あらすじネタバレ
第23話 母の悲しみ
マガダ国境へとやってきたバムニとチャーナキヤ。
チャーナキヤによると、マガダは隠密の数が多く、王の耳にはもう自分たちの到着が届いていると言う。
そしてその一報は、王が最も信頼する人物、マガダの頭脳・ラークシャサ宰相に届いていた。
宰相がダナナンダ王の元に行くと、王は最高の踊り子だという女性と踊りの対決の真っ最中。
勝負に勝ったのはダナナンダ王。
ダナナンダ王は、我がナンダ族が至高と知りながら、踊り子が他のクシャトリヤ(王族)に舞踊を教えたことに立腹しており、踊り子の両足を切るようにと命じる。
しかし宰相から、バムニが助力を乞い謁見に来たと告げられると、気分をよくし、両足ではなく片足を切るようにと訂正。
一方パウラヴァでは、容体のよくないロクサネだったが、プルは必ず意識は戻ると信じていた。
そしてロクサネが平民に扮してやってきた理由を探るため、アンビ王子に隠密に探らせてくれと頼む。
その頃タクシラでは、アレクサンドロスがロクサネの所在をつかめずにいた。
そこへオリュンピアスがやってきて、バルシネを凌辱したことを責める。
相応の罰で戒めが必要だった、私に従わせると言うアレクサンドロスに、強烈なビンタをするオリュンピアス(゚д゚)!
容赦なく敵を倒すけれど、女には敬意を払うと信じていたと嘆き、フィリッポスの子といるのは今となっても受け入れがたいと言って、ここを去ると告げる。
そしてタクシラを出ようとしていたオリュンピアスだったが、アレクサンドロスに話があるから来るようにと腕を掴まれ、王の命令だから拒めないと言われるのだった。
第24話 和睦を求めて
マガダ王宮へとやってきたバムニとチャーナキヤ。
2人を出迎えたのはラークシャサ宰相。
その後にダナナンダ国王が姿を現し、高貴なお方が理髪師の血を引く私に何の用かと目的を聞く。
アレクサンドロスの侵略によるインドの危機を訴えるバムニ。
大帝を倒すために助力が必要だと言い、軍事的な同盟を望んでいることを伝える。
すると、「クシャトリヤはさすが怠惰で高慢だ」と口にするうダナナンダ王。
ナンダ族を見下し、私を王と認めなかったと恨み言を並べ、和睦を求めるとは笑止千万だと言い放つ。
そしてパウラヴァでは、意識を取り戻したロクサネが、プルと2人で話したいと言いプルもそれを承知する。
一方タクシラでは、バルシネの元へオリュンピアスを連れてやってきたアレクサンドロス。
バルシネへの処遇は正当性があると言い、そもそもこうなったのはゼウスの子だと言われ育ったからだとオリュンピアスのせいにする。
そして私は神だと開き直り、罪があるのは母上で、私は変わらないと言うと去って行く。
その後、オリュンピアスは王宮にとどまり、私が呪いをかけたと言って、アレクサンドロスに夢を託したことを後悔していると話す。
そして、ここに残り神から息子を取り戻すと言い、そなた自身が真理に目覚めることを願うと告げる。
しかし、「真理は1つ、私は神だ」と言うアレクサンドロス。
するとオリュンピアスは、神なら全てを知らねばと言って、ロクサネがポロスに会いに行ったことを打ち明けるのだった。
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感想 ~第3の色男の登場にどうなる???~
オリュンピアスはバルシネの件でアレクサンドロスを咎め、一方でバムニたちはマガダ国王と謁見。
ますます面白くなってきたのはいいんだけれど、プルの存在感がどんどんと薄れていく(;´・ω・)
新たな登場人物、ダナナンダ王はなかなかキャラの立つサディスティックなお人のようだし、間違いなく絶対おもしろいやん。
衣装といい、玉座といい、その玉座に続く道が拝金主義であることを物語ってるみたいだった。
そして王族に対して恨みが深そう。
王族コンプレックスやね。
バムニが同盟を求めたけれどまともには取り合ってはくれなかったし、同盟の代償があの予告編なの???
青いターバンとプルが流した涙の意味はひねりなし???
だとするとバムニもとうとう・・・ってやつよね。
一方、タクシラではオリュンピアスの怒りが爆発。
大振りのいい音のビンタ一発だった(* ´艸`)
そしてビンタを食らったアレクサンドロスも芝居がかったいい顔。
芝居やけど。
この二人だけはいつ何時も期待を裏切らへんね。
オリュンピアスが、アレクサンドロスがバルシネにしたことに対して、怒ってくれたことにもスッキリした!
ただ、アレクサンドロスは全部オリュンピアスのせいにしたけどね。
気持ちはわからんでもないけど、でもなんかちょっと違うやろ!
そしてオリュンピアスは、子供に夢を託したことを後悔しちゃうんだよねぇ。
今度は神から息子を取り戻すことを決意。
今でこそ自分のことを神だと言ってるアレクサンドロスだけど、昔はフィリッポスの命を救ってオリュンピアスに怒られてたこともあったのに。
人って変わるのね。
そしてそして、とうとう知っちゃうんだよね、ロクサネがパウラヴァにいること。
パウラヴァで無事に意識を取り戻したロクサネは、プルに何を語るんだろう?
なんかええ感じで話してたから印象は悪くなさそうやったけど。
オリュンピアスの時とは大違い(*`艸´)
続きが気になる!
一方でプルの主役の座も心配(´-ω-`)
アレクサンドロスだけでも大変だったのに、ダナナンダ王まで現れてさらに霞んでしまったと感じるのは私だけかしら?
今更だけど、濃い人たちに囲まれすぎ!
ドラマはますます盛り上がってきたことだし、プルも主役は俺だ、ってところを見せて欲しいなぁ。