あらすじネタバレ
アトランティック・シティで原因不明の停電が起きた記事を見つけたディーンは、カジノ好きのアマラの仕業だとこじつけ、サムと一緒にアマラを捜しに向かうことに。
一方、キャスとジャックは、コミュニティ団体(宗教団体)でボランティアをしていた少年・コナーが殺害された事件を調べに行く。
保安官によると、被害者の体にはウソつきと刻まれ、かなり残忍な手口で殺されていたという。
悪魔の仕業ではないかと疑った2人は、十字路の悪魔を呼び出すことに。
しかし現れた悪魔・ザックが言うことには、ロウィーナの方針で人間界のことには関わっておらず、悪魔の仕業ではないらしい。
今回の事件には怪物が関わっていないようだったが、人助けだと言って捜査を続けることにする2人。
翌日、コナーと同じ団体の女性・バレリーが行方不明になったことを知った2人は、ジャックを信者にして潜入させ、キャスは捜査官として聞き込みをすることに。
団体の代表である牧師に、バレリーが行方不明になったことを告げるキャス。
その頃バレリーは、猿ぐつわをされて拘束され、テレビ画面には泥棒の文字が!
固定された手は、指が1本ずつ装置によって切断されていた。
実はバレリー、先日の夜、コミュニティの献金箱からお金を盗んでいたのだ。
キャスが牧師に他に失踪した人はいないかを聞くと、ルディという人物がいたが、トラブルはなかったという。
その後、コミュニティでは、牧師が新しい仲間としてジャックを紹介。
自己紹介を促されたジャックだったが、言葉に詰まり何も言えず、見兼ねたキャスが代わりを申し出て自分のことを話し出す。
かつては盲目的な信者だったが、理想は砕け散り生きる意味がなくなったこと。
しかしある日、家族ができて父親になったことで信じる心を取り戻し、本当の自分を見つけることができたと告白。
そして炊き出しが始まったのだが、突然テレビ画面に指を切断されるバレリーの姿と「彼女は救えない!」という文字が!
一方、アマラを探すディーンたちの前にアマラが姿を現す。
食事をしながらチャックを倒す手を貸してくれと言うディーン。
けれど、こんな形で裏切るのはイヤだと言って断るアマラ。
一旦、車に戻った2人だったが、ディーンはどうしても聞きたいことがあると言ってもう一度アマラのところへ。
なぜメアリー(ママ)を生き返らせたのかの理由を聞く。
すると目的は2つあったと言うアマラ。
1つは、本当のメアリーは複雑で、ディーンが夢見ていたお母さん像よりずっといいということ。
いつだって過去より今が幸せだと思えたならきっと吹っ切れるはずだと。
もう一つは、メアリーがいれば怒りの炎を消せるかと思ったけど失敗したと話す。
すると、試練を与えて人を弄ぶのは弟と同じだと言うディーン。
「姉貴を気にかけてると思うか?」と言い、夢見てるのはどっちだよと吐き捨てる。
「あなたを信じていいの?」と聞くアマラに、「絶対に傷付けない」と言うディーン。
アマラは「考えてみるわ」と言い残す。
一方、キャスとジャックは、コミュニティを去ったルディの部屋へ。
そこには死後かなり時間の経った状態のルディの遺体が!
そして壁には「色欲」の文字。
アパートの前では、泣きながら動揺する牧師の娘のシルビアの横で、友達はこの件をSNSにあげたらバズったと大喜び。
すると突然、ニセ信者と言って友達を刺すシルビア。
その後、牧師はバレリーが監禁されている場所を見つけるが、後ろから娘のシルビアが包丁を突きつける。
連続殺人犯はシルビアだった。
病気の母親を見捨てたと責め、ここにいる信者たちは神じゃなくあんたを崇めてると興奮状態。
そこへジャックが登場。
ジャックの胸を刺すシルビアだったがジャックが無傷でビックリ!
そしてキャスがシルビアを眠らせ、天使パワーでバレリーの指も元通りに。
驚く牧師に天使だと告白するキャス。
シルビアは逮捕されるが、パトカーを運転していたのはあの十字路の悪魔のザック(゚д゚)!
牧師は、人を救うことばかり考えていて娘と向き合えなかった後悔を口にする。
そして帰りの車中、ジャックは今まで隠していたことをキャスに告白。
それは、チャックとアマラを殺したらジャックも死ぬということ。
ビリーの魔術でジャックは爆弾みたいなものに変わったらしい。
もちろんダメだというキャスだったが、ジャックは「どうにもならないんだ」と答える。
その後、基地へと戻るが、キャスが1人で出かけようとしているところをディーンに呼び止められる。
キャスは、全てをかけて別の手を探しに行くと言い、戻れないかもしれないからその時に備えて君とサムに伝えておきたいことがあると言うのだった。
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感想 ~キャスとジャックで事件を解決!?~
今回の事件は、怪物がらみではなく悩める人間の起こした悲劇でしたね。
牧師の父親は真剣に人助けに取り組むいい人だったけれど、娘のシルビアからしたら家族をないがしろにされたと感じてたんだよね。
その怒りが偽善者に対して向けられたのかな。
もしかしたら善行を施す父親のことを侮辱されているように感じていたのかも。
とはいえ、手口は残忍で病的。
いくら父親の支えがあったとしても、この先の見通しは決して明るくはないと思う。
そしてこの事件に関わったことで、ジャックとキャスも少なからず影響を受けていましたね。
帰りの車中でのジャックからの衝撃の告白!
チャックとアマラを殺したらジャックも死ぬという真実。
やっぱり死・ビリーは甘くはなかった。
どうしても犠牲は必要なんですね(´;ω;`)
けれどキャスは・・・納得してなかったよね。
一人で何をしようとしてるんだろう?
戻れないかもしれないからなんて、そんな不吉なこと言うのやめてよね、本当にもうっ!
そしてキャスを見るたびに思ってしまう、天使なのに人としての成長が凄い、って。
大人の階段を見事に昇ってると思いませんか?
それに比べてディーンはあんまり変わってないよね(*`艸´)
成長していないとかそういうことではなく、ただ変わっていない。
でもディーンはそれでいいんだと思う。
今回は、サムと2人でアマラを欺くために出かけましたが、アマラの信用を本当に得ることができたのかなぁ。
「絶対に傷付けない」なんて言ってのけちゃうなんて、ワルだわぁ~
大ウソつきではないか!
チャックと一緒に殺すつもりやのにね。
あんな真面目な顔して大ウソつくなんて、さすがディーンと言うべきか!?
こうなってくるとちょっとアマラが気の毒にも思えてくる。
それにチャックとアマラが消えたら全て解決っていうのも違うと思うし・・・
どうなっちゃうんでしょう( 一一)
そしてそして、キャスとジャックが呼び出した十字路の悪魔のザック。
アイツはなんやねん!
逮捕されたシルビアが乗っていたパトカーの運転をしていたけれど、「???」ですわ。
でもたぶん暇つぶしかなぁ~
ロウィーナの方針で契約取らなくてよくなったことやしね!
この先の出番・・・たぶんないやろうなぁ。