける。その暗号は、元刑事の幽霊・牛田(小日向文世)からもらった「自省録」に対応しており、それを解くとその指示に従って午前3時に再び温室へ。そこでライカ(門脇麦)と名乗る女性と出会うのだったが。


前回の感想はコチラ
ミステリと言う勿れ 第5話 あらすじ感想 おしゃべりの押し売り⁉ - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第6話のあらすじと感想です。

あらすじ

退院手続きを済ませた整は、患者の下戸陸太(岡山天音)と肩がぶつかり因縁を付けられる。

素直に謝る整に土下座しろと迫る下戸陸太。

しかし、「本当に土下座でいいんですか?」と言って、土下座についていろいろと語り出す整。

だんだん整の話がウザくなってきた下戸陸太は「もういいわ」と言ってその場を立ち去る。


そしてライカとの約束の3時になり、整は温室へ。

するとまた数字の暗号が!

暗号を解き、大きな鉢の中からビニールに入ったバッグを見つける整。

そこへ女性のやめて~と言う悲鳴が響き、温室を管理する梅津真波(阿南敦子)が飛び込んでくる。

彼女なりの理由があり、つい魔が差してバッグをネコババしてしまった梅津真波。

整は、そのバッグに秘められていた真実に気付き、真波の心を救う。


その後、桜の木に封筒がピンでとめられているのを発見。

中には落書きされた塀の写真が入っており、裏には住所が!

そこへ行ってみると、一軒家が全焼しており、どうやら放火された模様。

あたりは警官や野次馬が群がり、その中に下戸陸太がいることに気付く整。

そしていつの間にか隣にいたライカが「やっぱりここも燃えたか」と呟くのだった。

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感想

今回は、親子関係に難ありで攻めてきましたね。

まずは、真波にバッグを遺して亡くなった宗像というおばあさん。

ここでは、一度も面会に来ることのなかった娘について。

責めるべきか責めざるべきか?

おばあさんによくしてもらっていた真波からしたら酷い話だと思う気持ちはわからなくはない。

けれど、親子には親子にしかわからない問題がある。

整が言ったように「たいてい親の方が先にひどいことをしています」という言葉。

「ひどい」っていうのは、3文字の言葉に過ぎないけれど、何をどう感じるかは人それぞれ。

そして「家族や身内には厳しくても他人には優しい人っていますから。そのことが子供を余計追い詰める」と言った整の言葉が印象的でした。

もしかして自分のことなのかな。

大人だからこそ解決できないこともあるんじゃないかなぁ。

時間が経ちすぎてどうにもならなくなるってこともあると思う。


一方、子供の虐待も深刻ですよね。

だからと言って、炎の天使かなんか知らんけど、井原香音人(早乙女太一)さん。

子供を虐待する親から解放するという名目で家を燃やして人殺してるだけのただの連続放火殺人犯やん。

下戸君なんて完全に洗脳されてるようにしか見えない。

香音人の「厄介だったら燃やしちゃえばいい」って言葉。

それ解決能力ゼロの人のセリフやからね。

前に出てきたバスの運転手の犯人の「隠して見えなくしたらOK」っていうのと同じ。

さらに香音人の性質が悪いのは、いかにも子供に選択させていますという態度。

なんちゅうもんを子供に背負わせる気なんだ!

虐待なんて絶対にあっていいものではないけれど、それでも大抵の子供は親のことが好きなんだよね。

優しくしてくれる時もあるから。

無理矢理にでも引き離す方がいいのか、様子を見る方がいいのか私にはわからへんけど、香音人が間違ってることはわかる。


そしてライカちゃんも謎が多いよね。

妹がいて、次の桜は見れそうになく、いつも無断で病院を抜け出している。

それになぜか事情通。

なんで真波さんが隠したバッグの中身のこと知ってたんやろう?

「自省録」を使った暗号ごっこはなんのためなんやろう?

いろんな場所に残すだけじゃなくて、整を前に話をしている最中でも暗号を使う理由は?

火事のマークのことを知っていたのはなんで?

やっぱり謎が多すぎる。

そういえば、美術館に行ったことがないと言ったライカちゃんに、「じゃあ行きませんか?」って言った整。

立派なデートのお誘いやね(〃艸〃)

噛み合ったり噛み合わなかったりする2人の会話のシーンは好きなので、美術館での2人を見てみたい気もするなぁ。


そしてそして、前回は喋り足りへんかったんちゃうかなぁって思いながら整のことを見てたけど、今回はハンタースイッチが入ったんじゃない?

獲物はもちろん下戸君。

ええ感じでちょっとウザい整が見れて楽しかったです。

それもこれも下戸君のおかげやね。


第7話の感想はコチラ
ミステリと言う勿れ 第7話 あらすじ感想 解放され救われたのは天使のほうかも⁉ - 夜更けに海外ドラマ