あらすじ
#16 逃亡
川から産まれたばかりの王子を救い出し、インド安寧の夢を叶えるため、運命にたどり着くまでお供するすると誓うリプダマン。
一方、リプダマンの死体を持ってこいとサマル・シンに命じるシヴダット宰相。
そしてバムニ王が意識を取り戻すのだったが・・・
#17 窮余の策
王子と妻子を連れて逃げたリプダマン。しかしリプダマンを乗せた船をサマル・シンが追ってくる。そして王子を殺そうとするサマル・シン。
だけどその時、船は賊に襲われる。
襲ってきたのはダスユ族、サマル・シンを倒したリプダマンは、窮地に陥った、同行させて欲しいと頼む。
#18 盗賊ポロス
盗賊の国・ダスユ族の国へと逃れたリプダマンたち。息子が盗賊になることを嘆き不満を口にする妻に、ハスティはプルと運命を共にすると言い、プルの出自は明かさないと約束させる。
一方、シヴダット宰相はサマル・シンの妹のカディカをバムニ王の妃にするのだった。
#19 人々の守護者
積荷を奪うためペルシャの船に乗り込んだプル、ハスティ、スメルたちだったが、見つかってしまい戦闘に。そして船底には鎖で繋がれ檻に閉じ込められた奴隷の姿が!
一方、バムニ王とカディカの息子・カニシカ王子は、バムニ王とは違い・・・
#20 兄弟愛
奴隷を助けるためにペルシャ人の船を沈めたことで、任務を放棄したとみなされたプルは、素手で魚50匹を捕ってくるようにという罰を受ける。
一方、パウラヴァ国ではカニシカ王子が些細なことで臣下に罰をあたえるのだったが・・・
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ネタバレと感想
バムニ王が意識を取り戻したのは良かったけど、シヴダットは嘘ついたね、アヌスヤが王子を殺した!って。
酷い嘘やけど、バムニ王は信じちゃうし・・・
思わず、思い出して、アヌスヤの言葉を!って思っちゃった。安産祈願の儀式の前にアヌスヤは聞いてたやん、私のことを信じてくれる?って。
信じるって言ったんちゃうんかい!
アヌスヤが知らぬことだったとはいえ、殺されるとこやったし強くは言えないけどさぁ、弟のことをわかってないね。
そしてこのシヴダットが執念深いわ。そっとしておけばいいものをリプダマンを追わせるなんてさぁ、おかげでサマル・シンはリプダマンに首刎ねられてしまったで。
リプダマンもダスユ族と共に行くことにしたけど、妻は不満あるよね。なんでなん?ってね。ごもっともですわ。王子のことを守ろうとして、自分の息子はどうなるの?ってなるわな。
だけど最後はリプダマンに従った。王子の身分は決して誰にも明かさないって約束もした。リプダマンは妻に頭上がらんようになるかもね。
一方、バムニ王はダレイオスと接触して貿易することにしたよね。その影響で貧富の差も出始めてるみたい。
そして新しい妃としてカディカを迎え、シヴダット宰相の思惑通りってとこかな。
それから数年後、プルは青年になったけど、ダスユ族の王妃の息子のスメルはどうやらアホやな。リプダマンの息子のハスティもちょっと権力好きそうやしね。今のところどっちも悪人ってわけではなさそうだけどさ。どっちも実力が・・・
プルとは違うよね、ペルシャの船を襲ったとき、プルだけは奴隷を救おうとして船まで沈めてしまった。リプダマンってば立派にプルを育てたんやね、ただ実子のハスティは、う~ん(´・ω・)
ママが甘やかしすぎたかな?
それとプルがポロスとなったのは、まさかのペルシャ人の単なる聞き間違い(;・∀・)
まぁ、人生ってそんなもんよね。
そしてちょっと切ないのは、プルが母親の愛情を求めているところ。母親からしたら実子じゃないし、運命を狂わされたっていうのもあるしね。
そこでプルがとる行動は、ハスティに頼んで一芝居うつこと。それはプルがハスティとケンカしハスティに暴力を振るおうとすること。それを母親に見咎めさせてバツとして背中を打たれる。
背中を打たれてる間は母親の愛情を感じることができるんだって。
そんな愛情の得かたってある?
さすがにハスティもこの芝居はあんまり好きじゃなさそうみたいね。
一方、パウラヴァ国のカニシカ王子は自己愛の強い暴君みたい。王としての資質は、バムニ王には遠く及ばなさそうなバカ。ただ、ママのカディカは常識のある人みたいやったからそこは救いかな。
そしてプルがペルシャの船から救った奴隷たち。王妃はサジャン(リプダマン)に殺害命令を出してたよね。この先なんか一波乱ありそうなんだけど、どうなるんだろう?