あらすじ
#51 遺恨
カニシカとバルシネの婚礼は、導師の予言した来週に決まる。
そしてタクシラでは、アンビ王から協力を得たいプルが、ジェーラム川の渡河を可能にすると宣言する。
#52 それぞれの目的へ
ジェーラム川に橋を渡そうと奮闘するプル。
一方マケドニアでは、アレクサンドロスが自分の考えをオリュンピアス王妃に話すのだったが・・・
#53 疑惑
インドでは大竜巻が起き、プルは竜巻に飲み込まれそうなアンビ王のことを救う。
一方マケドニアでは、遠征に出ようとするアレクサンドロスに、オリュンピアス王妃はあることを約束させる。
#54 嵐の後
大量に運び込まれる樽に不信感を持ったアヌスヤは、ファルスに命じ樽を開けさせる。
一方ラチは、アンビ王子を連れてパウラヴァを目指す。
そしてプルもジェーラム川の渡河を成功させる。
#55 ペルシャの拠点
ダレイオスの拠点へとやってきたプルたち。
しかしそこには財宝も何もなかった。
そこで婚礼の場所へ急ごうと言うプルに、アンビ王はある人物を招いていると告げるのだった。
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ネタバレと感想
バムニ王は導師に従い婚礼は来週行うと告げる。→満足そうなダレイオス
タクシラではクマを倒したプルが、王子を捕虜にしたと告げ、約束通り国軍を貸して欲しいとアンビ王に迫る。
提案に応じれば王子は無事に返すと約束。
するとアンビ王は、長年遺恨を抱えながらも互いに敵国に攻め入っていないのは、ジェーラム川の存在があるからだと明かす。
広大な川を武器や馬を持っての進軍は不可能だと。
そこでプルは渡河することを可能にすると提案し、出来なかったときは王子を無事に返すと約束する。
アンビ王は大勢の兵たちを前にしてプルを紹介。
この者がジェーラム川の渡河を可能にする、パウラヴァに破滅をもたらせとスピーチ。
不安そうな表情を見せる王妃に、王子の無事を約束するプル。
パウラヴァでは、国を出ようとしていたハスティとプリタの前にアヌスヤが現れ、リプダマンを殺したのはシヴダットではなく、ダレイオスだと告げる。
この国を去る前に父上の死の真相を見極めるべきだと言うアヌスヤ。
しかしプリタは、一刻も早く国を去ろうとハスティの手を引く。
そしてラチの元にはプルから伝令が届く。
プルの願いがわからないというアンビ王子に、異邦人を追い払い、インド統一だと話すラチ。→アンビ王子はラチのこと好きになってきてる(ღˇᴗˇ)。o???
その頃プルは、ジェーラム川に橋を渡そうと奮闘していた。
しかし一度目は失敗。→コントのように川に落ちる兵たち
だが、プルは必ずやり遂げると言い、アンビ王から1日だけ猶予をもらう。
ペルシャの拠点では、ダレイオスが樽の中に兵を隠していた。
そこへハスティが現れる。
実はハスティ、何の得にもならないというプリタを振り切り、父上殺害の真相が分かるまで去らないと言ってパウラヴァに残っていたのだ。
問題は損得ではなく、呵責の念。
もしダレイオスが黒幕なら、報いを受けさせると話していた。
そしてダレイオスに対して、最強の王に仕えたい、役に立つと言って取り入り、その許可を得る。
樽の中に隠れている精鋭たちを無事にパウラヴァへと送り届けるようにと命じられたハスティ。
ダレイオスは、婚礼の夜はパウラヴァ王家にとって最後の夜となり、朝は訪れぬと告げる。
そして婚礼の初日だというのに、インドは突然の大竜巻に見舞われる。
不吉だと口にするアヌスヤ。
そんな中、カニシカから、プルがアンビ王子と共にタクシラへと向かったという情報がもたらされる。
信じがたい裏切りだと口にするバムニ王。
プルこそ凶兆の兆し、婚礼は予定通り執り行う、宴を再会せよと命じる。
一方プルは、兵たちが竜巻に飲み込まれる中、アンビ王の手を取りを助ける。
なぜ私を救ったのだ、真の目的は何だ?と尋ねるアンビ王。
パウラヴァではなくペルシャをインドから駆逐したいと明かすプル。
一方マケドニアでは、アレクサンドロスが地図を見つめていた。
最終目的地はインド・黄金の鳥だとハッキリと告げるアレクサンドロス。
心配するオリュンピアス王妃をよそに、強気な態度で、インドで宿敵と出会うと話す。
そして、気持ちはわかるが己の行く末も見えぬ者に私の運命など予言させないと言う。
すると巫女は伝え手に過ぎない、人生は運命が決めるものだという王妃。
しかし、全てを左右するのは計画だというアレクサンドロス。
私を阻む者(ゼウスの息子)に会えるならぜひ会いたい。
今や目的は、インド掌握ではなく、私と対峙する力、運命に授かった者を平伏させることだと告げる。
アレクサンドロスを心配するオリュンピアス王妃は、毎日手紙を書くようにと約束させる。
もし手紙が届かぬ日があれば戦があろうと拒まれようと参上すると言う。←なんてかわいいことを言うんだ
するとアレクサンドロスは、母上は私の命です、アレクサンドロスの名と共に母上の名も記憶されると話す。
でも王妃はそんなことより、1日でも早く戻ることを祈っていると言って二人は抱擁する。
そして自ら運命を刻みなさいと言ってアレクサンドロスを送り出す。
一方パウラヴァでは、続々と樽が王宮内へ運び込まれていた。
樽の数が多いことを不審に思ったアヌスヤは、樽の中身を改めるとファルスに迫る。
その様子を少し離れた場所から見ているダレイオス。
そしてファルスが樽を開けると中身は豪華な貴金属だった。
あんまり納得してなさそうなアヌスヤ。
その頃プルは、小舟を利用して橋を完成させると言って、アンビ王を納得させる。
明日、ダレイオスが謀略を果たす前にパウラヴァへ行き阻止すると言う。
そしてダレイオスはというと、たくさんの樽を前に、パウラヴァの王族は誰一人として生きてはおらぬと言って満足そうな笑みを浮かべる。
ダスユではラチがアンビ王子を連れてパウラヴァへと出立しようとしていた。
そこへダスユ王妃が現れる。
止めはしないと言う。
しかし警告を与える。
その頃プルは、アンビ王や兵たちと共に、無事にジェーラム川を越えていた。
21年前、シヴダットに攻撃されアヌスヤがバムニ王の求婚を受け入れていた時のことを思い出すアンビ王←全部パウラヴァの作戦やったなぁ。
プルは、双方が代償を払ったと言い、この戦いの後に和睦を望むと話す。
約束はしないアンビ王
そしてダレイオスの拠点へと乗り込んだプルたちだったが、そこには少しの兵しかおらず何も残っていなかった。
もぬけの殻となっていたダレイオスの拠点を見て、一刻も早く婚礼の場所へと言うプル。
しかしアンビ王は王子の無事を確かめるまでここを動かないという。
そこへアンビ王子を連れたラチが到着する。
すると今度はある人物を招いたというアンビ王。
姿を見せたのはなんとダレイオスだった(゚Д゚;)
その上、ラチがモーセに人質に取られてしまう。
続々と姿を現すペルシャ兵。
一方、王宮では婚礼の日を迎え、お祝いムード一色に包まれていた。
しかしダレイオスの姿がない。
不審に思うアヌスヤ。
アンビ王とダレイオスは長年の友だった。
不可能だと思われていた渡河もお前が可能にした。
私はアンビ王と手を組みパウラヴァを滅亡させるというダレイオス。
今日の婚礼がパウラヴァ最後の祝宴となり、これより先パウラヴァは弔いの日が続くという。
そしてお前に出会ってからどうやって殺そうかと考えてきたと続ける。
最初は襲いくる兵たちを次々と倒していたプルだったが、人質に取られていたラチの解放を要求し、俺が身代わりになるという。
この戦においてお前に勝ち目はないというダレイオス。
感傷的なところがインド人の弱点だと言い、プルを棒で打つのだった。
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なんか面白くなってきた、って思ってたら、予告編がそれを台無しに(T_T)
プルが助かるって言うのはわかってたよ、うんうん。
でもね、ラチは???
もしかしての可能性が私の中ではなくはなかったから、もうちょっと悶々とさせて欲しかった。
この先バムニ王たちが死ぬことはわかってるしね。
でないとプルが王になれないもんねぇ。
ダレイオスも甘いなぁ。
そしてアンビ王よ、21年前と変わってないね。
おかげで面白かったよ、このままプルの作戦通りだったら退屈になるところだった。
だって私はプル贔屓ではないんだもの。
でも、ダレイオスはインドを掌握するつもりだから、パウラヴァを倒したら今度はタクシラが邪魔よねぇ。
アンビ王もその辺はわかっているのかな?
そして動向が怪しいっていう点ではハスティも外せない。
あんなにプルへの復讐に燃えていたのに、今はリプダマンの死の真相を探って危険を顧みずにダレイオスに接近してる。
真実を知ったとしても復讐は遂げることが出来ないだろうから、となると行く末は暗いわなぁ。
あんなにハスティにイラついていたのが遠い昔のようだわ。
そしてダレイオスが忙しく暗躍しているというのに、バムニ王ってばゆるキャラみたいになってますやん。
時々佇まいがおじいちゃんみたいに見える時がある。
あれじゃあちょっと頼れないよね、アヌスヤの衣装を腕のところでクルンってする動きもどうだ!って感じになるわなぁ。
でも来週こそはイヤでもダレイオスの企みにやっとバムニ王も気付くのね。
だってそこまでもう攻めてきてるもんねぇ、そんなことはないと思うけど、もし何も起こらなかったらガッカリ。
実はシヴダットの復活にも期待してる。
一方のマケドニアでは、強気のアレクサンドロスと、息子を心配するあまり弱気になっているオリュンピアス王妃。
巫女の嫌な予言以来、オリュンピアス王妃が可愛すぎる(*´ω`)
そしてアレクサンドロスは遠征へと出かけたけれど、ダレイオスはどう絡んでくるのかな?
たぶんまだまだ先だとは思うけれど、その辺も楽しみの一つになりそう。