あらすじネタバレ
4週間前、神・チャックは、ラジオシェッドというオーディオ店に姿を現す。
そこで店員を相手に、世界を創り何をしてきたかの独白を開始。
そしていかにこの世界のサムとディーンを気に入っているかを力説!
店員とのやりとりで物が増え過ぎたことに気付き、この世界以外の別の世界の整理にかかることに。←粛清やね
一方、農場で牛の変死体を調査していたジョディは、何者かに襲われる。
基地では、情報が少ないことから、死・ビリーを信じていいものかどうかとサムが疑問を呈するが、ディーンはある程度はビリーのことを信用しているみたい。
そして不安を抱えるジャックの前には、ビリーの部下の死神・メルルが現れ、ビリーの指示通りに従い絶対にパワーを使うなと念を押す。
その後、ディーンの携帯には、ジョディから農場に来てと助けを求める電話があり、サムと2人で農場へ。
そこには椅子に縛られたジョディの姿が!
ジョディをおとりに使い、2人をおびき出した異次元からきたカイアに攻撃を受ける。
槍を返すことと元の世界に戻す約束だったと詰め寄る異次元カイア。
サムがなぜあんな世界に戻りたいのかを聞くと、私の世界が消えそうだという返事が。
異次元カイアが殺したと思っていたこっちの世界のカイアは、実は異次元で生きていて2人は常に繋がっているらしい。
元々彼女を傷つける意志はなく、彼女を助けるためにもあの世界に戻るのに助けがいると訴える。
そしてカイアを連れて基地へと戻ってきた3人。
ジャックがパワーを使えないため、別の方法を探ることに。
その間、異次元カイアは拘束。
ジャックは異次元カイアのところへ行き、なぜこの世界に来たのかを尋ねる。
すると、平和そうで羨ましかったと答える異次元カイア。
けれどここには私の居場所はないから戻りたいと言い、私たちを助けてとジャックに懇願。
ジャックはカイアの頭の中を覗き、サムたちのところへ戻ると、もう時間がないからカイアを助けに行くべきだと訴える。
そこへ死神メルルが現れる。
パワーを使ったことを責める死神メルル。
しかしジャックの異次元の扉を開けるという意志は固く、お前の監視下で計画が失敗したらビリーはどう思うかなと逆に脅し、協力させることに。
死神メルルによると、アマラがここの壁の宇宙規模の魔除けをはぎ取ってから、修復されたのはほんの一部分のみらしい。
それを一時的に魔法で元に戻す方法があると言うのだ。
そしてみんなで協力し早速実行。
最後にジャックが異次元への裂け目を開き、異次元カイアとサムとディーンは異次元へ。
そこは風雨が吹き荒れ雷が鳴り、怪物たちも怯えている様子。
そして本物のカイアと再会。
ここに残るという異次元カイアを残し、3人は元の世界へ。
こっちの世界に戻ってきた本物のカイアは、ジョディの家に身を寄せることに。
その後、2人が去ると死神メルルが姿を現す。
神には気付かれていないのかと聞くサムに、成功したんじゃないと言う死神メルル。
しかし次の瞬間、ビリーが大きな鎌で死神メルルをグサリ(゚д゚)!
死神メルルの任務は、ジャックを見張ることだけだったのに、失敗したと言うビリー。
そしてこれは大きなゲームで、自分は大局を見ている、異次元の少女を助けたつもりかもしれないけれど、あの世界だけでなく別の次元の全てのものたちが死ぬと告げる。
サムに計画を聞かれ、書斎にあるすべての者たちの最期が記されたノートに言及するビリー。
そこには神のノートもあり、自動的に書き込まれるらしい。
なぜそんなものが存在するかと言うと、神が不在でも一秒違わず時を刻めるよう、神自身もその枠組みに組み込むしかなかったからだという。
それが神の唯一の弱点で、神もそのノートの中身は知らない。
知るのはビリーのみ。
そしてサムとディーンが、神の破壊を請け負った使者だと明かす。
一方、神・チャックは、ラジオ・シェッドでいくつもの世界が破壊される様子を複数のモニターで鑑賞。
「僕たちは助けてくれますよね?」と聞く店員に「もちろん」と答えるジャック。
しかし店を後にすると、次の瞬間、隕石が降り注ぐのだった。
スポンサーリンク
感想 ~神が考えることにろくなことはない┐(´д`)┌~
創りすぎた世界の断捨離を始めるなんて、神・チャックは極端よね。
そこに存在するあらゆるすべてのものを弄んでる(# ゚Д゚)
自分で創った世界だから壊す権利もあるって思っているのかもしれないけれど、異次元カイアを見ていると悲しくなってしまう。
こっち側の平和な世界に居場所を見つけられず、じきに消える怪物がいる世界にとどまった。
あんな世界でも異次元カイアにとっては自分の居場所。
それを簡単に奪ってしまう神・チャックのことなんて、神と呼びたくない!
今まで興味がなかったのなら放置しておけばいいものを、わざわざ奪うだなんて、神にとっては命なんてそれっぽっちのものなんですね。
でも、自分の最期が記されたノートの中身は知らないんだよね、そこはいい気味(*`艸´)
そして、死・ビリーの登場。
相変わらず真顔がとっても迫力あってステキです。
魔除けでごまかそうとしたズルは見逃しませんでしたね。
サムとディーンが神の破壊を請け負った使者だと言っていたけれど、ノートを見ていたとしても勝算は100%ではないってことなのかしらね。
もし自分のノートがあるのなら私は見たい派。
いつ死ぬのかわからないほうが不安だし、せめて死ぬ日時さえわかっていればそこへ向かって生きることができると思うから。
そして一番恐れているのは、死後の世界があったらどうしようってことなんですけどね(。´・ω・)?
それから今回、私にはどうしても納得できないことが!
ジャックは魂がないままらしいんだけれど、異次元カイアに献身的になりすぎじゃない?
感情に突き動かされてたよね。
サムが魂なかったときはもっと邪悪な感じがした記憶があるんだけれど、私の記憶違いかしら?
そしてキャスは、ジャックは善だと信じた自分の勘は正しかったとか言って、遠い目なんてしちゃって、満足気な表情を見せていたけれど、ジャックには魂ないんだよね。
魂ないって聞くと、私のイメージではAIみたいな感じなんだけど・・・
魂がないことと感情は切り離されるものなのか?
本当に魂がなかったら、割り切ってちゃんとビリーの言いつけを守って、パワーを使うこともなかったと思うんだけどなぁ。
そこんところちょっと納得できませんでした。