あらすじネタバレ
第41話 救われるべき命
オリュンピアスの書簡には、チャーナキヤに襲撃を受け、パウラヴァに捕虜として捕えられていることが記されていた。
それを知ったアレクサンドロスは、書簡を渡すまいと工作したアンビ王子に剣を向ける。
しかし、アンビ王がタクシラなくしては母上を救出できないといい、オリュンピアス救出の約束と引き換えにアンビ王子の命乞いをする。
母に勝る存在は他にないと言って承知するアレクサンドロス。
パウラヴァでは、倒れたオリュンピアスを前に、チャーナキヤが呪術は時に逆転の作用をもたらすと説明。
オリュンピアスが呪術を使ってプルの命を狙い、アヌスヤを催眠にかけて操っていることに気付いていた。
アヌスヤが操られていた時、独自の呪文を唱え漆黒の呪文に対抗していたというチャーナキヤ。
オリュンピアスはじきに死に至ると告げる。
すると命を救うというプル。
反対するチャーナキヤに、パウラヴァにいる限り安全を保障すると約束した、約束とは命より重い、母親は敬われるべき存在だと説得。
チャーナキヤは折れ、救命に努めるが救える保証はないと話す。
そしてオリュンピアスの命を救うため、5つの元素(空・風・水・火・地)を清める儀式が始まる。
施術によって反応するオリュンピアス。
しかし、危地は脱していない、呪いの害を廃するには時間を要するというチャーナキヤなのだった。
第42話 苦汁の決断
オリュンピアスの軟禁を知り、一人で暗く沈むアレクサンドロス。
母との思い出を回想し、涙を流す。
そこへロクサネが現れる。
次の一手を考えていたとごまかすアレクサンドロスに、私に隠すことはないと言うロクサネ。
アレクサンドロスは、チャーナキヤを許さないと言い、あやつの国に償わせると話す。
一方パウラヴァでは、みんなが見守る中、アヌスヤが意識を取り戻す。
出陣の許可を求めるプルに、胸騒ぎがするから私のそばにいなさいと言って止めるアヌスヤ。
プルは、母上の祝福があれば大丈夫だと言って安心させようとする。
そしてオリュンピアスのことを聞くアヌスヤに、チャーナキヤが手を尽くしているが生死の境をさまよっていることを告げる。
オリュンピアスが回復する前に戦が始まるかもしれないと言って祝福を求めるプル。
すると、インドに勝利をと言ってアヌスヤは祝福を与える。
タクシラでは、アンビ王がアレクサンドロスに面会し、戦略を練っていた。
軍を川岸に待機させようと考えていたアンビ王だったが、アレクサンドロスはタクシラ軍は陸路を行けと命じる。
攻め入る前に兵の半数を失うと言って反論するアンビ王。
しかしアレクサンドロスは、王子の命乞いをして取引をしたからには従ってもらうと言って聞く耳を持たない。
さらに反論を重ねるアンビ王に、母を救出するために私は手段を選ばないと言い、そなたも王子の救命のために可能な限りのことをしろと命令する。
自分がポロスを川へおびき寄せている間に、タクシラ軍が敵地に侵入しパウラヴァを挟撃するというアレクサンドロス。
橋は今夜完成する、明朝進撃を開始すると言うのだった。
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感想 ~チャーナキヤの善人度はどれくらいなんだろうか(;´・ω・)~
チャーナキヤってば、プルがオリュンピアスの救命を求めなければ見殺しにするつもりやったんやね。
チャーナキヤはそういう人だってことはわかってたよ。
だけど結局はプルに従いオリュンピアスを助けることにした。
でもね、やっぱり2人の相性はあんまりよくないと思うねんな。
考え方があんなに違うのに、よく一緒にやっていられるよね。
それにチャーナキヤってば、プルは仮にも国王なのに、ずっとプルって呼んでたよね。
アヌスヤのことは王太后って呼ぶのに、ちょっと失礼じゃない?
それにチャーナキヤは策を弄するけれど、プルがなかなかノリノリにはなってはくれないから、オリュンピアスを攫ったことについては失敗やね。
そして目を覚ましたアヌスヤ。
胸騒ぎがすると言ってプルの出陣を一度は止めようとして自分のそばにいろって言ってたけど、もしかしていよいよアヌスヤの命が危ないの?
プルが死なない以上、他の誰かが犠牲になるのは避けられないと思うんだよね。
私の中でのその筆頭候補はアヌスヤなんだな。
だってアヌスヤがいる限り、プルは主役にはなれないんだもの。
一方、一人で暗闇の中でオリュンピアスとの思い出を回想するアレクサンドロス。
狙いすぎというか、やりすぎというか、ちょっと目が点になってしまったけど、あれはあれで面白かった(* ´艸`)
そしていよいよ橋を完成させいざパウラヴァへ進撃らしいけど、予告編ではまたまたヘファイスティオンがオラオラでダスユ王妃と揉めるという一幕が!
でもそれでも橋は完成するんじゃないかな、って私は予想してる。
早くアレクサンドロスのパウラヴァ入りが見たい!
あともうちょっとやね。