あらすじネタバレ
#7 アレクサンドロス、ペルシャへ
一人でペルシャへと行き、アレクサンドロスの情報を得ると言うプル。
すると、そなたは王太子だと言って反対するバムニ王。
しかしプルは、敵の弱点を突き止め、最も効果的な方法で急所を攻め込むという。
宿命であろうとなかろうと会わねばならないと言う。
そんなプルに、どこにも行かせない、王の命令だと言うバムニ王。←出た、過保護!
一方、戦略を練っていたアレクサンドロスの所へ、クレイトスとへファイスティオンがやって来る。
進撃を始めると言うアレクサンドロスに、兵が不安に駆られていると告げる。
その理由は、ペルシャ人を司令官に据えたから。
倒した敵を置き去りにすればいずれ我々に反旗を翻すというアレクサンドロス。
しかし、家族の命を預かっている限り、ペルシャ兵が逃げたり反旗を翻したりすることはないと言う。
そして、ダレイオスと対峙する時が待ち遠しいと話す。←私もね
ダレイオスは、兵が浮かび真っ赤に染まる川を船から見ていた。←バルシネも一緒に
隣でモーセがグラニコス川の戦はマケドニア軍が制したと報告。
するとダレイオスは、たった一度の敗北で帝国の運命は動かないと言い、再び精鋭を集結させ、アレクサンドロスの犯した罪を償わせると言う。
対峙しないのかと聞くモーセに、若造が私と戦で対峙するなんて100年早いと告げる。
一方、バルシネは助けが必要な時は駆け付けると言ったプルの言葉を思い出していた。
そしてアレクサンドロスがハリカルナッソスに到達したと報告が入る。
兵を集めてハリカルナッソスへ向かわせよと命令するダレイオス。
陸と海の両側から追い詰め挟み撃ちにするという。
都市を前にしたアレクサンドロスは、弱点さえつけば敵は容易に倒せると話す。
そして、この都市はかつて女が統治していたが、太守の座は弟に奪われたという。
女を見つけ出せば、この戦の最大の武器となり、我らを守る盾になるだろうと言うアレクサンドロス。
パウラヴァでは、バムニ王がプルが偵察に行く許可を与えないのは、父として無事を案じているからだと話すアヌスヤ。
ならば話し合ってみるというプル。
バムニ王の所へ行くと、ペルシャ行きの話なら、一人では行かせないと言われるのだった。
#8 父子の対話
バムニ王に会いに行ったプルは、育ての父親に厳しくしつけられてきたと話す。
当時は理解に苦しんだが、今ならわかると言う。
父上の目に不安がよぎるのが見えたからだと。
そして、私にとってあなたは常に王だったが、その中に信頼すべき父親の姿を見たと言う。
子を失うのではないかと言う葛藤も。
バムニ王もそれを認め、そなたを失うのが怖いと言う。
するとプルは、それでも迫りくる脅威に立ち向かわねばならないと説く。
国防の機会を逃し、民の命を危険にさらし、王族の安全の優先するのですかと問う。
そして、あなたが戦に敗れても私は耐えられる、失うべきでないのは王の威信だと言って決断を迫る。
逡巡していたバムニ王だったが、王太子は王の義務を思い起こさせた、わが子が尽きぬ不安から解放してくれたと言い、考えを改める。
そして、新たな決意を誇りに思わせてくれと言うと、プルと固く抱き合う。
一方、ペルシャにいるアレクサンドロスは、女性に剣で襲われる。←アダの居室に不法侵入しててね
カリア国のアダ女王に会いにきたが、願いは叶ったようだと言うアレクサンドロス。
女性は自分がアダだと認めるが、侮るなと言い、この身体には戦士の血が脈々と流れていると言う。
するとアレクサンドロスは、戦士なら訪問の目的は知っているだろうと言う。
なぜ自分が生かされているのかも。
目的はカリアの占領だろうと言うアダ。
アレクサンドロスはそれを認め、この面会が互いの利益になると言う。
弟に太守の座をうばわれたそなたに、私なら幸運をもたらせると言って、都市への抜け道を聞く。
取引だというアレクサンドロス。
太守復活を約束する代わりに経路を教えろと迫る。
すると、そなたの求める答えはこの手の中にあると言って石を差し出すアダ。
水の流れのはやいところでは角ばった石も丸くなると言い、水の流れが要塞にいかなる影響を及ぼすか考えて見よと言う。
戦の後、あなたは太守だと言って去って行くアレクサンドロス。←わかったんや!
一方パウラヴァでは、要人を議事堂に集めたバムニ王が、ペルシャに出立するプルに同道するものを募る。
王の命令ではない、要請だと言って、王太子を支えてはもらえないかと問うバムニ王。
喜んで同道するというアンビ王子。
ハスティもプルを支える覚悟だと言って名乗りを上げるのだった。
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感想 ~バムニ王、過保護からの卒業⁉~
やっぱりバムニ王の過保護は治ってなかったね。
絶対に強く反対するって思ってたよ!
最終的には、プルの言葉に心を動かされ偵察の許可を与えたけれど、心配で心配で仕方ないんやろうね。
なんかバムニ王ってたまに乙女入るっていうか、なんと言うか・・・
私にとっては、思わず突っ込みたくなる要素は結構持っている人物なんだなぁ。
そしてプルに同道すると名乗りを挙げたアンビ王子。
アンビ王の息子とは思えない誠実さを感じるわ。
それはやっぱり王妃の育て方が良かったからなのかな。
でもアンビ王がプルのことを見張れとか言いそうな気もする。
統一インドはまだまだ一枚岩とは言えそうにないもんね。
シヴダットとカニシカだってきっと何か企んでいるはず、いや企んでると言ってくれ。
私としてはこのまま引き下がって欲しくなんてないのよね。
一方で、アレクサンドロスは絶好調やね。
彼の企み顔がなんかちょっとくせになると言うか、ドS臭がする。
ダレイオスと対峙するのを楽しみにしてたけど、ダレイオスにその気はないみたいやし、お預けをくらうことになるんだろうか。
そんなことになったらますますドSが加速しそう( *´艸`)
ダレイオスもアレクサンドロスのことを若造なんて言ってたけど、すでにインドの若造プルにこけにされて逃げかえってきてるからね。
プルも偵察に行くことだし、この3人が鉢合わせなんて素敵なことは起こるのかしら?
だんだんと面白くなってきましたよ(*`艸´)ウシシシ