夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ポロス~古代インド英雄伝~ シーズン5 第7話 & 第8話 ネタバレ感想

あらすじネタバレ 

第7話 甥と伯父

プルに和睦を申し入れたアンビ王を捕らえたアレクサンドロス。

しかしアンビ王は、王子の純朴さを利用してプルを呼び出し、そこでプルを殺し雪辱を果たすと計画を明かす。

そして王子に対しては、お前がプルと面会し現況を伝えよと命じ、王子が去ると家臣に臨戦態勢をとるようにと指示。


ナンダンヴァンへとやってきたプルとラチは、王子が待つと言う場所へ。

しかしその頃、王子はパウラヴァ兵に扮した兵たちに後ろから殴られ気を失っていた。


そしてプルも、案内された場所で後ろからアンビ王に剣を突きつけられる。

同盟などあり得ないと言うアンビ王に、王子は承知かと聞くプル。

王子は和睦を申し入れるものだと思っていると聞き、王子を無視したことが貴様の過失だとし、背後を見るようにと言う。

そこにはバムニの姿が!


アンビ王はプルをハメたつもりだったが、プルはとうにそれを見抜いていて、策も講じていた。

ダスユ王が、捕らえていたアレクサンドロスの捕虜に、わざとバルシネが軍を率いて山越えをするという情報を聞かせ、アレクサンドロスに知らせに行くように仕向けたのだ。

その結果、アレクサンドロスはここには来ず、プルの読み通り、ヒンドゥークシ山脈へ。

そこでダスユの待ち伏せに遭い進路を断たれていた。


その頃プルは、アンビ王に死を逃れることは出来ない、陰謀を仕掛けた相応の見返りを待てと言うのだった。

第8話 あだ討ち

アンビ王は複数の剣を突き立て円陣を作ると、この円の中でお前も息絶える、アヌスヤの末路と同じだとプルに告げる。

しかしプルは、実力でお前を倒すと言い、私に勝てば命は助けると言って、バムニにバトンタッチ。

バムニは、貴様の魂をあちらへ送ってやると言うとアンビ王のことをボコボコに。

夫による復讐は果たされた、母国への背信は守護者が罰すると言ってプルと交代。

するとすまなかったと言って命乞いするアンビ王(゚д゚)!

しかしプルが許すはずもなく、アンビ王はウソをついて一瞬のスキを突き、クリシュナ神の祭でにぎわう町の中へと逃亡。

クリシュナ神 ⇒ ヒンドゥー教の神。欺瞞を許さず、罪と邪を滅ぼすらしい

プルの目から逃れるため、カンサ王の衣装で変装するも、プルに見破られる。

何も知らない聴衆は、暴君カンサ王を成敗したクリシュナ神の劇で盛り上がり、アンビ王は役者と間違われそのまま舞台へ。

そしてクリシュナ神の登場が告げられると、タイミングよくプルが登場しアンビ王の元へ。

許してくれと命乞いするアンビ王(カンサ王)に、貴様が得るのは死のみだと言って、アンビ王の胸にとどめを刺すプル(クリシュナ神)

静まり返る聴衆。

興奮が冷めやらずアンビ王を殴り続けるプルを、仇討ちは果たしたのよと言って、ラチは優しく抱きしめるのだった。

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感想 ~アンビ王は最高にかっこ悪かった~

7話目にして事件です。

ヘファイスティオンが別人に変わってるとハッキリと自覚しましたΣ(゚Д゚)

違和感はあったのですよ。

でもね、兜をかぶってたから気付かなかった!

雰囲気がちょっと変わって目が大きくなったのはメイクのせいだと思ってましたよ。

だって、まさかヘファイスティオンが別人にチェンジするなんてナシです。

どう考えてもナシです!

少なくとも私の中ではナシです。

ヘファイスティオンの顔芸にもじわじわとハマっていってたのに、残念無念。

アレクサンドロスが彼のことを「ヘファイスティオン」と呼んだとき、あぁぁぁぁぁ~~~~ッてなったのは私だけでしょうか(。´・ω・)?

最後まで完走して欲しかったなぁ、ヘファイスティオン。


一方、策を弄したつもりが策に溺れたアンビ王。

見たくなかった、命乞いする姿なんて。

逃げ惑う姿も見たくなかった。

最後の最期までプルやアヌスヤのことを口汚く罵り、イヤな笑みでも浮かべて死んでいって欲しかった。

プルを興奮させるのではなく、プルにやりきれない思いを残すような死にざまを見せて欲しかった。

仮にもタクシラの王なのに、最後は雑魚のような死にざまがちょっと残念でした。


そして気になることがあるのよね。

それは殴られて気絶したアンビ王子。

殴ったのが本物のパウラヴァ兵だったのか、否か?

プルの作戦だったとしても、アンビ王の作戦だったとしてもどちらも頷ける。

でもアンビ王が死ぬ運命にあったことを考えると、やっぱりプルの策だったのかなぁ。

王子はプルの言葉を信じ、父王の死にちゃんと納得することができるのかしら?


一方、バルシネの軍を迎え撃つために山脈へと向かったアレクサンドロス。

ダスユに進路を断たれたからと言って、そこで諦めるアレクサンドロスではないと信じたい。

アンビ王の死によって、長い長いタクシラとパウラヴァの因縁にカタがついた今、アレクサンドロスには今まで以上に頑張ってもらわないと困る。

このドラマの着地点がどこにあるのかは知らないけれど、言い方は悪いがやっと邪魔者たちが消えたと思っている私。

これから始まるであろうプルとアレクサンドロスの頭脳戦には期待している。

ただ、最近のアレクサンドロスが、以前とは違った意味合いでプルのことを認め始めているのがちょっと気がかりなんですけどね。


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