あらすじネタバレ
第47話 攻略
王妃の遺体を捜すプルたちの前にクレイトスが立ちはだかる。
遺体は渡さないと言って、王妃が安置されている天幕を燃やすようにと合図を送るクレイトス。
プルは、炎に飛び込もうとするダスユ王を引き止め、王妃の遺体の回収を諦める。
パウラヴァでは、ハスティがアレクサンドロスと対峙するが、剣で刺されてしまう。
そこへ隠密からバルシネたちがペルシャへ向かったという知らせが入り、アレクサンドロスは、バルシネを捕らえよとヘファイスティオンに命じる。
宮殿では、オリュンピアスが意識を取り戻す。
弟子の話によるとチャーナキヤは消耗したものの回復は早いとのこと。
アヌスヤは、意識の戻ったオリュンピアスに、プルがアレクサンドロスを殺したと告げるが、もちろん信じないオリュンピアス。
その直後、アヌスヤの元に大帝は生きているという知らせが入る。
武器を捨てアレクサンドロスに服従せよと言うオリュンピアス。
するとアヌスヤは、正気に戻り安堵したと言い、そなたの息子を敗走させこの国から追放すると告げる。
河畔の野営地では、愛馬が携えていた書状を読んだアレクサンドロスが、プルがダスユと共に向かっていることを知り、願ったりだと喜ぶ。
プルはまだ舟の上。
接岸を阻もうとする兵からの弓矢をかわし、アレクサンドロスを勝たせないと誓うのだった。
第48話 それぞれの戦い
アレクサンドロスは半数の兵を野営地に残し、王宮を目指す。
暁を待ち、背後から攻撃をしかけるアンビ王と挟み撃ちにする計画なのだ。
宮殿では、オリュンピアスがアレクサンドロスが救出に来るのを待ちわびながら、巫女から息子をインドに行かせてはならないと言われたことを思い出していた。
そしてアンビ王も、パウラヴァへの長年の恨みを晴らすべく、日の出を心待ちにする。
一方、ペルシャへと向かうバルシネたちの前には、ヘファイスティオンが立ちはだかり戦闘に。
バムニはヘファイスティオンたちの兵を制圧。
ヘファイスティオンを追い詰めると、侵略を試みたものはかような末路を辿るとお前の王に伝えよと言い、行けと命じる。
宮殿では、アヌスヤとラチが兵たちの采配をしていた。
野営地に到着したプルは、惨状を目の当たりにし、ハスティを捜す。
倒れて意識のないハスティに駆け寄り、涙ながらに必死で目を開けてくれと言って名前を呼ぶプル。
するとハスティの指がかすかに動き、力なくプルと呼びかけるハスティを、プルは固く抱きしめるのだった。
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感想 ~オリュンピアスとアレクサンドロスの再会の時は近いのか⁉~
ハスティが生きていてよかった。
でないとあまりにも不憫すぎる。
王族のせいで人生を狂わされていたんだもの。
やっと王になって人生これからだし、プリタの悲しむ顔も見たくない。
それにバムニがまだ生きているのにハスティが死ぬだなんて不公平過ぎる。
もしここでハスティが死んでいたなら、ますますバムニが嫌いになるところだった!
この間なんて、プルを命がけで守れって言ってたよね。
こんなに献身的に尽くしてるのに、人生を犠牲にされてきたのに、まだ求めるか!って思ってしまったわ。
一方、アレクサンドロスも腹黒いね(*`艸´)
ダスユ王妃の遺体は最初から渡すつもりなんてこれっぽっちもなかったってことよね。
ダスユ王には気の毒だけれど、こういうところがアレクサンドロスとプルの違いってことなのかなぁ。
宮殿にいるオリュンピアスは救命され、アヌスヤたちを相手に毒づいているというのに。
そして予想外だったのは、バムニがバルシネたちをちゃんと守れたこと。
このまま引き下がっていいのか、ヘファイスティオン!
そしてそして、既に予告編でやらかしているアンビ王。
やっと積年の恨みを晴らせるとあってヤル気満々のいい顔してる!
これからやることは酷いけど。
それと全然関係ないけれど、この間から映り込んでくる馬の耳がかわいくて、顔つきも決して精悍ではなくて、見るたびちょっと癒やされるてるわぁ。