あらすじネタバレ
第33話 母は偉大な救済者
オリュンピアスから、プルの死を念じていたと言われたアヌスヤは、他人の子の死を念じるよりも、アレクサンドロスの長寿と安寧を祈念されては、と言うと去って行く。
忌々しいとしながらも、プルの死を1日延ばすオリュンピアス。
そして戦場では、呪いから解放されたプルが敵を倒していく。
アレクサンドロスが駆け付けると、駐屯地は燃やされていて、負傷したクレイトスからポロスらは川岸へ行ったと告げられる。
プルたちは川の上の小舟で待機。
アレクサンドロスはプルの作戦通り舟で追ってくるが、仕掛けた網にかかり八方ふさがりに。
その後、川岸にいたプルの元へバルシネ一家が到着。
しかしハスティの姿がない。
ハスティはアレクサンドロスに対決を挑んでいたのだ。
アレクサンドロスが川に落下し、それを追うハスティ。
しかしアレクサンドロスに斬りつけられ仲間の舟に助けられる。
そしてプルがハスティを助けに行こうとしていたところへハスティが戻ってくる。
殺し損ねたと謝るハスティに、兄上の無事が何よりだと言うプル。
そしてパウラヴァへと帰還。
帰還したプルを忌々しい顔で見ていたオリュンピアスだったが、プルがケガしているのを見て、アレクサンドロスの無事を確信し、今夜私がお前が終わらせると誓うのだった。
第34話 第一段階は完了
帰還したプルたちをアヌスヤが労う。
そこへバルシネ家族を乗せた馬車が入ってくる。
ここでもパウラヴァでの所業を詫びるバルシネ。
その頃アレクサンドロスは、怒りの形相で戦場でのことを思い出していた。
兵にアンビ王子を連れて来させると、情報を軽んじたことを認め、私への忠誠は果たされた、ポロスを殺したいと話す。
そしてプルがペルシャの駐屯地を襲ったのは、バルシネ家族を連れ去るためだったと気付く。
パウラヴァでは、プルが我が国のために協力して欲しいとバルシネに要請。
バルシネも快諾し、自分がペルシャへ帰りアレクサンドロスへの抵抗を呼びかけると話す。
しかし時期が悪いとし、帰国を反対するプル。
安全に通行できる道はヒンドゥークシ山脈だけだとし、雪が解け通行可能になるまでの15日間はパウラヴァで待機し、ペルシャの民には無事を伝える書簡を送るようにと指示。
一方アレクサンドロスは、多くのペルシャ兵を殺害。
ポロスと戦わずして王族を連れ去らせた背信の罰だと言うと、パウラヴァへ王妃を追うか否かの選択を迫る。
去っても責めも引き止めもしないと言うアレクサンドロス。
一部のペルシャ兵たちが去ろうとするが、すぐさまマケドニア兵に殺害される。
そしてアレクサンドロスは、私と敵対するものはいずれ死ぬのだから先に解放したまでだと言い、残ったペルシャ兵には、今より私と生き、死ぬときは道連れだと話す。
パウラヴァでは、オリュンピアスが蝋燭に火を灯し、呪いを再開しようとするが火が消えてしまう。
そこへラチが現れるのだった。
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感想 ~バムニの過保護はなおらない~
やっぱりバムニは変わっていない!
斬りつけられたプルを見て、斬りつけた者を必ずや討ち取るっていきり立つんだもの。
カニシカがプルにちょっとだけケガさせられた時のことを思い出したよ。
まぁ、あの時ほどの勢いはなかったけども、過保護というかお身内びいきは治らんのやね。
それに私はもうバムニが何か偉そうに話すたびにイラつく状態だから余計にそう見えてしまうのかも。
すっかりアンチバムニになってしまった。
一方、オリュンピアスがプルを呪っている現場を見たアヌスヤ。
なんか知らんけどオリュンピアスの気を変えた。
とどめを刺す絶好のチャンスやったのに!
オリュンピアスも甘いんだから。
そのせいでアレクサンドロスは戦場でコケにされていたけどね(* ´艸`)
そしてハスティも思い切った行動に出たよね。
アレクサンドロスに挑むだなんて、バムニとは正反対で好感度は上がっていくばっかり。
でもこれでハスティもアレクサンドロスにロックオンされたことになるのね。
私はますますプリタの顔がチラついてしまう(;´・ω・)
そしてそしてバルシネを救出したプルだったけど、可愛そうにペルシャ兵はアレクサンドロスに殺害されてた。
アレクサンドロスも人が悪いよね、でもウソはついてないか。
去っても責めも引き止めもしないとは言ったけど、殺さないとは言ってない。
アレクサンドロスからしたらいずれ死ぬんだから今殺しても同じだっていう正論になるのか。
凄いな、アレクサンドロス脳!
一方、ラチはオリュンピアスが呪いを再開しようとしてるところへ入っていったけど、どうするんやろうね。
アヌスヤと比べるとまだまだ可愛いらしいから、オリュンピアスに相手してもらえるのかもちょっと心配。
ところでアレクサンドロスはいつオリュンピアスが攫われたことを知るんやろうね。