前シーズンのラスト
アヌスヤはとうとう記憶を取り戻すも、軟禁状態は続き、アヌスヤがバムニ王の命令で殺されたと思っているプルは復讐に燃える。
一方マケドニアでは、アレクサンドロスがオリュンピアス王妃を連れて、エペイロスの叔父のところへと向かうのだった。
あらすじ
#1 真実を明かす時
怒りに任せバムニ王を殺しに行こうとするプル。ラチは、今日行われるシヴァ神の祝祭の儀式で、王の非道を暴き民の敬意を失ってから殺せばいいとプルを説得。
その一部始終を遠くから見ていたダレイオスは、弓の名手を手配することに。生き残った方を弓で射て、その罪をダスユに擦り付ける計画を立てるのだった。
#2 パウラヴァで
ラチは船着き場でリプダマンと出会う。
一方、王宮ではシヴァ神の祝祭が始まりバムニ王が姿を見せる。目を覚ましたアヌスヤもそれを見ていた←捕らえられているとはいえ、ある意味すんごい特等席でね
そしてプルもバムニ王の前に姿を現し・・・
#3 果し合い
プルはバムニ王に決闘を申し込み、バムニ王もそれを受ける。
一方アヌスヤは、2人を戦わせないために牢から脱出を図ろうとする。
そしてリプダマンとラチも王宮に到着。リプダマンはアヌスヤ王妃が生きていると推理し、ラチと2人で救出に向かうのだった。
#4 アヌスヤの息子
兵に追い詰められていたアヌスヤの前に、リプダマンとラチが現れ援護する。
そしてプルがプルショータムであること、バムニ王がアヌスヤを殺したと思い込んでいることを告げる。
しかし果し合いを止めるために急ぐ3人の前に、シヴダット宰相が立ちはだかる。
#5 明かされた真実
アヌスヤの姿を見て焦るダレイオスは、モーセに止めろと命ずる。
しかし、プルがバムニ王にとどめを刺そうとしたその時、アヌスヤの制止する声が聞こえる。姿を見せたアヌスヤを見て驚くバムニ王。
そして3人が親子であるということが明るみになる。
ネタバレと感想
ラチの冷静な判断で、シヴァ神の祝祭の儀式で王の正体を暴き、民に知ってもらったうえで、バムニ王の息の根を止めると決意するプル。
その様子を遠くから見ていたダレイオスは計画を修正し、陰謀を巡らせる。弓の名手を手配し、生き残った方を射て、その罪はダスユに擦り付けると言うシナリオ。
一方、死んだと信じ込ませたアヌスヤは、気を失っていただけで、安全な場所へと運び込まれていた。これにはバルシネ王女もすっかりと騙されていた。
そしてプルは、ラチをダスユへ帰そうと港に連れて行く。危険にさらしお前を失いたくないと言って、ラチを説得。
涙を流して了承したラチは、務めを果たし帰って来てと言うと、神聖灰(?)をプルの額に塗り、私のプルは任務を放棄せぬと言って送り出す。
その後、母子に真実を告げるためにパウラヴァへとやってきたリプダマンと遭遇。
ラチから事情を聞いたリプダマンは、これは陰謀だと見抜き、「機は熟した、真実を明るみにさらす」と呟くと、ラチに一緒に来るようにと言う。←真実は熟れ過ぎて落ちかかっとるけどね
そして王宮ではシヴァ神の祝祭が始まり、そこへプルが登場!
民が神と崇めるあの国王は魔王で、アヌスヤ王妃を殺したのは王だと言及。
にんまりするダレイオス( *´艸`)
俺の殺害を命じて欲しいというプルに、パウラヴァ国王に無実の罪をなすりつけたと怒りを露わにするバムニ王。「そなたの抵抗は国への謀反だ、謀反人に対し国が与える罰は一つ、死だ」と宣告する。
そしてシヴダット宰相も到着する。
プルはバムニ王に決闘を申し込み、それを受けて立つバムニ王。
だけどアヌスヤとの古傷をえぐられ哀しそうな顔をしたんだよなぁ。
バムニ王は決着するまで誰も手出しは許さぬと命令。そして決着するのはどちらかが死ぬときだとプルに告げる。
そしてとうとう2人の戦いが始まり、リプダマンとラチもその場へ到着。リプダマンはアヌスヤはまだ生きていると推理し、ラチと一緒に救出に向かう。
その頃アヌスヤは、二人を戦わせないために脱出をはかろうとしていた。部屋に火を放ち、見張りにドアを開けさせることに成功。剣を手にとり見張りを倒す。
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一方、ダレイオスのところへ行きアヌスヤのことを聞くシヴダット宰相。ダレイオスがアヌスヤがいるはずの部屋を指さすとそこからは火の手が・・・
そして逃げるアヌスヤの前には続々と兵が集結。そこへリプダマンとラチが救出に現れる。
そこでプルが、バムニ王が王妃を殺害したと思い込んでいること、プルがプルショータムであることをアヌスヤに告げ、川に流された王子を私が救ったと話す。←それは知ってる!知りたいのはアヌスヤが助かった経緯なんだけど。そして早く2人を止めに行って欲しい!
のんびり話なんてしてるから来ちゃったじゃないか、シヴダット宰相が!
そこでアヌスヤが、バムニ王があなたの真実を耳にすると言うと、「弟に真実を告げるだと、一体どこで生き永らえていた」と言うシヴダット宰相←ソレ、ソレ、ソレ!私もそれがめっちゃ知りたいねん、どうやって生きてたの?
だけど残念ながらその話の追及はなく、リプダマンはラチにアヌスヤをお守りするようにと言い、2人を先へと急がせる。
その頃、プルとバムニ王の戦いもいよいよクライマックス。
プルがバムニ王を追い詰める。「あなたが惨殺されるその時、あなたは罪を認める」とプルが言うと、「我が民は王の私をよく知っている、民に開示する罪はない」ってバムニ王は言うんだなぁ。←確かに王にはないけれど、他の者にはあるんやで
そしてプルがバムニ王にとどめを刺そうとしたその時、アヌスヤの制止する声が聞こえるんだなぁ。
アヌスヤを見て驚くバムニ王。
アヌスヤに駆け寄るプル。
記憶が戻ったというアヌスヤ。
でもアヌスヤが肝心なこと言わへんから、プルはあなたには死刑がふさわしいって言ってバムニ王に剣を向けようとするんだよ。
そこで初めて、「陛下はあなたの父上です」ってようやく言ったね。そして自分が母親だと。互いに涙を流し、抱き合う2人。
長い道のりやったで。
その陰でダレイオスの計画は失敗に終わり、泣く泣く射手を撤収。←ざまぁみろ!
プルとの再会とのあとはバムニ王との再会、二人も固く抱き合う。
そして「何が起きたのだ?どこにいた?」と聞くバムニ王。←もっと言って
視線をシヴダット宰相に移すと目を逸らすシヴダット宰相。←まるでいたずらがバレた忠犬、激しく動揺してますやん。
バムニ王は、議事堂に来るようにとシヴダット宰相に命ずる。
一方、プルと再会したラチは、とてもうれしいとプルの身に起きたことを喜び、プルも感謝の言葉を伝える。
そしてサジャンが来ていること、この国の司令官のリプダマンだったことを告げる。
プルは、サジャンがいなければバムニ王を殺すところだったと言い、献身的な態度に感謝、今の俺があるのは父上のおかげで、バムニ王は実の父だが、俺の命を救ったのは父上だと話す。
そして父上を捜そうと言うと、ラチはお前は議事堂で21年前に起きた真実を知るべきだと言い、叔父さんは自分が捜すと言う。
一方、議事堂ではシヴダット宰相に対する追及が始まるのだった。
リプダマンが無事かどうかがちょっと気になるとこやけど、ここまで来る道のりが本当に長かった。
プルはすぐにアヌスヤのことを無力な女性って言うけど、その意見には異議ありやわ。だって無力な女性がどうやって無事に生き延びたというのよ、21年ものあいだ。
図太くないと無理やで。そして実際にしぶとかったしね。
それでこれからどうなるの?バムニ王にはカディカ王妃がいるし、カニシカ王子もいる。
アヌスヤにはインド統一という夢がある。ペルシャ人を追い出したいだろうし、プルも生きてた。おとなしくする理由がないよね。
シヴダット宰相の処遇も気になる。
もしもいなくなるとなったらなんか物足りんようになるで。あの顔芸とオーバーアクション。置物にしたら魔除けになりそうなお人や。
シヴダット宰相の代わりはいないし、逆に味方やったら心強い。
バムニ王は身内に対して甘すぎたね、そこが悔やまれるなぁ。