あらすじネタバレ
第27話 プル、マガダに到着す
アンビ王子の母・アルカは、勇気を出してラチにアンビ王の死の真相を尋ね、アンビ王の数々の悪行の真実を知り衝撃を受ける。
涙を流すアルカに、2国が過去を乗り越え明るい未来へ進むと信じてると話すラチ。
その後アルカは、偽りを真実だと思っていたと言って、復讐を思いとどまるようアンビ王子を説得しようとする。
しかしもう引き返せないと言って逆らう王子。
既にプルたちの不在は大帝に伝えており、攻撃前にラチを連れ去り、その後に大帝が攻め入り破壊しつくすと告げる。
その頃アレクサンドロスは、兵の準備も整い後は出陣するのみ。
プルが戻った時、民の血で染まる川を見せると誓う。
そしてマガダに到着したプルは、要求された10倍の財宝をダナナンダ王に見せる。
これは父と師の対価ではなく、この財で望むのは軍事同盟で陛下と軍の力を借り大帝を駆逐したいと申し出る。
すると父と師を見捨てるのかと非難するラークシャサ宰相。
それに対しプルは、2人の解放に対価は不要であり、私の目的は母国を守ることだとキッパリ。
「初めて他者の考えに感銘を受けた、お前を呼んで正解だった」と言うダナナンダ王。
プルは、自分を呼んだ理由をダナナンダ王に尋ねるのだった。
第28話 プルの選択
ダナナンダ王はプルを呼んだ理由を明かすため、2人を案内する。
そこには、一本の板を天秤に見立て両端に乗せられたバムニとチャーナキヤの姿が!
上からは縄で首を吊られ、下からは炎で攻められていた。
助命できるのは一人のみだと言うダナナンダ王。
選択を迫られたプルは、迷うことなくチャーナキヤの解放を望むと告げ、ならぬというチャーナキヤに、アレクサンドロスを退けるためにも先生の知力が必要だと話す。
そして解放されるチャーナキヤ。
その後プルは、父の死を受け入れるとは申しておらぬ、父を救い息子の責務を果たすと言ってバムニに向かって駆け出す。
あらゆる妨害をもろともせず、炎の中に落ちる寸前のバムニを間一髪で救出。
ダナナンダ王は、見事だ、驚嘆したぞと言い、「私に何を求める?」と問う。
一方パウラヴァでは、母・アルカが止めるのも聞かず、アンビ王子はラチを連れ出す気満々。
プルの無事を祈るラチのところへ行き、王国が無防備だと大帝に伝わったためもう終わりだと告げる。
すると、私の指揮で大帝に立ち向かえると言って去ろうとするラチ。
アンビ王子はラチの手を握り引き留めると、プルがいなくとも私が支え尽きぬ愛を注ぐと言い、そなたは永遠に私のものだと口にする。
ラチは嫌悪を露わにした表情を見せるのだった。
スポンサーリンク
感想 ~ダナナンダ王はやりたい放題だった~
アンビ王の悪行を知ったアルカ、そしてもう真実なんてどうでもいいとしか思えないアンビ王子。
そしてマガダでは、ダナナンダ王の顔芸が炸裂。
プルは大変やなぁ、こんなお人のお相手をしないといけないだなんて。
要求された10倍の財宝で軍事同盟を結ぼうとしたけれど、それ以前にダナナンダ王は人質2人のうち1人しか解放する気はなく、それをプルに突きつけてめちゃめちゃ楽しんでますやん。
悪いお人やで。
でもダナナンダ王が悪いお人のおかげでプルの超人っぷりも見れたんだよね(〃艸〃)
炎に落ちる寸前のバムニにひとっとび。
ダナナンダ王はさぞや悔しかったやろうなと思いながら見てたんだけれど、意外や意外、「私に何を求める?」と問うだなんて、その真意は一体どこにあるのかしら?
一方パウラヴァでは、アンビ王子が暗躍。
ラチへの執着が凄すぎる!
母・アルカの説得にも応じず、ラチを手に入れることしか考えられないみたい
純粋だったあの王子はもう見る影もなし。
頭の中はラチのことでいっぱい。
でもラチは・・・
手を掴まれた瞬間からめっちゃ怪訝で嫌そうな顔してた。
予告編では王子に攫われていたし、どうなっちゃうのかしらね?
そしてある意味幸せな男・アレクサンドロス。
パウラヴァを攻めることに対して迷いは一切なく、ロクサネにねちねちと嫌味(# ゚Д゚)
ここ最近のアレクサンドロスの器の小ささが気になっちゃう。
この前はなんでもかんでもオリュンピアスのせいにしてたし。
今があるのはオリュンピアスがしっかりとレールを敷いてくれたからなのにね。
ちょっと忘れすぎじゃないですか?
それにプルの不在を狙おうだなんて、それもまぁまぁ卑怯やで。
うまくいくかどうかは知らんけど。
それとちょっと楽しみにしてるのはアレクサンドロスとダナナンダ王の対話。
ないかもしれんけど、もしあったら間違いなく笑っちゃうと思う。
2人の対話、ぜひとも見たいなぁ(〃艸〃)