あらすじネタバレ
今にも爆発しそうなジャックを前に、どうすることもできないディーンたち。
そこにビリーが現れる。
爆発を止めるのは無理だけれど、別の方法があると言ってジャックを虚無へと転送するビリー。
転送されたジャックは、虚無で大爆発(゚д゚)!
ビリーの話によるとジャックの生死は不明。
虚無は特殊で広いらしく、もしジャックが生きていたとして、虚無も生きていたとしたら、虚無は怒り狂っているはずだという。
しかし呼び出しがない限り、虚無は地上へくることはできないためビリーは余裕の表情。
ジャックを連れ戻せと迫る3人。
するとビリーは、「神の本」を返せと言い、ジャックは虚無では長く生きられないことを告げる。
一方、虚無では、爆発したにも関わらず生きていることにビックリするジャック。
そして虚無も生きていて、その怒りはジャックに向けられる。
基地では、神の本を取り戻したビリーが、書き換えられた神のエンディングを見て興味深いと一言呟き、ジャックを連れ戻すが、まだ使えそうだから私がもらうと言って返す気はなし。
もちろんそんなことサムたちが許すはずもなく、ディーンが隙をついてビリーの大鎌でビリーを斬りつけため、ビリーは姿を消し、ジャックを取り戻すことに成功。
そして別の場所では、チャーリーが恋人のスティービーと一緒に住んでいたのだが、目の前で忽然と恋人が消えてしまう。
ディーンとサムを呼び出し事情を聴くチャーリー。
2人は、デスが異次元から来た人たちをもう存在しない世界へ送り返してると思われると説明し、それを聞いたチャーリーは動揺する。
そこへボビーから仲間が消えたと連絡が!
エイリーンのことが心配になり急いで向かうサムとディーンだったが、エイリーンは既に消えたあと。
サムは悲しんでいる時じゃないと言い、保安官のドナにも協力してもらい、異次元から来た人たちを一か所に集めることに。
一方、ディーンとキャスはビリーの鎌を持ち、ビリーを倒すためビリーの書庫へと乗り込む。
お前が俺の友人を消し始めたと言って怒りをぶちまけるディーン。
俺の友人を殺すなと言ってビリーを追い詰めるが、私は何もしていないと言うビリー。
ビリーの予想によると、人々を消しているのはどうやらチャックらしい。
その頃、みんなを一か所に集めたサムは、全員であらゆる場所に魔術をペイント。
魔術は効いたかのように思えたが、続々とハンターたちが消え、チャーリーとボビーも消え、関係のないはずのドナまでもが消えてしまう。
残ったのはサムとジャックだけ。
そしてデスの書庫では、ディーンに鎌で斬られた傷が致命傷で、自分はもう長くは持たないとビリーが告白。
死ぬ前の最後の望みは、ディーンが死ぬのを見ることだと言って反撃に出る。
とりあえず基地へと逃げ帰る2人。
しかしビリーから逃れる手立てがなく、部屋に立てこもり、キャスは自分の血でまじないをかけ時間を稼ごうとする。
しかし扉は持ちそうになく、ビリーが恐れるものが虚無だと気付いたキャスは最後の手段に。
ジャックが危機の時に虚無と取引をし、真の幸せを得ることができた時、虚無が地上に現れ私を連れて行くとディーンに告白。
幸せとは手にいれるものではなく、心で感じるものだと言い、ディーンに対しては、いかにディーンが愛に溢れ献身的で素晴らしい人間であるかを語る。
そして「この世界を愛おしく思えたのは君がいたからだ、君が私を変えたんだ」と言い、最後に「愛してる」と口にする。
「やめてくれ、キャス」と言うディーンだったが、次の瞬間、黒い闇のような虚無がキャスを攫い、扉を開けて入ってきたビリーも飲み込んでしまう。
一人取り残されるディーン。
一方、サムとジャックの周りにも人影はなし。
ディーンは、サムの着信にも出ず、座り込んだまま頭を抱えるのだった。
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感想 ~献身的なキャスにちょっぴり泣けます~
キャスがジャックを救うために虚無と取引をして以来、いつこの日が来るのかと思っていましたが、とうとうその日が来てしまいました(´;ω;`)
真の幸せを得ることができた時、それはもうずっと手に入れていたんですね。
ディーンへの言葉は愛にあふれ胸にグッとくるものがありました。
このドラマを観ていた人たちが、ディーンにかけてあげたい言葉を代弁しているようでもあり、誰かがそれを言ってあげたらいいなと思っていた言葉。
他の誰でもなく、キャスが言ってくれて本当によかった(*ฅ́˘ฅ̀*)
ただ残念なのは、それが別れの時だったということ。
キャスを失ったディーンのことが心配です。
きっとサムよりも深く深く傷付くと思うから。
一方、サムとジャックはみんながいなくなり、2人だけが取り残され呆然としていましたね。
ビリーが言った通り、きっとチャックの仕業なんでしょうが、与えるだけ与えて、一気に奪うなんて、やっぱり悪趣味が過ぎると思う。
それにせっかくチャーリーとボビーが出てきたというのに、扱いが雑すぎやしませんか?
活躍するまも与えられないまま消えてしまうなんて。
これでお別れだとしたら、ちょっと悲しすぎます。
それにあと2話残っているんですよ。
誰もいなくなったらドラマはどうなっちゃうの?って話ですよ。
そしてもう1つ気になるのはデスであるビリーの死。
虚無に連れていかれたってことは死んだってことですよね。
どっちにしろディーンに斬りつけられた傷は致命傷だったし、普通に死んだとしてもビリーが行く場所は虚無なわけだし、ちょっと予定が早まっただけ。
で、俄然気になるのがデスの空いたポストですよ。
新たなデスが現れるのか、それとももうそこは触れずにいくのか。
何せあと残り2話ですから。
ビリーのやりたかったことは、神に取って代り、この世界に秩序を取り戻すという分かりやすいものだった。
叶いはしませんでしたけど。
でもチャックのやってることは、単なる嫌がらせに思えてきた。
しかも絶大なるパワーを持っているから性質が悪いことこの上ない。
ジャックのチャックを倒す計画は、計画倒れに終わったけれど、ジャックは何かもうひと騒動起こすような気もしますね。
ビリーが最後に神の本を見た時、一体何が書かれていたんでしょうか?
ジャックの果たす役割も気になります。