あらすじ
ロウィーナに追跡のまじないをしてもらい、人を食べる怪物を追っていたディーンたち。だけど一足遅くて逃げられてしまう。
残されていたのは黒くなった唇の被害者と蛇の抜け殻。
一方、ロウィーナはジャックが生き返る際に使った魔術が気になるようで・・・
ネタバレと感想
ジャックはまた咳き込みだし、血を吐く。指先に光を灯しのどに当てるジャック。すると咳は収まる。←魂使ってるの???
もちろん誰にもそのことを言わないジャック。
そしてディーンもまた、頭の中のミカエルの抵抗にかなり参っていた。
そんな中、サムとロウィーナは怪物の正体を突き止める。
名前はゴルゴンと言って大昔からいる呪われた魔物。
ヘビを好み人間を食べるという。
被害者の唇が黒くなっていたのは、唾液の毒で麻痺させたためらしい。
詳しく調べてみると、不審死は17件もあり、ゴルゴンは数か月ごとに大量の獲物を食べるとのこと。
人間の目を食べて予知能力を得るため、ディーンたちが来る前に逃げていたのだ。
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そしてゴルゴンはトラック運転手を襲っていた。
翌日ディーンとキャスがFBIを装い、現場へ。
そこにはディーン宛の手紙が残されていた。
手紙の内容からゴルゴンがなんらかの理由で天使が見えないことに気付くサム。
そこでそのことを利用し奇襲をかける作戦に。
ゴルゴンを殺す方法は銀のナイフで首を切り落とすこと。
でもその前に毒対策として、ロウィーナが万が一のために血清を作ることに。
その材料を手にれるため、動物病院へ行くのに変身のまじないでジャックを犬に変えたロウィーナ。
その時、ジャックの中の何かに抵抗されたという。
あれは危ない魔術で寄生虫みたいにジャックに張り付いているとサムに警告する。
そしてゴルゴンが男性を拘束している現場にキャスとジャックが突入。
ゴルゴンはジャックに運命が視えるといい、雌鶏とその卵を狙う黒ヘビの例え話をする。
雌鶏は最後に残った卵を固ゆでにして、黒ヘビを窒息死させるという話なんだけれど、ゴルゴンが言うには、ジャックが雌鶏になるのか黒ヘビになるのかはわからないとのこと。
そしてゴルゴンはキャスに毒を吹き込む。
そこへディーンとサムも現れ加勢するも、ディーンは頭を強く打ち意識を失う。
まんまと逃げようとしたゴルゴンの首を刎ねたのはジャックだった。
毒を盛られたキャスは薬が効かず、ジャックはまたパワーを使う。
そして意識の戻らないディーンを基地へと運び、様子をみることに。
ジャックは、雌鶏と黒ヘビの話の意味をキャスに尋ねると、欲が深いと痛い目に合うけれど、一方で雌鶏は大切な卵を犠牲にした、天敵を殺すのと引き換えにと話す。
そしてディーンの叫び声が聞こえ行ってみると暴れるディーンの姿が。
正気に戻ったディーンはミカエルが消えたと話す。
その時マギーの悲鳴が聞こえ行ってみると、ハンターたち全員がミカエルに殺されていた。
ミカエルが器に選んだのはロウィーナ。
ディーン、サム、キャスを痛めつけるミカエル。だけどジャックが立ち向かい、またパワーを使ってロウィーナからミカエルを追い出し、恩寵を自分の中に取り込む。
そしてミカエルは死んだ、元の僕に戻ったと言うのだった。
なんかミカエルのことアッサリと倒しちゃったね、ジャック。
元に戻ったって言ってたけど、本当かなぁ~、やっぱりそう簡単には信じられないよね。
理屈的には恩寵戻ったからバランスが取れるようになったのかもしれないけど、今までに使った魂はどうなるの?結構使ったよね。
ロウィーナが危ない魔術だって言ってたし、このままめでたしめでたし、ってわけにはいかないだろうなぁ、たぶん。
それにジャックのディーン、サム、キャスへの愛情が深すぎてそこも心配。
愛情が深いことが必ずしもいいことだけを生むとは限らないし・・・
今回のいちばんの吉報はディーンがミカエルから解放されたことだけど、その代償にジャックがもしおかしなことになったら?
ディーンは責任を感じるかもしれん。
自分のせいでミカエルが逃げて、基地にいたハンター全員が皆殺しってだけでもショックだろうに。
マラクの箱で海の底作戦は回避できたものの、もっと厄介なことになったりして!