あらすじネタバレ
第3話 人質の交換
アレクサンドロスから人質交換のことを聞き、プルに降伏するなどあり得ないと言って拒否するアンビ王。
しかしアレクサンドロスは、屈服するのではなくポロスを殺すのだとアンビ王に告げる。
一方、王宮ではダスユ王が、人質交換には私とダスユの兵が行くと申し出る。
そしてハスティも名乗りを挙げるが、プルは静養が必要だと言って止めようとする。
しかし必要なのは復讐だと言うハスティ。
プルは、アヌスヤにアンビ王への復讐を誓い、統一インドの夢が実現するさまを見せたいと言って、バムニとラチにアヌスヤを託すと人質交換へと向かう。
アヌスヤに付き添っていたバムニが、泣きながら逝かないでくれと話しかけると、意識を取り戻すアヌスヤ。
一方アレクサンドロスと対峙したプルは、人質のアンビ王の姿を見て剣を抜く。
しかし交換が済んでいないと言ってアレクサンドロスがそれを制したため、剣を収めるプル。
次にオリュンピアスの姿を見せ、プルは互いの人質を前進させることを提案。
アレクサンドロスは、母を取り戻しそなたも敵に渡さないとアンビ王に耳打ち。
あちこちではアレクサンドロス軍が弓矢を構えていた。
一方、プルたちも警戒し、ダスユを潜ませていた。
そして人質交換は始まり、アンビ王とオリュンピアスは一歩ずつ前進を始めるのだった。
第4話 危篤のアヌスヤ
人質交換が終わらないうちにアレクサンドロス軍は矢を放ち、アンビ王は森へと駆け出し逃げる。
ダスユも応戦、オリュンピアスは解放されることなくハスティの手に。
王宮では、祈祷は無用だとバムニに言うアヌスヤ。
自分の命はもうすぐ尽きると話し、陛下の妃になれたことが私の誇りだったと言って改めて感謝の言葉を述べると、最後にプルに会いたいと告げる。
一方、森でアンビ王を捕らえたプルは彼をボコボコに。
そこへアレクサンドロス軍が駆け付ける。
母をこちらへ渡せば命は助けてやるというアレクサンドロスに、母親を帰すのはアンビ王を連行してからだと告げるプル。
そして戦いは始まり、その隙にアンビ王は逃げ、プルとハスティは大勢に取り囲まれる。
しかしそこにオリュンピアスに剣を突きつけたダスユ王が登場!
プルはオリュンピアスをアレクサンドロスの元へと返すと、インド人は筋を通し敵の母も敬うと話し、あなたたちの命を奪うのは容易だが、我々は宣戦布告し正面から斬りかかると告げる。
そしてアレクサンドロス軍が去ると、なぜ敵の母親を解放したかを聞くハスティ。
するとプルは、母国の尊厳は復讐より重要だと説く。
一方王宮では、アヌスヤの祈祷が続いていたが、脈が弱まって行くと告げる導師。
プルの帰りを待つアヌスヤは、祈祷は私を引き止めているだけで陛下もわかっているとラチに話し、最後のひとすくいが旅立ちへのお許しだと言う。
すると、逝かないでと言って泣くラチ。
そしてバムニはとうとう護摩に油を注ぐ手を止める。
そこへプルが戻ってくるのだった。
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感想 ~波乱含みの人質交換、その行方は・・・~
アレクサンドロスは人質交換でプルを殺そうと画策し、プルもダスユの力を借りて罠を仕掛けていたという卑怯対決!
プルは警戒しただけよと言えば聞こえはいいが、オリュンピアスを使うのはなかなかの卑怯な手ですことよ。
でもそれでいいのよ、これは戦いなんだもの。
そして相変わらずというべきか、詰めが甘いアレクサンドロス。
最後にあの場を去るってことは、アンビ王を見捨てたってことよね。
いちばんの目的であるオリュンピアスを取り戻せたし、プルの命はまた今度ってことかしら?
今回はオラオラのヘファイスティオンの姿も拝めたけれど、ソッコーでプルにやられる姿はまるで吉本新喜劇。
それにメイクが少し変わったのか?ヘファイスティオンの男前度がちょっと上がったような気がするのは私だけ?
そして意外だったのは、アレクサンドロスとオリュンピアスのファーストコンタクト。
遅い!くらいの文句は言うのかと思ったら、何も言わずに微かに微笑むオリュンピアス。
かわいかったけど(〃艸〃)
オリュンピアスのアレクサンドロスへの文句を一言いただきたかった。
一方王宮では、アヌスヤが意識を取り戻すんだよね。
恐るべき生命力!
アヌスヤを繋ぎとめているのは、バムニやプルへの愛情か、はたまたバムニやプルからの愛情か。
きっとどちらもなんだろうけれど、あまりにもアヌスヤが美化されすぎていてやっぱり私は好意的にはなれない。
もちろんこのドラマを面白くしてくれたアヌスヤには感謝してるけど、シーズンが進むたびにアヌスヤのことがあんまり好きではなくなっていったんだよね。
でもまぁ、いちばん腹立つのはやっぱりバムニなんですけどね。
そしていよいよアヌスヤも最期を迎えそうな雰囲気。
実に長かった。
アヌスヤはもう十分すぎるほど務めを果たしたと思う。
プルたちだけじゃ、きっとドラマは物足りないものになっていたとも思う。
でももうさすがにちょっと引っ張り過ぎ!
アヌスヤ自身、祈祷は無用だと言っていた。
だから最期は静かにかっこよく逝かせてあげて欲しい。
バムニがそうしたように、プルもちゃんと納得してくれるといいんだけれど。