あらすじネタバレ
第13話 婚儀
タクシラでは、アレクサンドロスがチャーナキヤに苦痛を与えようと、僧の義務と象徴を奪おうとする。
聖紐(ひじりひも)という3本の紐は、僧が受けた恩を示し、生涯外すことがないらしい。
その紐に剣を伸ばすアレクサンドロス。
しかしチャーナキヤは、母国のためならば決別は苦でもないと言って、自ら聖紐を外し、アレクサンドロスの手に握らせる。
そして母国への敬意とは比較にならないと言うと、数珠を引きちぎり、手から流れた血で宗教の象徴である額の白檀膏の3本線をなぞる。
明日は母国の戦士が、敗北するそなたの額に血の烙印を押すというチャーナキヤ。
それに対し、命がなければ国は守れない、ポロスは今日絶命すると告げるアレクサンドロス。
一方、パウラヴァでは婚礼が行われようとしていた。
プルが議事堂に現れお祝いムード一色。
そんな中スメルは、ラチの様子を見に行くといって議事堂を後にし、強行突破を試みようとしていたカニシカを、穏便に中に入れるよう手引き。
議事堂では、アヌスヤも花嫁を見てくると言って外へ出るが、その時に老人に変装したカニシカとすれ違う。
そしてスメルと合流し、ラチと共に議事堂へ。
隣にいたスメルに、いつもプルと争っていたけれど、今日でおしまいねと声をかけるラチ。
この婚礼でいさかいの火種は消えるというスメル。
その隣で、アヌスヤは不安な表情を見せるのだった。
第14話 新たな始まりと衝撃の幕引き
議事堂で2人の婚礼が続く中、カニシカは作戦を実行。
どこからかナイフが飛んできて衛兵が殺され騒然とする。
すぐさま婚礼を中断しようとしたバムニだが、婚礼は必ず成満させるというプル。
アヌスヤもプルに賛成し、みんなが剣を取り戦闘態勢に。
激しい戦いが続く中、2人は伴侶となる誓いを立て、導師の指示に従って儀式を進め、婚礼は無事に成満する。
その一方で、スメルは剣を手にプルに接近。
スメルを怪しんでいたアヌスヤがスメルを剣で刺す。
その場にいた全員が驚きの表情を見せ、時が止まる。
スメルは一言も発することなく絶命。
なんてことをしたんだと言うプルに、スメルはお前を狙ったというアヌスヤ。
いくらアヌスヤがこの目で武器を手に忍び寄る姿を見たと言っても誰も信じない。
するとダスユの女王が、プルを狙ったのは息子ではなく、カニシカだと言う。
プルもそれに同意し、アレクサンドロスがカニシカを脱獄させていたことを明かす。
しかしそれでもアヌスヤは、私が見たものは事実だとし、スメルはずっと不審でぎこちない振る舞いをしていたと言って、一歩も引かないのだった。
スポンサーリンク
感想 ~頼りになるのはやっぱりアヌスヤ~
タクシラでは、アレクサンドロスがチャーナキヤに苦痛を与えようとしてたけど、チャーナキヤが余裕の対応過ぎて、あれじゃあアレクサンドロスのドSな心はきっと満たされないわよねぇ。
私は正直物足りなかったぞ。
だけどその分、パウラヴァが頑張ってくれた!
カニシカはずっと牢に繋がれていたのに、健康状態は良さそうで、老人に変装しているというのに、ムキムキのすべすべ。
しかも無策をスメルに突っ込まれるという辱め。
そして言っては何ですが、カニシカが議事堂に現れる必要性はなかったよね?
だって、見てるだけではないか!
アヌスヤはと言うと、サソリの一件があって以来、スメルのことを何かと見てた。
スメルは確かに挙動不審だったけど、アヌスヤの視線も結構あからさまだった。
それに問答無用で迷いなくスメルを刺した。
名前を呼ぶでもなく、剣を交えるでもなく刺し殺した!
怖い女よねぇ。←誉めてます
母の愛がそうさせるんだろうね、きっと。
バムニは全然頼りにならないし、アヌスヤがやるしかないんだもの。
でも、ダスユファミリーからは恨みを買うことになるんでしょうね。
予告編を見る限り、ラチはスメルの無実を訴えてた。
プルでさえも、今のところスメルは刺客ではないと思ってる。
アヌスヤはちゃんとスメルが刺客だってことを証明することができるのかしら?
そしてそして、ハスティの衣装チェンジ。
着せられてる感が凄すぎて、こっちはほっこりとした気持ちになりましたよ(´艸`*)