あらすじ
#51 プルへの命令
リプとは誰なのか?女(アヌスヤ)を知っているのかとサジャン(リプダマン)に質問するプル。だけど面識などないと言うサジャン。
リプが何者でどこにいるかは女のみが知ると言われる。
#52 スメルからの救助要請
プルの元には「スメルを救いたくば一人でパウラヴァへ来い」と書かれた手紙が届く。そこでプルはアヌスヤを連れてパウラヴァへ行く決意をする。
#53 ペルシャの戦士
パウラヴァでは競技大会の準備が整い、戦士たちが闘技場へと入場する。ド派手なパフォーマンスをするペルシャ兵たち。
一方、アヌスヤを連れてパウラヴァへとやってきたプル。だけど港ではシヴダット宰相が包囲網を敷いてプルを待ち構えていたのだった。
#54 ハスティの企て
サジャン(リプダマン)は、プルをアヌスヤ王妃と2人にすべきではなかったとプリタに言い、マガダに向かったプルを追うことに。
一方マケドニアでは、アリダイオスとフィリナがアレクサンドロスの命を狙っていた。
#55 秘密の計略
パウラヴァではパウラヴァの兵士とペルシャの兵士が格闘試合がとうとう始まる。
一方マケドニアでは、アレクサンドロスがアリダイオスとフィリナの企みに気付き、2人の目論見は失敗に終わるのだった。
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ネタバレと感想
サジャン(リプダマン)はプルに自分がリプダマンだって言ってもいいんじゃない?って思うけどどうなの?
アヌスヤにはまだ告げる必要はないと思うけどさー。
サジャンが隠すから、プルだってアヌスヤに聞かざるおえないよね。もちろん何も思い出さないかったけど。疑念が膨らむばっかり。
そしてプルはラチに甘えっぱなし。
この人について知るべきだと感じる←それは正しい。
サジャンは否定していたが、2人は旧知だと思う。←それも正しい。
サジャンは早く教えてあげたらいいのに。
自分だってプリタにいつまで隠すつもり?って追及されるし、勇気が出なくて話せなかったっていうのは酷いわ。王妃の記憶が戻ったら話すっていうのは言い訳にしか聞こえへん。
プリタはハスティがダスユで終わることが許されへんのよね。
連れ帰った女がアヌスヤ妃でバムニ王との息子であることをプルに知って欲しいと思ってる。だけど、それを盗み聞きしてプルの出自を知ったのはハスティなんだな。
一方マケドニアでは、「意識の戻った王が譲位すると信じてるのか」と問うオリュンピアス王妃。それに対し「当然だ」とと答えるアレクサンドロス。
そして意外なことにオリュンピアス王妃は王の回復を願っていた。理由はあの男の本性を見せ、王の真意を理解させたいから←王が裏切ることを証明して自分が正しいと言いたいのね。
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そしてダスユではプルの元にスメルが捕まっていることを告げる手紙が届き、プルはアヌスヤを連れてパウラヴァへ行く決意をする。アヌスヤを家族と再会させるためにも。
ラチにはスメルと一緒に戻ると約束。
一方プルが王子と知って、俺の苦難は全てお前のせいだと怒りを募らせるハスティ←お前の出来が悪いだけやけどね
お前への憎悪が増した、俺の人生から排除する、今すぐバラしてやるとヤル気満々!←お前が排除されろ!
そしてまたしてもハスティがプルがパウラヴァへ行くことを盗み聞きし、パウラヴァの民の前でこのことをバラしてやると企てる。
そしてパウラヴァでは、格闘試合の準備が整い、ペルシャの兵に何か褒美をとバルシネ王女に促されたカニシカ王子は、指輪をペルシャ兵に送ろうとする。
しかし、国の名誉や尊厳は誰にも渡してはならぬとバムニ王に止められる。
カニシカ王子はただの友好試合と考えていたようだけど、バムニ王はこれは決闘だと話し、勝負に敗れた場合はそなたが戦場に立つ覚悟をせよと命ずる。
一方、アヌスヤを連れてパウラヴァへやってきたプルは、シヴダット宰相の包囲網を欺き、無事に入国に成功。
その頃、プルたちを捜すためにサジャンはマガダに行こうとしていた。
そこへハスティが現れ、自分もプルの出自の真実を知ったことを告げ、これまでのプルへの無礼を詫びる。
そして自分もプルを捜しに同道すると申し出る。
するとサジャンはプルに真実を告げてはならぬと約束させる。マガダは広い国だから二手に分かれて捜そうと提案するハスティ。←復讐に燃えてるだけやけどね
その頃パウラヴァでは、プルがアヌスヤに水を飲ませたりとかいがいしく世話をする。←いい加減、汚れた顔を拭いてあげてほしいんだけど、そこは拭かないんだな。
そして競技場では格闘試合が始まるんだけれど、ルールが結構ハードなんよね。
それぞれの戦士が対戦し、勝者に挑むものがいる限り競技は続行。挑戦者を全て倒したものが最終的な勝者となるらしいんだけれど、日没までに決着しない時は明朝に持ち越されるんだって。
アヌスヤを隠れ家へ置いて一人で町にでたプルは、闘技場での格闘試合のことを知る。
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一方マケドニアでは、アリダイオスとフィリナが、アレクサンドロスが入浴する浴槽に毒を入れさせていた。
だけど浴槽へと入ったアレクサンドロスはピンピンしてる。そこで毒を入れた部下がアレクサンドロスが去ったあとに湯を飲むと、毒にやられた。
アレクサンドロスは全部気付いていたのだ。
無事だったのは、生まれて以来、少量の毒を与えらえていたためで、この程度の毒でゼウスの子は死なぬと言って、そいつを浴槽へと落とす。←ゼウスの子って受けれたんやね
そして危篤の王が横たわる部屋でアレクサンドロスがアリダイオスを追及。
一人で私と戦えるかとアリダイオスに問い、決闘が始まる。アレクサンドロスは勝利するも、とどめは刺さなかった。
「ここでは作法に従い、陛下のみが裁きを下せる」って言ってね、公正な男やで。毒殺を選んだ卑怯者のアリダイオスとは大違い。
だんだんアレクサンドロスがカッコよく見えてきた!
それに引き替えハスティへの不快指数は上昇を続けっぱなし。サジャンは自分の息子の本性も見抜けへんねやろうか。
そしてプリタはどうなりたいんやろ?ただもう母親のフリをするのは嫌なだけ?プルが王子だということが明るみになったら、何か見返りを期待してるわけ?だったら態度を改めろ、って話よね。
正直ハスティは、裏切りが許せないバムニ王に罰せられたらいいのに、って私は思ってるんだけれど・・・
プルが王子の座に君臨するときがきたとしても、臣下には絶対に加えたくないな。