あらすじネタバレ
第25話 家族の確執
スメルの謀反について、到底承服できないというダスユ王と王妃。
そこへチャーナキヤが現れ、スメルの謀反は真実だったと告げる。
ラチも真実に証拠など要らないと言い、争いはやめて私たちの未来のことを考えましょうとダスユ王と王妃に懇願。
その後カニシカの葬儀が行われ、そこへダスユ王と王妃が現れる。
我らダスユは略奪を生業とするが謀反とは無縁だと言い、ダスユはパウラヴァの国と民と絶縁すると宣言。
アヌスヤが早まらないでと説得しようとするが、この婚姻は無効だと言い、ラチも連れ帰ると言われる。
プルは、私は真実だけを述べたと言い。絶縁を望まれるのも当然の権利だと尊重し、ラチのことも返すと告げる。
そして宮殿では、アヌスヤがオリュンピアスのところへ食事を持って来る。
その食事を前にまたしても議論をかわす2人。
アレクサンドロスがジェーラム川をポロスの血で染めるとオリュンピアスが言えば、プルがアレクサンドロスを空手で追い返すと言うアヌスヤ。
オリュンピアスは、頼みがあると言うと、私が宮殿にいることをアレクサンドロスに伝えよと告げる。
一方タクシラでは、アレクサンドロスがジェーラム川に橋を架け、パウラヴァへ進撃すると言って渡河の準備を進めているのだった。
第26話 パウラヴァへの道
プルは、ダスユに帰すと言われたことを怒っているラチに、スメルを失った両親を笑顔にできるのはお前だけだと言い、そばにいてやれと説得。
ここでお前の帰りを待っていると言い、2人は涙を流しながら抱き合う。
そしてダスユに帰る前に挨拶するラチ。
するとチャーナキヤが、王国を断つ前にプルとそなたに会わせたい者がいると言って、オリュンピアスの元へと案内する。
インドは息子が踏み潰すと言うオリュンピアスに、陛下の瞳の奥に恐怖が見えると応戦するプル。
その後、チャーナキヤに人質に取るのは反対だと話していると、オリュンピアスがやってくる。
お前も私の息子が怖いのだと言われたプルは、恐れと畏れは違うと言い、我々の勇猛さは畏怖の念を与えると説く。
そして希望とあらばご滞在を、帰郷を望まれるときは私が自らご子息の元へと送り届けると告げる。
怒りに燃えるオリュンピアスは炎を掴み、暗殺を企てた男を私は知っているが、ダスユとの和解に私を利用できると思うなと言うと、ご助力を得ずとも誤解は私が解くというプル。
チャーナキヤは、オリュンピアスを人質にしていることは誰にも知られてはならないと言い、プルも同意。
そして敵の来襲は近いと話す。
一方タクシラでは、ジェーラム川に橋を架けることに失敗し、アレクサンドロスは架橋の職人を集めよと命じるのだった。
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感想 ~チャーナキヤって善人ではないよね~
とうとうオリュンピアスと対面したプルだけど、チャーナキヤが彼女を人質にとったことに本当に納得したのかなぁ。
そなたも理解したはずだとか言われてたけど、チャーナキヤの話って、まどろっこしくて例え話も多くて私はサッパリなんだけど(。´・ω・)?
プルとチャーナキヤって、インド統一とインドを守るってことでは同じ気持ちだけれど、チャーナキヤはなかなかの卑怯な策士。
プルはこの先もチャーナキヤの授ける策を受け入れることが出来るんやろうか?
そして問題は他にもある。
ダスユとの対立。
もしスメルが間違いなく国賊だと信じざるおえない状況になったとしても、両親としては許せるものではないよね。
バムニに対してお身内には甘いって言ってたけど、本当にその通りで、バムニはもっと責められろって思ってしまった。
アヌスヤがスメルを殺したのは事実。
自分は正しいことをしたっていう態度ばっかりじゃなく、殺したことに対する謝罪はないのか?
仮にも息子の嫁の兄なのに。
やっぱりプリンセス育ちは違うんやね。
そして今回はプルにも言いたいことがある。
ラチをダスユに帰す説得をしてる時に言った言葉。
俺は親を知らずに育った
えっ!?って思ってしまった。
ずっとリプダマンとプリタのことを両親だと信じて過ごしてきたんじゃなかったの?
なんかそれはちょっと違うと思った。
確かに実の両親ではなかったけど、それが親を知らずに育ったって言うのはちょっと違うと思う。
不遇だったかもしれないけれど、ハスティを狂わせ、プリタはやりきれない想いを抱えていたと言うのに、その一言はないんじゃない?
ハスティは見事に更生したけどさぁ。
なんか王になったら変わるんやね。
やっぱりパウラヴァの王族がイマイチ好きになれない私。
オリュンピアスはパウラヴァでも優雅にしてるけど、アレクサンドロスは橋を架けるのにもたついている場合ではない!
チャーナキヤのことだけはギャフンと言わせて欲しいなぁ。