あらすじ
#11 ジレンマ
ダレイオスと取引を交わしていたのはなんとアヌスヤの兄のアンビ王。復讐に燃える兄にウンザリするアヌスヤ。
だけどバムニ王とお腹の子の命が脅かされ、2人を守るために兄上の言う通りにすると約束するのだったが・・・
#12 アヌスヤの復讐
バムニ王とアヌスヤの子の安産祈願の儀が始まる。
しかし、兄のアンビ王とダレイオスが結託していることをバムニ王に告げることもできず、バムニ王に復讐をするよう強いられているアヌスヤは・・・
#13 死が二人を分かつまで
アンビ王がアヌスヤに課したのはバムニ王の剃髪。バムニ王は他のものの手ではなくアヌスヤ自身にそれをやらせる。
しかしアンビ王の目的はそれだけではなく、とんでもない謀略が・・・
#14 逃走
リプダマン司令官と共にバムニ王の元へと駆けつけるアヌスヤ。
バムニ王の容体は峠を越えるも、シヴダット宰相の怒りは収まらず、アヌスヤとお腹の子を殺そうとする。
しかしリプダマン司令官が立ちはだかりアヌスヤを逃がすのだった。
#15 二人の戦士の誕生
森で追われながらも一人で出産を果たしたアヌスヤ。しかしシヴダット宰相に見つかってしまう。
一方、マケドニア国でもオリュンピアスがアレクサンドロスを出産する。
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ネタバレと感想
ダレイオスの姿を見た時から嫌な予感はしてたけど、やっぱりお前か、アンビ王!
それにしても器が小さすぎるんじゃない?
アヌスヤもお兄ちゃんのことわかってなかったね、シヴダット宰相に鼻飾りを渡すようなセコイ男やで。ダレイオスの姿をみたことはお兄ちゃんではなく、バムニ王に先に報告すべきやったね。
シヴダット宰相もアホやけど、アンビ王のほうが最悪や!ダレイオスの思うつぼ!
アヌスヤは自らの手でバムニ王の剃髪をしたけど、そこにはアンビ王の更なる野望が隠れてたしね。毒をナイフに仕込んで暗殺しようだなんて、卑怯すぎる!
で、結局最後は両軍の戦いへ。
アヌスヤのおかげでなんとか収まったけれど、アンビ王は本当にちゃんとわかってるんやろうか。アンビ王の罪はデカすぎる!
そしてせっかくバムニ王の元に戻ったアヌスヤだったけれど、そんな都合のいいことシヴダット宰相が許すわけないわな。
彼は単純ですぐに頭に血が上るアホやけど、弟でもあるバムニ王のことはほんまに大事なんやね、そこは偉いと思う。すごく弟のことを認めてる。
だからこその怒りなんだよね。
アヌスヤの味方はリプダマン司令官ただ一人。このリプダマン司令官は愛国心もあるし情にも厚そうでいい人なのに、味方してくれる兵はおらんのか!って思わずにはいられへんかったわ。
そして追手がすぐそこにいる状況で出産したアヌスヤだったけれど、ダレイオスのせいで見つかってしまう。ほんま悪い商人やで。
シヴダット宰相が見逃すはずもなく、滝の上というか、滝の上の川の真ん中で追い詰められたアヌスヤ。
足をすべらせ赤ん坊を手放してしまい、アレェ~~って感じで赤ん坊は真っ逆さまに川の底へと吸い込まれていくんだよね。
でもそこでリプダマン司令官が赤ん坊を引き上げるんだなぁ。
シヴダット宰相にお腹を突き刺されてたしてっきり死んだと思ってたけど生きてたよ~、良かったぁ。
でも安心したのもつかの間、滝の上で放心状態のアヌスヤは、どでかい岩を重りにされて、これまた滝の下へと放り出されてしまうんだなぁ。
一方、マケドニア国で誕生したアレクサンドロス。こっちはお祝いムード一色。
えらい格差やで。
やっと誕生した二人の戦士、この先はこの二人がドラマを引っ張っていくことになるんやろうね。でも二人が出会うのはまだだいぶ先かな?