あらすじネタバレ
第31話 駐屯地
アヌスヤとラチの祝福を受け、出陣したプルたち。
その後、ラチの不安を察したアヌスヤは、たとえ戦場にいなくてもプルと共にいると励ます。
そしてラチは、改めてスメルの謀反をアヌスヤに詫びる。
しかしアヌスヤは、兄を失えば理性を失うものなのに、そなたの行いは全て公正だったと言い、義理の娘で誇らしいと告げる。
ラチと別れたアヌスヤの前にはオリュンピアスの姿が!
どうせ血まみれで戻るのだから儀式はムダだったと言うオリュンピアス。
とりわけ赤い粉がムダだったと言われたアヌスヤは、赤い粉はクムクムだと言い、清廉と吉兆を象徴するものだと説明。
プルが勝利を収め戻った時に、再び額に塗ると言って去って行く。
オリュンピアスは、あやつの最期を今夜と決めたと言ってポロスへの呪いを再開。←しかもいたぶって殺す予定らしい(* ´艸`)
一方、プルは計画通りクレイトスのいるペルシャの駐屯地へ。
プルの軍勢が小勢なのを見て、ポロスが殺されにきたと小ばかにするクレイトス。
しかし次の瞬間、ハスティとバムニの軍勢が現れ、三方を囲まれるクレイトスなのだった。
第32話 攻撃
激しい戦闘が始まる中、プルはオリュンピアスの呪いのせいで手が効かなくなり剣を落とし呆然とする。
異変に気付いたバムニは、プルに剣を握らせ、バルシネたちを救出に行くようにと指示。
その頃、アレクサンドロスは傷付いた兵士から、プルが駐屯地へ現れたと知らせを受け、アンビ王子の言葉は真実だったと言い、駐屯地へと急ぐ。
一方、バルシネたちの元へと急ぐプルだったが、オリュンピアスの呪いはなおも続き、足を取られ転んでしまう。
しかしそれでも立ち上がったプルは、ペルシャ兵に対し、傷つける気はない、アレクサンドロスから解放すると告げる。
そしてとうとうバルシネたちのいるテントへ。
バルシネは、プルはパウラヴァでの出来事を罰しに来たと思っていたが、助けに来たと言われ喜ぶ。
川岸の小舟のところまでバルシネたちを連れて行き、バムニたちに合図を送るプル。
アレクサンドロスに自分の後を追わせ、その間にハスティがパウラヴァまで送ると計画を明かす。
パウラヴァではオリュンピアスがプルにとどめを刺すべく呪いを続行。
戦場では、呪いにリンクしたプルが敵兵に斬りつけられていた。
しかしアヌスヤが、オリュンピアスの部屋から煙が出ているのを怪しみ、部屋へと入って行き、2人は再び対峙するのだった。
スポンサーリンク
感想 ~オリュンピアスの呪い恐るべし(゚д゚)!~
オリュンピアスの呪いは絶好調やけど、やっぱり阻止しにきたのはアヌスヤだったか!
いたぶりたい気持ちはわからんでもないけれど、そこがオリュンピアスとアレクサンドロスのダメなところよねぇ。
アレクサンドロスはチャーナキヤに欺かれたし、オリュンピアスもプルにとどめを刺し損ねるんでしょ?
だってアヌスヤが現れたんだもの。
そして今回も面白かったのは、アヌスヤvsオリュンピアスなんだよね。
どうだと言わんばかりに、赤い粉のクムクムの説明をするアヌスヤ。
ちょっとわなわなとするオリュンピアス。
でもすっごく単純に考えると2人とも息子自慢なんだよね。
よくあるご近所さんの息子自慢のスケールが大きくなるとああなるわけね。
そう思うとちょっと笑える(* ´艸`)
アヌスヤの、目一杯お袖をブルンと回すのも面白かった。
一方で、ラチはアヌスヤにスメルのことで謝罪してたけど、アヌスヤからの謝罪っていうのはやっぱりないんやね。
国のことを第一に考えてるから心はチクリとも痛まないってことか。
それはそれでちょっと嫌やなぁ。
ラチも物分かりが良すぎるような気がする。
それはプルへの愛ゆえなのかもしれないけど。
そしていざ出陣したプルたちだけど、なんかバムニだけファンタジー臭が強く感じるのはなぜだろう?
私がちょっとバムニに悪意があるからかしら?
今のところ戦場は、パウラヴァでのオリュンピアスとアヌスヤ劇場に負けている。
できれば2人には取っ組み合いくらいやって欲しいけれど、それは高望みってやつかな。
次回の2人の対決も楽しみです(* ´艸`)