あらすじネタバレ
第17話 正義を貫く
ラチが戻り、苦しむお前を見ていたくはないがそれでも幸せだと言うプル。
するとラチは、プルは常に公正であると確信していると言い、戻った理由はあなたに王の義務を果たしてもらうためだと話す。
そして軽量賜与の儀式を行った天秤の前に行く二人。
そこでラチは、妹としてスメルの名誉回復を望むと訴える。
望みは理解したというプル。
兄に非があればダスユと敵対する覚悟だが、兄と暗殺を結ぶ証拠がない時は情に流されることなく裁きをと言うとラチは去って行く。
次にアヌスヤが現れ、ラチの主張は不当だと言い、明日より法廷を開き事件を裁けと進言。
裁くときは証拠と真実を慎重に見極め、情に流されず均衡を保つことだと話す。
期待にこたえ、即位した時の誓いを果たすと返事するプル。
一方タクシラでは、チャーナキヤが母国の土に触れ全身泥まみれになって最後の望みを叶えていた。
その姿を見て満足気なアレクサンドロスたち。
チャーナキヤは、最後の望みは叶い心より感謝する、覚悟はできたと告げる。
すると、タクシラだけではなく世界が前代未聞の死を目撃するというアレクサンドロス。
そしてパウラヴァの議事堂では、スメル殺害におけるアヌスヤへの嫌疑法廷が開廷するのだった。
第18話 チャーナキヤの最期
パウラヴァでは法廷が開廷され、ラチとアヌスヤ双方の主張が述べられる。
そこで証拠が提示されればダスユは受け入れる覚悟だというラチに対し、証拠はあるというアヌスヤ。
しかしアヌスヤのいう証拠とは、怪しげなスメルの行動をこの目で見たというものだった。
当然裏付けるものがいない限り証拠とは認められないと言うラチ。
アヌスヤも私の言質だけで無実の証明に不十分なら罰を受け入れると言う。
そしてラチは公正な裁きを求め、アヌスヤは最後の異議を述べる。
証拠はないが正当な行いであったと主張、いつか必ず真実は証明されると話す。
しかし陛下が有罪と認めるならば罰を受けると覚悟はあると言う。
一方タクシラでは、国民たちの前でチャーナキヤの処刑が行われようとしていた。
チャーナキヤの処刑を前に、自分の力を誇示するアレクサンドロス。
泥まみれのチャーナキヤは、同胞たちに礼をし、感謝の言葉を述べると鉄の雄牛の中へ。
そして殺すには惜しい人材だったと言って火を放つアレクサンドロス。
すると中からは苦し気な呻き声と叫び声が!
やがて声も聞こえなくなり、アレクサンドロスは僧を表に出せと命じ、チャーナキヤは処刑台の上に横たえられるのだった。
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感想 ~さよならチャーナキヤ~
チャーナキヤがここで最期を迎えるなんて、本当に本当に予想外だった!
さすがにあんな蒸し焼きにされてしまっては命ないよね。
スメルもあっけなかったけど、チャーナキヤもあっけなかった。
ここで死ぬなんてないと思っていたけど甘い考えであった。
ドSなマケドニア軍団。
まぁ、アレクサンドロスはやると言ったらやる男!
このドラマで命が約束されているのはプルだけってことか。
一方パウラヴァでは、いよいよスメル殺害に関する法廷が開廷。
揺るがないアヌスヤが怖すぎる(;゚Д゚)
確かにアヌスヤは正しくてスメルは刺客だったけど、それが明らかになったとしても納得するのは難しいよね。
自分はさんざん生かされてきたのに、容赦なく命を奪ったアヌスヤ。
国賊は殺すってインプットされてたから、怪しいと思いながら殺すチャンスを狙っていたと取れなくもない。
見張るってそういうことよね。
そして派手さはなかったが、法廷での顔芸は素晴らしかった。
プルの言動に対し、ガッカリした顔、そして喜んだ顔。
終始堂々とした態度で臨む姿はあっぱれだった。
それに対し、ラチもキリッとはしていたけれど、憔悴した顔が同情を誘うのよね。
アヌスヤとは全然違う。
プルにかけた圧力もアヌスヤの圧勝。
このドラマでのアヌスヤの役割って、間違いなく人の人生を狂わせることやね(* ´艸`)
そしてバムニは相変わらず情けない顔が抜かれるだけ。
予告編を見る限りでは、プルは決断をちょっと先延ばしにしたように感じたけれどどうなんだろう?
ただ、いくらアヌスヤが正しかったことが証明されたとしても、ダスユには怒る権利はあると思うな。