夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

青春ブロッサム ネタバレ感想

ご紹介するのは、韓国ドラマ「青春ブロッサム」

話数:全16話

個人的お気に入り度:★★★★☆


コチラは人気ウェブ漫画を実写化した作品。

ソヨン高校を舞台に、現在と6年前のそれぞれの高校生活の模様が描かれています。


母校であるソヨン高校に教育実習に来た、6年前に生徒だったソマンを演じるのはソ・ジュヨン。

そしてソマンの初恋相手、ハミンをソ・ジフンが演じています。

それでは、かんたんなあらすじと感想です。

  出典元:https://www.hulu.jp

あらすじ(ネタバレなし)

母校であるソヨン高校に教育実習で訪れたソマン(ソ・ジュヨン)

そこで6年前に亡くなった(自殺)初恋相手、ハミン(ソ・ジフン)にそっくりな男子生徒、ジェミンと出会います。

ハミンの死に対して悔いが残っていたソマンは、ジェミン(キム・ミンギュ)がハミンの弟だと知ると自分がハミンの友達だったことを告げ絵のモデルになってくれないかと提案。


一方、現在ソヨン高校に通う女生徒、ユン・ボミ(カン・ヘウォン)は、ジェミンのことが好きだったのですが、親友のカン・ソニ(オ・ユジン)もジェミンのことを好きだと知ると、自分が好きなのはジニョン(ユン・ヒョンス)だとウソをつき、そのウソがきっかけで思いがけない展開へ・・・

感想(後半ネタバレあり)

ネタバレなし

日常生活に日々起きている小さな変化を感じさせてくれる作品。

それは心地いい時もあればそうでない時もあり、考えもしなかった方向に向かうこともあるんだよね。

相手を理解するのは難しすぎて、自分を欺くことは苦しくて。

そんなもどかしい高校生活が、時にはシリアスに時にはコミカルに刻まれてるなぁと感じました。


そしてこのドラマでは、現在のソヨン高校とソマンが過ごした6年前のソヨン高校が描かれてるんだけれど、その挿入の仕方が本当に自然なんだよね。

ソマンがなぜハミンと接点を持ちどのように距離を縮めていったのか。

その様子をとても瑞々しく微笑ましく感じられるのは、ソマンを演じたソ・ジュヨンちゃんの内から滲み出る可愛らしさのおかげかな。

少し掠れたハスキーボイスもカワイイ。

ハミンを演じたソ・ジフンも、優等生の顔と隠された本音、その危うさが見ていてちょっぴり切ない気持ちにさせてくれます。


一方、現在高校生活を送っているボミやソニ、ジェミンやジュニョンもなかなかうまくいかなくて、その不器用な様子がなんともかわいくて(* ´艸`)

まさしく青春真っ最中!

ボミに関しては、観て頂けるとわかってくださる方もいらっしゃると思うのですが、途中、どうするどうするどうする?って、その選択の行方に私はちょっぴり惑わされてしまいましたwww

ネタバレあり

6年前

現在、ソヨン高校に教育実習に来ているソマンですが6年前はここの生徒だったんですよね。

その頃のソマンはというと、友人もおらず昼休みは一人で美術室で好きな絵を描いて過ごす日々。

美術室はソマンにとってはアジト。

でもある日偶然、ハミンが入ってきちゃうんですよ、誰もいないと思って。

成績優秀、クラスの人気者で教師からの信頼も厚い優等生、それがハミンだと思っていたのですが・・・


美術室に入ってきたハミンは「迷惑なやつらだ」と一人でみんなの悪口(*`艸´)

それを聞いてしまったソマンは隠れておこうとしたのですが見つかってしまい、悪口を言ってるのを言いふらしたら美術室を使えなくしてやるとソフトに脅されちゃうんですよね(ll゚Д゚)

それ以来、ハミンも人目を避けられる美術室に来るようになるんだけれど、「外では僕に関わるな」と言い、ソマンと話すのは美術室でのみ。


そして美術室でのハミンはというと超毒舌(´∀`)

悪口聞かれたし猫を被ってもしかたないもんね。

みんなの要望に応えるのは世渡りの一環で友達なんていないと言ってのけちゃうんだよなぁ。

でも医大を目指して勉強を頑張るのは弟のジェミンの為だと言い、その頃はまだその意味をソマンは知る由もなく。


やがて距離を縮めた2人は学校の外でも会うようになり、ハミンは親に内緒でソマンが通うアトリエにも通い絵を描くようになるんだけれど・・・

当然ながら母親にバレちゃうんですよね←これが教育ママなんですよ(# ゚Д゚)

ハミンが勉強を頑張っていたのは、母親が弟のジェミンに勉強を押し付けることなく自由に過ごさせてあげたいからでした。


そしてある事件が!

「君なしでは耐えられない」と言って美術室でソマンを抱きしめたハミン。

それを常日頃からハミンを妬んでいた男子生徒が目撃し美術室で不適切行為だと教師に密告!

ハミンはソマンに変なウワサが立たないよう守るためにそれを否定し、しばらく会わないことにする2人。

その夜、LINEでメッセージをやり取りしていた2人でしたが、親に呼ばれたソマンはハミンからの最後のメッセージを見ることができず←ハミンが削除していたから

そのことをずっと後悔していました。


そして1年後、久しぶりに言葉を交わす2人だったのですが、本音をぶつけるソマンに対し、ハミンは全てを自分一人で抱え込んだまま素っ気ない態度。

そんなハミンにキツイ言葉を言ってしまうソマン。

本心じゃないのにね。

でも結局、それがソマンがハミンと言葉を交わした最後になっちゃうんだよね。


その後、2人が会うことはなくハミンは雨の日に自殺。

ソマンは6年経った今でもハミンに寄り添えなかったことに悔いを残していました。

現在

現在のソヨン高校では、ジェミンがボミに告白し美男美女のカップル誕生かと思われたのですが・・・←ボミもジェミンに好意あり(〃艸〃)

しかし親友のソニがジェミンを好きだと知ったボミは咄嗟に自分が好きなのはジニョンだとウソをついてしまう。

そしてジニョンも友人たちと偶然その会話を聞いてしまったことから、なんだかおかしな方向に(*`艸´)

ボミがジニョンを好きだということを全く信じないソニ。

ボミが自分を好きなわけないと思い、ちょっとした意地悪心が芽生えるジニョン。

全く信じないソニを信用させるためだと言って、3か月間恋人のフリをすることをボミに提案するんですよ。

なんでもハッキリと言ってしまうジニョンからしたら、なんでも気遣って譲ってしまうボミは見ていてイライラしたのかも!?

ちなみにジニョンのあだ名は「悪口ファイター」

そんなあだ名が付くくらいハッキリと物を言っちゃうんだよね(*`艸´)

それから偽装恋人生活がスタート。

当然ながら2人の心境も徐々に変化が(〃艸〃)

ハミンの日記と最期の日

6年前に自殺したハミンは日記をつけていました。

最後に書かれていた文言は、ソマンについて書かれた「君に出会わなければ僕はこのまま生きられたのに」

その言葉のせいでジェミンはソマンのことを恨む気持ちがあったんだけれど、ソマンと接するうちにそれは間違いだと気付くんですよね。

そして不意にハミンが自殺した日の記憶がよみがえるのですが、それはジェミンが自分のことを責めてしまうようなツラい記憶でもあったんです。


一方、ソマンは自分が今この場所にいることの意味を考えていました。

記憶がよみがえり、兄の自殺は自分のせいではないのかと傷付いているジェミンに寄り添い、ツラいこと、楽しかったこと、後悔、そのすべてを分かち合うことで一歩前へと踏み出す2人。

ハミンには寄り添ってあげることが出来なかったけれど、ジェミンの力になることで今ここにいる意味を見出したんですね。

最後に

ソマンに出会う前のハミンはいつも完全武装だったと思う。

周囲が望む自分を演じ、そこから出る気は一切なかった。

けれどソマンと出会い別の世界の居心地に良さに気付いてしまったんでしょうね。

だから「君なしでは耐えられない」って言葉を口にしたんだろうし、「君に出会わなければ僕はこのまま生きられたのに」って言葉が日記帳の最後に記されたのだと思う。

夏も雨の日も好きではなかったハミン。

けれど雨の日が好きなソマンのおかげで雨の日が嫌いではなくなった。


一方、ボミも好きではなかった飲み物を、ジニョンが好きだったおかげで気付けば飲むようになってました。

好きになる理由、それは好きな人が好きだから。

高校生っぽくていいですね(〃艸〃)


そして優しさって難しい。

それが本当に優しさなのか、遠慮しただけなのか、勇気がなかっただけなのか、踏み込むことが怖かったのか?

でも大抵、迷って行動しなかったときに残るのは後悔なんですよね。


相手を傷つけたくないという優しさが必ずしも相手が望んでいるものとは限らないし、それどころか逆に傷つけてることもある。

相手の本当の気持ちを知りたければ、自分も正直にならないといけないし、それにはとんでもなく勇気も必要だし。

第三者のおせっかいがありがたいこともある。


6年前のハミンを見ていると好意を受け入れることの難しさも感じましたね。

そしてやっぱり日記帳の最後に結ばれた言葉「君に出会わなければ僕はこのまま生きられたのに」

この言葉からは、まだ若くて青臭い高校生なんだなぁという響きが感じられ、いちばん印象に残りました。


それにしても、ハミンを演じたソ・ジフン、いつ見ても大型犬っぽくてかわいいなぁ(*´Д`)

主な出演者

  • イ・ハミン:ソ・ジフン
  • ハン・ソマン:ソ・ジュヨン
  • イ・ジェミン:キム・ミンギュ
  • ユン・ボミ:カン・ヘウォン
  • チェ・ジニョン:ユン・ヒョンス
  • カン・ソニ:オ・ユジン