あらすじネタバレ
第19話 とがめられるべき者
タクシラでは、医師がチャーナキヤが死んでいることを確認。
アレクサンドロスは、チャーナキヤの遺骸をタクシラの民の前で見世物にし、恐怖で民を支配しようとする。
そしてその遺骸を傷付けずにポロスに届けろと命じる。
一方パウラヴァでは、プルが真実と正義と義務の象徴であるターバンを外し、息子として話を始める。
スメルを殺害したのは間違いなく母。
そしてパウラヴァの法では王の許可なく武器で攻撃することを禁じている。
母はスメルの謀反を証明できなかったと言う。
するとバムニがアヌスヤの行いは全て王国のためだったとかばい、ダスユ王は国賊を息子に持つあなたにスメルを非難する権利はない、あなたがカニシカを善良に育てていればスメルは生きていた、父親失格だと糾弾。
バムニが侮辱されたため剣を抜きダスユ王に斬りかかるハスティ。
それを止めたのはラチで、ラチがハスティに向けた剣を止めたのはプルだった。
そして攻撃前に私に許可を求めたかとラチに聞くプル。
許可など取っていたら父を失っていたと言うラチ。
するとプルは母も同じだったと言い、許可を待っていたら私は殺されていたと話し、ラチがとった行動は正しい、では母の行動は誤りか?と問う。
そして私が望むのは公正な裁きだと言い、アヌスヤが有罪であった場合の罰はラチ王妃が決めると宣言し、この法廷はそなたの決断を受け入れると告げるのだった。
第20話 チャーナキヤの英知
ラチは自分に裁定を委ねてくれたプルに感謝を述べ、自身が下した結論を表明。
アヌスヤの行動は誰しも取り得るものだが、いかなる議論もスメルが国賊の証拠とはならないと話す。
そして7日間の猶予を与え、スメルが国賊だと示す証拠を示せない場合、アヌスヤは有罪だとし、その日にプルが処罰すると告げる。
タクシラでは、オリュンピアスが去ることになり、ロクサネにアレクサンドロスのことを託す。
しかしロクサネの態度が素直でないため、息子はそなたよりバルシネを寵愛していると苦言を呈し、油断は禁物だと嫉妬心を駆り立てる。
その後アレクサンドロスの元には、チャーナキヤの遺骸と運搬させた土着の民、配下の兵が消えたと知らせが入る。
始まりの場所であるジェーラム川へと急ぐアレクサンドロス。
そこには同道させた兵の死体が転がっていた。
そしてアレクサンドロスは、チャーナキヤの行動を自ら実践。
川に入り泥を塗り自身に火を放ったのだ。
しかし無傷。
チャーナキヤが体に塗った泥は、特殊な金属を含み耐火性があるためやけどを負うこともなかったらしい。
またも私を出し抜くかと悔しがるアレクサンドロス。
そして土着の民と逃げおおせたチャーナキヤは、そなたはまもなく次の襲撃を受けると呟く。
一方のアレクサンドロスは、チャーナキヤの追跡は後でよいと言い、今果たすべきは己の誓い、ポロスに贈り物があると言うのだった。
スポンサーリンク
感想 ~アレもコレも全然納得できないんだけど(;´・ω・)~
チャーナキヤが生きていたことも、プルがラチに示してみせたことも、なるほど~とは全然ならないんだけど・・・
アヌスヤはサソリの一件以来ずっとスメルにロックオン状態だったんだから、スメルが行動に移す前に防ぐ手立てはいくらでもあったはず。
でもそれをしなかったのは、謀反人は殺害という確固たる意志があったから。
むしろ悪意を持って見たとするならば、アヌスヤはプルをおとりにして殺すしかない状況をつくり出してからスメルを殺した。
だって初めから容赦する気がないことだけは確かなんだもの。
そして私が言いたいのはね、攻撃許可云々のプルとラチの話になんでみんな納得するの?ってこと。
まぁ、その話自体に納得するのはいいとしても、アヌスヤはずっとスメルを怪しんでたことを認めてるんだよ。
いきなりでもなんでもない、怪しんでいたスメルが行動に移したから殺したんだよ。
そこはスルーしていいんか?
そうなる前になぜ止めなかった、っていう疑問はないの?
そして黙っておけばいいものを、バムニが口を開くもんだからイラつくったらありゃしない。
全面的にダスユ王の意見を支持する!
それにプルも裁定をラチに委ねるだなんて、ちょっとズルくない?
アヌスヤには7日間の猶予が与えられたけど、きっとスメルは謀反人だったってことは証明されるんだろうし・・・
ドラマのタイトルをアヌスヤにしてもいいくらいこのドラマはアヌスヤに牛耳られてる!
一方、生きていたチャーナキヤ。
泥を塗ってやけどを防止。
ヨガをやってたから息を止めるのも簡単。
いやいやいや、絶対に無理!
でもドラマだし、チャーナキヤだし、テーマ曲あるし、だからこそあそこまでやられても生きてるって納得させるしかないけど、やっぱり無理がある。
泥をあんなに塗りたくって怪しいとは感じてたけど、生きるのはさすがに無理やと思っていた私が甘かった。
そういえば、このドラマはあり得ないことが起きちゃうドラマだった。
そのことを思い出したわ。
そして最後に話をぶった切るけど、ダスユ王がバムニに放ったカニシカに関する言葉がすっごくスッキリした。
誰も言ってくれなかったから聞けて本当によかった。
ありがとうダスユ王。
少なくとも私は本当にスッキリしました( *´艸`)