あらすじ
#46 血縁
プルは隠れ家でアヌスヤに食事を自分の手から食べさせてあげる。そしてパウラヴァではスメルがカニシカ王子に捕まっていた。←もちろんダイヤは没収
一方、戦場ではフィリッポス王が負傷。それを見たアレクサンドロスは、敵を倒し王の命を救う。
#47 板挟み
マケドニアでは、勝利を収め帰還したアレクサンドロスだったが、フィリッポス王の命を救ったと知ったオリュンピアス王妃に、王を助けたことを責められる。
そしてダスユでは、とうとう小屋にいるアヌスヤをハスティが目撃する。
#48 無礼な提案
軍を配備したいというダレイオス王に、バムニはそんなことをしたら我が軍が士気を失ってしまうと断る。しかしダレイオス王は引き下がらない。
我が軍から学ぶことも多いのでは?と言い、ペルシャ軍は世界最強だと自慢。バムニ王に対し、失礼な言動をとりまくる。
#49 炎上する小屋
ラチはプルを慰め、プルが決して孤独ではないということを気付かせてあげる。
一方サジャン(リプダマン)もプルに真実を話そうと決意する。
そしてプルが女(アヌスヤ)を匿っていることを暴きたいハスティは、アヌスヤが眠る小屋に火をつけるのだったが・・・
#50 過去の記憶
アヌスヤとサジャン(リプダマン)の様子を怪しんだ王妃は、サジャンに知り合いかと問うが、サジャンは首を横に振る。
プルがアヌスヤの保護を求めるも、王妃はそれを認めず、捨ててくるようにと命じる。
そしてシヴダット宰相に拷問を受けていたスメルは、プルの情報を渡すのだった。
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ネタバレと感想
プルってばアヌスヤには滅茶苦茶優しいんだよね。ラチが野蛮なダスユとは思えないって言うと、「強き者だけが弱き者を助けることができる」って言うんだよ。
そしてカニシカ王子に捕まったバカ王子のスメルはさー、早速保身に走るんだよね、なんでもかんでもプルのせいってね。
ハスティといい、スメルといいダスユのアホな男どもめ(~_~メ)
一方、マケドニア国のアレクサンドロスは立派に王を助けたよね。王からは「私の息子だ、お前の父であることが誇らしい、王の資質がある、よき王になるぞ」という言葉、頂きました。
だけどオリュンピアス王妃は、アレクサンドロスが王を救ったことが気に入らないんだなぁ。
「王の命をお守りできぬ戦士は戦士の風上にも置けない」と反論するアレクサンドロスに、「親子でもないのに、必ず後悔する日が来る」と言うオリュンピアス王妃。
それに対しアレクサンドロスは「過去は悔やまない、未来も恐れない、今を信じる」そして「陛下を支え責務を果たす」って言うんだよ、めっちゃしっかりとしてる。
いろいろと王妃に吹き込まれて育ってきたとは思えない言動、確かに王の資質ありだわ。
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一方ダスユでは、とうとう小屋にアヌスヤとプルがいるのを目撃したハスティ。
パウラヴァでも、バムニ王に面会にきたダレイオス王が、民の安全を守るために、特定駐留軍用地をお認めいただきたいとバムニ王に迫る。
もちろん断るバムニ王、だけど失礼な言動が止まらないダレイオス。
そこでバムニ王は真っ向勝負ならお受けすると言い、わが軍が負けたら提案を受け入れるが、貴国が負けたら二度と言わないということで話がつく。
ダレイオスが失礼すぎるのと、してやったりの顔がマジでムカつく(# ゚Д゚)
一方で、バムニ王のところにスメルを連れて行こうとしていたカニシカ王子を止めることに成功したシヴダット宰相。バムニ王には知らせなくてよいとカニシカ王子を口止めし、スメルを牢で拷問する。
そしてダスユの居留地では、相変わらずプリタのプルに対する態度が酷い、それに輪をかけてハスティは最低や!
プルが女性(アヌスヤ)を匿ってるのを知ってて、パウラヴァで何があったかを知りたがって追及したり、骨折を理由にプリタに食べさせてもらったりと、ああ腹が立つ!
プルはとうとう居たたまれなくなって、一口もご飯を食べずに家を出て行ってしまったよ。
サジャン(リプダマン)、あんたの息子はほんまにちっちゃい男やで。プルの本性を暴くって息巻いてるけどハスティ自身のほうが問題大ありや。
そしてラチがいて本当によかった。
プルが何も食べていないことを見抜いて手でご飯をたべさせてあげるんだよね。プルが決して孤独ではないことをちゃんと証明するんだよなぁ。
サジャン(リプダマン)もやっとプルに真実を話す決意をしたようだけど、遅いねん。ちゃんとしっかりとハスティに教育してよね、王子に対しどうふるまうべきかを。
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そしてさぁ今からプルに真実を告げようとしてるときに、プルを呼ぶアヌスヤの叫び声が!
バカ息子のハスティが、プルの秘密を暴きたいがためにアヌスヤが眠ってるの知ってて小屋に火をつけたからね。
急いで小屋へと向かうと、そこはもう火の海。人が大勢集まり消火しようとするも火の勢いは止まらない。
そこでプルは小屋に飛び込みアヌスヤを救いだす。
アヌスヤの姿をみて驚くサジャン。
そしてサジャンの姿を見てリプ・・・ダマン、とつぶやくアヌスヤ。
相変わらずたどたどしいし、過去を思い出したわけでもなく正気でもない。でも思い出せるんじゃないだろうかと一瞬期待してしまう。
なのにリプダマン(サジャン)は知らないふりをしたんだよ!
立場はあるだろうけれども、果たしてそれは正解なの?今手を差し伸べなくていいの?まさに今でしょ!って私は思っただけに、正直ガッカリや!
プルは、想像もつかない複雑な事情があると理解したようだけれど、プルに甘え過ぎやと思うわ。
そしてムカつくのが、やっぱりハスティ。
アヌスヤの保護を王妃が退け、捨ててくるようにと言ったときの嬉しそうな顔。
ほんまに最低やな。放火と殺人未遂犯やで。テレビの前の茶の間の悪口一人占めちゃう?
一方パウラヴァで拷問を受けていたスメルは、プルはダスユではなく、よそから来たことを暴露。そしてプルを呼び出してやるとシヴダッド宰相に持ち掛ける。
だけどスメルのほうがハスティよりかはまだ随分とまし。許されへんけどね。
こうなったら早くアヌスヤが正気に戻ることを祈るしかないのかなぁ。そしてしつこいようだけれど、どうやって生き延びたんだ?
20年間どうしていたのよ。このままうやむやにしてしまうんやろうか?めっちゃ気になるんだけれど、どうしてくれよう(;・∀・)