夜更けに海外ドラマ

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ポロス~古代インド英雄伝~ シーズン4 第23話 & 第24話 ネタバレ感想

あらすじネタバレ

第23話 2人の母と兄弟

議事堂では、対面を果たしたアヌスヤとオリュンピアスが、神について、国について、そして息子について静かに激しく議論をする。

ゼウスを盾に取り、マウンティングしてくるオリュンピアスに反論するアヌスヤ。

しかしオリュンピアスも、必ずインドを取り込むと話す。

なおも議論は続き、オリュンピアスはインドは1つではないと指摘。

アンビ王とのいざこざを持ち出し、この国が辿る運命は暗いと言うと、アヌスヤもマケドニアの先王が亡くなった時のことを持ち出す。

そしてプルのような守護者が何度も現れ、あなたのような異邦人から統一インドの夢を守ると話す。

息子アレクサンドロスがそんな夢は踏み潰すと言うオリュンピアス。

するとプルによってアレクサンドロスが2度命拾いをしたことを話すアヌスヤ。

それを聞いたオリュンピアスは、ポロスのその大過に全インドが報いを受けると告げる。


一方、森を逃げていたカニシカは小屋へと隠れるが、その小屋へと入ってきたのはアレクサンドロスだった。

カニシカを斬りつけながら、苦しむ姿が見たいと言って楽しむアレクサンドロス。

最後の呼吸を惜しめと言ってとどめを刺すと小屋を後にする。

入れ違いにプルが小屋へと入り、血だらけのカニシカを発見。

バムニとハスティもやってきて、必死でカニシカに呼びかけるのだった。

第24話 ついに語られた真実

バムニたちの呼びかけに目を開けたカニシカは、婚儀の最中にスメルと共謀しプルの暗殺を企てたことを認める。

そしてこれまでのことを謝罪、私はあなたの息子にはふさわしくないと言ってバムニの腕の中で息を引き取る。


パウラヴァでは、引き続きアヌスヤとオリュンピアスが舌戦を繰り広げていた。

ゼウスの怒りを胸にまもなくアレクサンドロスがやってくるとオリュンピアスが言えば、プルもジェーラム川から加護を受けていると言うアヌスヤ。

遠い昔、商人が現れ交易を結び友好を深めようとしたが、その証人は我々の関係を壊そうとしたため、プルがその人物を駆逐した。

その人物とはダレイオスで彼は自国もペルシャも失ったと話し、母国に邪悪な視線を注ぐものはプルがその目を塞ぐと忠告。


一方、パウラヴァに戻ったプルたちは、議事堂で緊急会議を招集。

タクシラに亡命したカニシカを見つけ、アレクサンドロスの要請でスメルと共謀していたと認めたことを話す。

カニシカの遺体が運び込まれ、泣き崩れるカディカ。

殺したのはアレクサンドロスだと明かし、会えた直後に全てを告白し息を引き取ったと告げる。

ラチはプルの言葉を信じ、アヌスヤを無罪だとするが、ダスユ王とダスユ王妃は納得せずに信じないと宣言。


一方アレクサンドロスは、ジェーラム川に橋をかけ、今夜パウラヴァへ攻め入りたいと話していた。

そして連絡のないオリュンピアスの所在を確認し、連れ戻すようにと命じるのだった。

感想 ~やっぱりオリュンピアスの味方をしちゃう~

初対面を果たしたアヌスヤとオリュンピアスだったけど、カメラがぐるぐると2人の周りをまわるものだからこっちが目を回しそうだった。

2話に渡って結構しつこく回ってたよね。

そして二人の印象はと言うと、礼儀正しく挨拶するアヌスヤよりも、やっぱりオリュンピアスの方に親近感が湧く私。

アヌスヤの自分は正しいっていう態度がやっぱりなんか苦手なんだな。

それに時々抜かれるチャーナキヤの顔がまたムカつくんだよね。

それとしつこく言うが、ジェーラム川が加護してるのはプルではなくアヌスヤでしょ。

だって謎の生還。←常人なら絶対無理!

はっきりしてるのはプルを救ったのはジェーラム川ではなく、リプダマンだってこと。

そこの感謝が絶対的に足りない!


一方、タクシラでカニシカを見つけスメルと共謀してたことが判明したわけだけど、またまたアレクサンドロスのツメが甘い!

ちゃんと絶命したことを確認してから去らないと・・・

そしてしつこく言うけれど、やっぱりバムニに腹が立つ。

いきなりのカニシカの改心はもうどうでもいい。

でも息を引き取る前にバムニに謝罪してたでしょ、あなたの息子にふさわしくないって。

子供にそんなこと言わせるバムニがやっぱり許せない。

カニシカがこういう運命を辿ったのも全てはバムニのせいなのに。

自分だけが傷付いてるみたいなその態度。

バムニの配慮がもっと足りていれば、こんな結末にはならなかった。

カニシカはああするしかなかったんだよ、バムニの頭の中がお花畑のせいでね。


そして、カニシカの告白を携えてパウラヴァに戻ってきたプルたちだけど、ダスユ王と王妃がその言葉だけでは納得しない気持ちはよく理解できる。

でもこの両親も息子のことをやっぱり理解してないんだよね。

ラチはプルの言葉に納得した、それは婚儀の時にスメルに言われた、プルとのいざこざはもう終わるって言葉も効いてるんだと思う。

これでダスユと対立することになり、ラチは難しい立場に立たされることになるんだよね。

しかもアレクサンドロスに待ったはなし、オリュンピアスが攫われたと知ったら、それはそれは恐ろしい形相で攻め入るんだろうなぁ。

アレクサンドロスが現れた時のオリュンピアスの輝く表情も楽しみ。

そしてパウラヴァが攻められるとなると、いよいよバムニとアヌスヤの命も危ないかも!?

早く対決が見たいなぁ。


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