あらすじネタバレ
今回はジェームズが殺害された日のトミーの動向が明らかになります。
母親の家で、取り返しがつかないことをした、NYにはいられないからLAに行こうと思っていると話すトミー。
そこで、ジェームズが副知事候補に内定の報道を目にする。
トミーは組織は潰されラキーシャは殺されたと言うが、母親はジェームズは味方だと言って肩を持つ。
しかし、今からゴーストを殺すと言って出て行くトミー。
一方、エリサ・マリー(←プロクターの娘)はドローレスおばさんの家で世話になっていた。
ベニーから連絡がないことを心配するエリサ・マリー。
そこへヴィンセントがやってきて、もしドローレスさえよければ玄関に護衛を置くと提案。
どうやらカルロ・シヴェロとは争いたくないらしい。←エリサ・マリーの大おじ
そしてエリサ・マリーは、プロクターが残したデータを聞いていた。
それはトミーがゴーストと一緒にロボスを殺したと自白する内容と、ルイスを殺した時の音声だった。
それをドローレスに聞かれる。
パパが保険だと言って死ぬ直前にくれたというエリサ・マリー。
声の主はトミーでパパを殺したのは彼かもと話す。
そしてトミーの声かどうか確認するため、ドローレスと一緒にカフェでタリクと会うことに。
声に聞き覚えはなく、ゴーストもトミーも知らないと白を切るタリク。
しかしドローレスは、私はあなたがトミーとグルでジョー(←プロクター)殺しの共犯だと思ってると告げる。←その通り
タリクはトミーを呼び出し、ロボス殺しを認めた音声があることと、エリサ・マリーのおばさんにグルだと思われていることを話す。
トミーはその後、ロドリゲスに呼び止められラキーシャの所持品を返してもらう。
そして所持品の中にターシャのアクセサリーが入っていることに気付きターシャのところへ。
ラキーシャを殺したなと追及。
ターシャに銃を向けるが、結局撃つことはできず部屋を後にする。
そしてジェームズと会うトミー←10話で何者かに襲撃されたときの場面
銃撃を受け建物に入ったトミーは一人を射殺。
弾切れになり車で逃走する。
その後、エリサ・マリーの家へ行き護衛を始末すると、PCと共にエリサ・マリーを連れ去る。←ドローレスは録音をカルロに聞かせるため留守だった
トミーの話からタリクがトミーと知り合いだったと気付くエリサ・マリー。
PCにしか録音はないのかと聞くトミーに、おばさんがコピーを大おじのカルロに聞かせてることを話す。
アパートにエリサ・マリーを連れ帰り、留守のあいだ見張るようにと母親を呼び出し面倒を見させる。
家に戻ったドローレスは、エリサ・マリーが連れ去られたため、ヴィンセントを責めていた。
そこにはカルロの姿も。
そこへトミーから録音のコピーとエリサ・マリーの交換を持ち掛ける電話が。
誘拐犯はトミーだというヴィンセント。
カルロは、お前がトミーを連れて来いと命令する。
一方、アパートに戻ったトミー。
そこへパズがやって来る←ジェームズを殺してと言いに来た前回の場面
そこでトミーが口を滑らせゴーストと言ったことから、エリサ・マリーはゴーストの正体はジェームズだと知る。
そしてエリサ・マリーを連れて出て行くトミー。
車中で私のパパを殺した?と聞くエリサ・マリーに、お前の父親が何をしていたか知っているか?と逆に質問。
するとパパの正体は知っていた、ママが死んだ理由を話してるのを聞いたと言う。
そして愛する人はみんな死んだ、この世界で私は独りぼっちだと言うエリサ・マリー。
そこへツービットから電話がかかってくる。←11話でドレが密告者だと言ってる場面
そこで自分が間違っていたことに気付いたトミーは、兄弟を助けないとと言って車を走らせる。
エリサ・マリーに、お前は独りじゃない、心配してくれる人がいると言って彼女を解放。
そしてタリクと会ったトミーは、ラキーシャを殺した件も、組織を潰した件もゴーストではなく俺が間違っていたと言い、ドレがゴーストを襲うはずだから俺と一緒にきてドレに罠を仕掛けようと言う。
しかしタリクは拒否。
ゴーストを殺せばいいと言って帰って行く。
トミーが車を走らせていると、手下を連れたヴィンセントに取り囲まれる。
銃撃戦になり皆殺しにするトミー。
そしてクラブの前で車に乗っているドレを見かける。
店の中に入ると、撃たれて落下したジェームズが倒れていた。
上を見上げたトミーは怒りの形相に!←誰がいたの?
しかし見逃せというジェームズ。
トミーの俺を置いていくなという言葉もむなしくジェームズは息絶えてしまう。
翌日、母親の家を訪れたトミーに、なぜ殺したの?と言ってトミーを責める母親。
ジェームズのお金があるしあなたは用なしよと酷い言葉を投げつけ、ジェームズがあなたに残したものだと言って封筒を渡す。
倉庫に行くと、ジェームズにハチの巣にされたマスタングが綺麗に修理されていた。
そこへツービットから電話が。←11話でポンチョ殺しを密告したのがスパンキーだと言ってた場面
ドレは始末したというツービットに、お前とはチャラだと言うトミー。
そして通りを歩いていたスパンキーを射殺。
その後、エリサ・マリーのところへ行きPCに録音はなかったとトミーが言うと、USBを渡すエリサ・マリー。
それを踏みつけて壊すトミー。
パパを殺したでしょと言われ、誰が犯人かなんてどうだっていい、だが俺を捜したくなったらその時は好きにしろと言う。
すると、ロケットペンダントに入れていたデータチップを取り出し、これで全部だと言って渡すエリサ・マリー。
トミーはそれを食べ、また会おうと言って去って行く。
そしてラジオでは、ジェームズの後任にテイト議員の名が挙がっていると報道されていた。
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感想 ~エリサ・マリーは何想う?~
ジェームズはズルい!
トミーにピカピカに修理したマスタングを遺すなんて。
だってそこには愛がある。
自分がトミーを殺そうとしてハチの巣にしたのにそれをちゃんとピカピカにしておくなんて。
結局ジェームズがいちばん大事にしていたのは、アンジェラとトミーってことになるのかなぁ。
タリクは息子だけれど、息子でも越えられない絆が2人に対してはあったんじゃないかと思う。
ジェームズとトミーの関係もちょっと父子っぽかった。
結局は許し合う2人。
やっぱり兄弟だったんだなぁ。
そしてジェームズの最期、トミーが見上げた視線の先にいたのは、やっぱりタリクだったんだろうか?
ならばジェームズが見逃せと言ったのも、撃たれたときの表情も納得できる。
ジェームズは自己中で最低だったけれど、タリクはその上をいくくらい嫌いだ。
自分一人の力では何もできないくせに、自分の権利ばかりを主張。
もしジェームズを殺したのがタリクだったとしたら、初めて自分で始末をつけたことになるね。
一方、トミーとエリサ・マリーのやり取りもなかなか面白かった。
どこか子供っぽいトミーと大人になる途中のエリサ・マリー。
エリサ・マリーは、大人たちの事情をどこか理解しているようでもあり、理解しようとしているようにも見えた。
エリサ・マリーに接するトミーは、プロクターを殺したのは自分だとは言わなかったけれど、殺していないとウソはつかなかった。
エリサ・マリーがトミーにデータを渡した真意はわからない。
許したのか、それとも司法に委ねるのはイヤでいつか自分が復讐するつもりなのか?
とにかく、トミーがエリサ・マリーを殺さなくて本当によかった。
今回見ていて思ったのは、トミーの怒りってトミーの中に残された純粋な部分に起因していたような気がする。
いつだってそうで、だから後先考えてない。
思い返すと、確かにジェームズはいつだってトミーを守ろうとしてたなぁ。
ただ一度、アンジェラを殺した時だけは本気でトミーを殺しに行った。
まさかトミーがジェームズを看取ることになるとはね。
最後、ジェームズが遺してくれたマスタングを走らせていたけれど、あのままLAに向かったのかしら?
残すところあと2話、どんな結末が待ってるんだろう(。´・ω・)?