あらすじネタバレ
第39話 呪いの果てに
プルを殺し出陣を阻止したいオリュンピアスは、またしてもアヌスヤを操る。
出陣しようとしているプルに、自分も同道すると迫るアヌスヤ。
宮殿を守って欲しいと言って反対するプルに勝負を挑むが、バムニが仲介に入り、自分と勝負して勝ったら同道を許すという。
しかし、勝ったらプルと勝負したいというアヌスヤ。
アヌスヤ以外は、両陛下の勝負が見れるとあって楽しそうな雰囲気に包まれる。
そしてアヌスヤはバムニを倒しプルに勝負を挑む。
オリュンピアスの魔術は絶好調で、プルに斬りつけるアヌスヤ。
アヌスヤの真剣勝負っぷりにラチたちがざわつく中、とうとうプルの剣をはじき飛ばす。
ひざをつくプルに剣を振るうアヌスヤだったが、プルはそれを素手で掴む。
バムニたちが駆け寄りアヌスヤを止めようとするが剣を離さないアヌスヤ。
その頃オリュンピアスは、人形を落とし自分の手を切ってしまっていた。
祈りが届かなかったことに呆然とし、ナイフを落とすオリュンピアス。
そして蝋燭は消えオリュンピアスは倒れてしまう。
一方、我に返ったアヌスヤも剣を落とし動揺。
そのまま気を失うのだった。
第40話 消えた書状の行方
意識のないアヌスヤを看病するプルたちの前にチャーナキヤが現れる。
まるで別人のように思えたと話すバムニに、アヌスヤはオリュンピアスに術をかけられ心身を操られていたと話すチャーナキヤ。
必ず回復するが、アヌスヤの目覚めと同時にオリュンピアスが絶命すると告げる。
一方タクシラでは、アンビ王子が謀反の罪で捕らえられ壇上に上げられていた。
実は、アレクサンドロスに謀反を口にする現場を押さえられた後、王も関与しているだろうと言われたアンビ王子は、お前を駆逐すべきだと言ったのは自分で、王が同意せぬことはわかっていたと語っていたのだ。←王を守った
アレクサンドロスは、タクシラの民に向けアンビ王子は私への謀反を企てたとスピーチ。
馬が王子を四方に引き、その身を引き裂くと告げる。
そんな中、壇上から書状(←オリュンピアスが書いたやつ)を見つけたアンビ王子。←アレクサンドロスには渡したくない!
そしてアンビ王子が台座に寝かせられ四肢を縄で縛られると、アンビ王子の母である王妃がアレクサンドロスに慈悲を求める。
理解を示すものの考えが変わることはなく、居室に行き息子の苦しむ姿を見なければよいというアレクサンドロス。
アンビ王に王妃を連れてここを離れるようにと命じる。
するとアンビ王子が両親に最後の挨拶をと懇願。
実は王妃の足元にはあの書状が転がっていたのだ!
王妃の足元に跪き挨拶すると、素早く書状を回収するアンビ王子。
しかしアレクサンドロスに見破られてしまう。
そしてとうとう書状を手にしたアレクサンドロスは、オリュンピアスがパウラヴァで捕虜になっていることを知るのだった。
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感想 ~アレクサンドロスの視線がねちっこ過ぎて、アンビ王子が視線を逸らす気持ちがよくわかる~
オリュンピアスのプルを殺すという呪いは成就しなかったけど、結果的には出陣を阻止することは出来たよね。
でもこの呪いのおかげで面白いものを見せてもらいました。
アヌスヤに完敗するバムニ。
迷いなくプルに剣を向けるアヌスヤ。
操られているにも関わらず、アヌスヤが言いそうなことを言うんだよね。
母に斬られる息子など、いずれ敵にも斬られるとかね。
最初は余興みたいな雰囲気だったけど、最後にはみんなでアヌスヤを取り押さえるという異様な光景。
そしてやっぱりチャーナキヤは呪いのことに気付いていた!
しかもアヌスヤの目覚めと同時にオリュンピアスが絶命するだなんて。
予告編から推測するに、それはお前のさじかげん一つと違うんかい!
一方、タクシラでも事件です!
アンビ王子は、謀反を企てたのは自分だと言ってアンビ王のことを守った。
そして驚くべきことに、これから酷い目に遭うと言う時に、書状を見つけそれをどう回収するかの心配!
ちょっと意地悪なこと言うと、手のひらの中に隠してその先はどうするつもりやったんやろうね。
処刑予定なのに・・・(;´・ω・)
行きつく答えは一つ、やっぱりアレクサンドロスの手に書状は渡る、しか答えは導き出せないんだけど。
そしてとうとうオリュンピアスがパウラヴァにいることに知ってしまったアレクサンドロス。
この先の展開が楽しみなんだけれど、その前に、本編とは関係ないけれど、プルとハスティとクレイトスの驚異の回復力にビックリや(゚д゚)!