あらすじネタバレ
#33 オリュンピアス王妃、ペルシャへ
剣の手入れをしていたアレクサンドロスの元に、オリュンピアス王妃がやって来る。
「なぜ母上がいる?」とヘファイスティオンに問うアレクサンドロス。
「誰に呼ばれたわけでもない」というオリュンピアス王妃、私の意志で来たと言う。
そしてあのインド人を試合に出すのはやめ、インドにまつわる事柄に今後一切かかわらないようにと命じる。
信じたくはないがそれが母上の本心かと聞くアレクサンドロス。
インドは我が宿命の地、インド人との対決は宿命に近付く第一歩、男の亡き骸を踏み台にしてインドに行くと言う。
一方パウラヴァでは、ブランコでゆれるシヴダットのところに兵がマラヤを連れてくる。←マラヤの顔が死んでる(* ´艸`)
従者はどうしたかを聞くと、適切な場へ送ったと言う兵。←殺した、しかもマラヤの目の前で!
カニシカに対しては、今日はそなたが主役の大切な日、童子は任せてお前は行けと命じる。
そしてマラヤの顔を覗き込み、プル兄さんは現れないぞと言って邪悪に笑うシヴダット(*`艸´)ウシシシ
その頃アヌスヤはマラヤの身を案じ捜していた。
ペルシャでは満員の闘技場にプルが入場。
続いてアレクサンドロスとオリュンピアス王妃も現れる。
巫女の嫌な言葉を思い出し、プルを見つめるオリュンピアス王妃。
それに気づいたアレクサンドロスは、私を信じてください、あやつを生きたまま返しはしませんと言う。
そしてその後ろからはバルシネ母娘3人も現れる。
バルシネと視線を合わせるプル。
特等席へと移動したアレクサンドロスは、プルのことを名もなきインドの戦士だと紹介。
生き残るには勝利のみ、その血の真価を吟味させてもらうと言って試合開始を宣言する。
そして第一試合を闘う戦士が登場。←ちょっとキン肉マンのジェロニモみたい
力を見せつけるために兵を投げつけるのだった。
#34 時は来た
アレクサンドロスは、インドの勇猛なる戦士は、マケドニアの精鋭にどこまで対抗できるかその実力を見せよという。
すると誤解しているようだというプル。
我々は冷静沈着で母や母国が侮辱されたときのみ牙をむく。
そして我々が大地の力をしらしめてやる、マケドニア人とインド人の違いを見せると言う。←バックにはポロスのテーマ曲!
そしていよいよ試合が始まる。←時々抜かれるアレクサンドロスがいちいち格好イイ(〃艸〃)ムフッ
1人目の剣闘士に対し、有利に試合を進めるプルを見届けたラチたちは、試合が終わる前に任務を終わらせようと、行動を開始。
1人目の剣闘士が動けなくなり、次の剣闘士を呼び出せと命じるヘファイスティオン。
しかしアレクサンドロスはこのままでいいと言い、次の一手に興味があると言う。
動けなくなった剣闘士に武器を持って近付くプルだったが、剣闘士が許しを請うと、武器を放り投げ、とどめは刺さずに手を差し出す。
相手が慈悲を乞えばインド人は聞き届ける。これがインド人とマケドニア人の違いだとアレクサンドロスに向かって叫ぶプル。
そして世界を恐怖で覆うために敵を殺すのではない、敵を許す我らの勇気に世界は恐れおののくと言い、話はまだまだ続く。
すると演説は聞き飽きたとヘファイスティオンに言うアレクサンドロス。
闘技場では第2試合が告げられ、馬に乗り武器を持った剣闘士二人が登場。
あやつは先の試合で消耗し、動くこともできぬというヘファイスティオン。
しかしアレクサンドロスは、それは違う、稀有なる戦士だという。
私には心が読める、昨夜の所業を見る限り大胆不敵な男で、丹力もさることながら知力にも勝る男だとプルのことを認める。
するとヘファイスティオンは、知恵者だが、目論見は失敗していると反論。
それに対しアレクサンドロスは、失敗ではないとし、王女を連れ去ることもできたがあえて残った、あの者が欲しいのはダレイオスの消息だと告げる。
プルは2人を馬から引きずり下ろし武器を手にする。
するとまたしても許しを請う2人の剣闘士。
そして武器を投げ捨てるプルを、黙ってみているアレクサンドロスなのだった。
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感想 ~アレクサンドロスは何思う?~
忘れないうちにこれだけは言っておかないと。
また先走ったな予告編!
34話の予告編が、33話の予告編のその予告編になってたよね、私の勘違いじゃないよね。
予告編の予告編でパウラヴァ編を予告するなんて恐るべし(゚Д゚;)
まぁ、大体の感じはつかめたけどね。
そして久々のオリュンピアス王妃の登場。
相変わらず可愛いんだから(〃艸〃)ムフッ
なのにアレクサンドロスの第一声が「なぜ母上がいる?」って、母上にドSは発動しなくていいんだよ。
最近はシカンダル(大帝)と呼ばれイケイケやったもんね。
唯一、オリュンピアス王妃だけがアレクサンドロスを子供扱いできるからもしかして照れてるのか?
まぁ、そんなわけないか!
そしてオリュンピアス王妃がインドのことで心配すればするほど、アレクサンドロスも意地になってたよね。
意地になってたというか、大丈夫だって証明しようとしてたのかな。
しかし、プルが強すぎてオリュンピアス王妃の不安は募ったかも?
私は、戦うプルが強いってことは想定済だったけど、その合間にちょいちょい抜かれるアレクサンドロスの格好よろしいことまでは想定できていなかった。
グラスを持っても良し、足を組んでも良し、前のめりもまた良し。
ペルシャの衣装もだいぶ馴染んできたよね。
昔の回想シーンと比べ、髪はかなり無造作になってるけれど、それもまたより獅子っぽくなっててカッコイイ(〃艸〃)ムフッ
ちょっと邪悪に微笑めばもう完璧。
一方パウラヴァでは、見てはいけないものを見てしまった(゚Д゚;)))
それはブランコで揺られているシヴダットの姿!
怖すぎる( ;∀;)
シヴダットに顔を覗き込まれても、泣かなかったマラヤは偉い!
小さな少年相手でもシヴダットの眼力は容赦なかったよ。
そしてこの先の展開は・・・
予告編が結構見せてくれたよね。
結末まではわからないけど、またみられるのね、アヌスヤvsシヴダット!
待ってましたよ、私はね。
こうなってくると気になるのは、あの予告編は一体何話のお話なのか?
先走りし過ぎるのもやっぱり困ったものです(。-`ω-)