夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

スーパーナチュラル シーズン15 第3話 リリスの杖

あらすじネタバレ 

今にも崩壊しそうなバリアの壁を修復するため、ディーンたちはロウィーナたちと一緒にバリアの中へ。

幽霊が襲ってこない聖堂の中でロウィーナがまじないを開始する。

しかしまじないはうまくいかず。

霊たちのエネルギーで壁は今にも崩壊寸前。


一方、ベルフェゴールは探していた地獄の扉を見つける。

正確には扉ではなく、神が地面に足を踏みつけてできた裂け目らしい。

地上には大きく割れた裂け目が!

そして彼の目当ては「リリスの杖」

実際は杖ではなく角笛で、リリスが地上に悪魔を送っていた頃、部下を管理する手段として作ったもの。

これがあれば地上でうろついている魂を回収できるというのだ。

ベルフェゴールの策と言うのは、彼が地獄で角笛を吹き、地獄から飛び出た幽霊たちを回収したのち、ロウィーナにまじないで地獄の裂け目を閉じてもらうというもの。


ロウィーナは、地獄の裂け目がチャックが作った傷なら癒やしのまじないで裂け目を閉じられると言い、サムを助手として指名。

裂け目で待機する人が必要なためその役目はディーンに。

ベルフェゴールも地獄に行くのに用心棒が要ると言ってキャスを連れて行く。


一方、病院で目を覚ましたケッチの前には悪魔・アルダトが登場。

仲間たちを守るため、ベルフェゴールの居場所を吐かなかったケッチを殺害する。


その頃、地獄へとやってきたキャスとベルフェゴール。

しかし地獄はもぬけの殻だった。

ベルフェゴールがキャスを連れてきた本当の理由は、リリスの角笛がエノク語の書かれた箱に封印されていたから。

封印を解くためにエノク語を読めるキャスが必要だったのだ。

そしてとうとう角笛を手に入れたベルフェゴール。

そこへアルダトが現れキャスを吹き飛ばす。

ヤツは地獄を支配するつもりだと言い、何百年も前から虎視眈々と機会を狙っていたと暴露するが、アッサリとベルフェゴールに殺害されてしまう。


ベルフェゴールはキャスのことも吹き飛ばし、角笛は魂を回収する道具ではなく吸い上げる道具で、それを自分の中に取り込み膨大な魂のパワーを得るから、神とほぼ近い存在にだってなれると語る。

これまでのことは全てこのためだったと気付くキャス。


そしてベルフェゴールは角笛を吹き、どんどん魂が吸い込まれていく。

聖堂ではサムとロウィーナがまじないを開始。

ディーンは指示された通りまじないの袋を裂け目へ投入。

地獄ではキャスがベルフェゴールを殴り倒し、最後は額に手を当て焼き尽くしてしまう。

残ったのは、破壊された角笛とベルフェゴールが器に使っていた黒焦げになったジャックの遺体。


その後、キャスは裂け目の外でディーンと合流。

ベルフェゴールを殺害し、もう角笛はないことを伝える。


聖堂では、ロウィーナが体内に入れていた生き返るための復活のまじないの袋を取り出していた。

角笛だけが魂を呼び戻す手段じゃないと言い、代償を払ってしばらく私の身体にとどめると言う。

必要なのはロウィーナ自身の血と最期の息。

呪文をかけた人をエネルギー源にするまじないらしく、自分を犠牲にして幽霊たちを取り込み地獄に飛び込むのだという。

そんなのはダメだというサムに、私を殺すのはあなたと決まってる、死神の本にもそう書いてあったというロウィーナ。

これは宿命だから殺しなさいとサムに命じ、サムは許してと言ってロウィーナを刺す。


そして聖堂から出てきたロウィーナは、どんどんと体内に幽霊たちを取り込み、サムたちにお別れを言うと裂け目に身を投じる。

閉ざされていく裂け目。


その後、基地に戻ったディーンたち。

ロウィーナの死は仕方なかったとサムのことを気遣うディーンだったが、キャスに対しては、計画通りにやらなかったことを責めて仲違い。

昔のように信頼されていないと感じたキャスは、私は別の道を探すと言って基地を出て行くのだった。

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感想 ~ロウィーナの行動にびっくり(゚д゚)!~

私は前回、ロウィーナのことをこれまでのことをプラマイしてギリギリいい魔女って言ったけど、ちょっと謝らなあかんなぁ。

まさか自分を犠牲にするとは(゚д゚)!

でも理由がロウィーナらしい。

命を差し出してまで助けたいわけじゃなく、魔術と予言を信じてるからだなんて、やっぱり魔女やね。

そしてサムに自分を殺す役目を果たさせた。

今度こそ本当にロウィーナともお別れなのかと思うとちょっとしんみりしちゃう。

クラウリーが別の世界で自己犠牲を果たしたときのことを思い出しました。

それに地味ながらもケッチも死亡。

こっちは純粋に仲間のことを守りたかったみたいやね、ケッチっぽくはないけど。

なんかだんだんキャラが清算されていく。


一方、ベルフェゴールにもやっぱり目論見があったんやね。

ここでもまたリリスという懐かしい名前が出てきたなぁ。

リリスの杖ならぬ角笛。

魂を取り込んで自分のものにしようとするだなんて、結構大それたことを考えてたんやね。

キャスが焼き殺したけど、これもまたジャックがニックを焼き殺したときのことを思い出したよ。

でも割と魂も吸ってたし本当にベルフェゴールは死んだのかなぁ。

それにジャックの身体は黒焦げにして良かったん?

ジャックはたしか虚無の世界っぽいところにいたと思うんだけど。

こんなに序盤からキャラが清算されていくと、ジャックの出番もこの先絶対にあるよね。

 

そして私はサムは冷たいって、前に書いたけど、これもやっぱり謝っておかないとあかんのかなぁ?

3話目まで観る限りは、ディーンのほうが完全に神不信に陥って、前シーズンでメアリーが死んだことも引きずってる。

神不信は仕方がない、これまで自分の意志だと思っていたものが完全否定されたと思ってるからね。

そこがちょっとキャスとは違う。

そしてキャスが言ったように、キャスに対する信頼が以前とは変わってしまった。

はっきり言ってちょっと感じ悪いけど、ディーン自身、余裕がないせいなのかもしれないね。

あるいは意地になってる部分もあるのかも。

キャスも別の道を探すって言ってたけど、キャスが行動を起こすとろくなことがないのも事実。

以前のような信頼関係を早く取り戻すことが出来るといいのだけれど(;´・ω・)


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