あらすじネタバレ
起
マギーと連絡の取れなくなったアヴィラは、何度も留守電にメッセージを残す。
その一方で、相変わらず調子の悪い妻のことを気遣い慰める。
そしていじめっ子のベスティア(野獣)の件は、刑事が捜査していた。←イズマエルがガラスの粉と水銀混ぜたバーガーを渡した件ね
食堂で揉めていたエミリアーノとイズマエルに目をつけるが、関与していれば自らボロを出すと考え、しばらく様子をみることに。
葬儀場に出勤したアヴィラは、イヴァンにマギーのことを何か知らないかと聞くと、しばらく離れた方がいいと理解した、仕事ができるよう対処しろと言われたので、最善を尽くしたと答える。
相談すべきだったと言うアヴィラ。←マギーは町を出たと思った
イヴァンはそれには返事をせず、客が来ていると告げる。
アヴィラがボスになって初めての顧客なので、イヴァンも同席することに。
案件
顧客の名はロッシ。
依頼内容は、共同経営者に暴力的な死を与えたいというもの。
製薬所の共同経営者が、不正に合成麻薬を作る組織に薬を売っているのに気付き、半分よこせと言ったら、断られた上に笑われたという。
48時間以内に殺してほしい、ヤツの誕生日だから、と言って書類を渡す。
イヴァンが料金のことを言うと、半分は前金で残金は仕事が終わった時にと言って帰って行くロッシ。
フリアナ
ベスティアがいなくなり、エミリアーノはフリアナに話しかけるが冷たくされる。
そしてフリアナはというと、イズマエルに近付き誘惑しようとする。
しかしイズマエルは、後ろからフリアナの首を絞めると、「聞けアバズレ、死んで当然のヤツを殺した、お前も同じだと思わせないでくれ」と言って突き放す。
交差契約(←被害者となる者からの依頼)
朝の5時半に葬儀場に呼び出されたアヴィラは、イヴァンからロヘリオから交差契約があった聞かされる。
ロヘリオとは?と聞くアヴィラ。
客を呼び込む磁石ですと答えるイヴァン。
交差契約についてはロヘリオが説明するという。
実は、昨日依頼に来たロッシの共同経営者が会いに来たと言うのだ。
48時間後の自分への誕生日プレゼントにしたいらしい。
契約は断ったというホヘリオ。
交差契約でのしかるべき対処法だと説明するイヴァン。
最も重要で単純なルールだという。
「顧客は決して被害者にはならない」
「被害者もまた顧客になれない」
断ったなら何を話し合うと聞くアヴィラに、問題は時間だというホヘリオ。
あと24時間で契約を完了し、顧客の元に行く必要がある。理由は、クロアチア人に仕事を回したから。
紹介したのは、紹介しなければ見知らぬ誰かが仕事を請け負い、我々の顧客が先に死ねば残りの金を回収できないが、請け負った相手がわかっていれば、相手も同じ問題を抱えてるため、合意を結び、損失を分け合うのも手だと言う。
簡単ではないが試してみては?と提案するイヴァン。
アヴィラもその意見に従い、クロアチア人に会うことに。
エミリアーノ
エミリアーノはフリアナに声をかけ、君のために命を懸けたというが、「お兄ちゃんがやったんでしょ、あんたと違って男だわ」と冷たく言われる。
その後、エミリアーノはイズマエルのところへいき、フリアナにバカにされたといって殴る。
あんな女に夢中になって、お前がバカなんだというイズマエル。
あれは女じゃない、吸血鬼だ。
あの女は人を操る、俺のことも誘った。
お前を侮辱して楽しむ、無視するか殺すかだと言って、その場を後にする。
告解
告解に来たアヴィラはマギーがいなくなったと相談するが、神父からは仕事の話をと促される。
同業者と利害の対立があることを話すアヴィラ。
私が仕事をすれば同業者は金を失い、しなければ私が失うと言うと、適切なタイミングでやれという神父。
その後、学校の外でイズマエルを待ち伏せし、車に乗れと命令。
仕事だと言って封筒を渡し、書類にはないことを説明すると言う。←嬉しそうなイズマエル
マギーの行方
アヴィラは、妻が素敵だと言っていたブレスレットを、マギーにプレゼントした時のことを思い出す。
そして、マギーと連絡が取れないことにイラ立っていた。
エミリアーノとフリアナ
エミリアーノは、人気のない路地でフリアナの後をついて回り、問題はベスティアではなく君だと話す。
しかしまたバカにされ、ベスティア用に作っていた先を尖らせた棒でフリアナのことを刺し殺す。
アヴィラとクロアチア人
同業者のクロアチア人と会ったアヴィラは、共通の顧客がお互いを殺して欲しいと言っていることを告げ、生きた方の金を半分にして損失を分け合うことを提案。
すると、それは明日する仕事で、心配はありがたいが、金は全て回収すると言って断るクロアチア人。←強気!
考える時間は?とアヴィラは聞くが、仕事仲間は必要ないと言われ、今の時間を聞く。
ちょうど12時だというクロアチア人。
アヴィラはイズマエルに電話をし、ヤレと命令。
イズマエルは、ガムテープで拘束した男の頭に袋を被せて窒息死させる。
そしてそれを見ていた妻も同じ目に!
残念だがあなたは契約を失ったと言って帰って行くアヴィラ。
結
アヴィラが家に戻ると、マリアがエミリアーノが帰って来ないと言って取り乱していた。
その頃エミリアーノはというと、イズマエルを待ち伏せ。
何してる?と聞くイズマエルに、殺したけど死体の処理は?と不安げに聞いていた。
そしてアヴィラは、マギーと連絡が取れず、30分後にイヴァンと葬儀場で会う約束をする。
夜更けに出て行こうとするアヴィラに文句を言うマリア。
私に疲れてる?と聞く情緒不安定な妻を宥めて、アヴィラは葬儀場へと向かう。
一方、イズマエルは、エミリアーノを風呂に入れ、誰かに見られたか?と聞いていた。
何も考えられないと言うエミリアーノを一喝。
エミリアーノは、隙を与えなかった、すぐ棒で腹を刺したと答える。
葬儀場についたアヴィラは、「マギーに何をした?」とイヴァンに聞く。
すると死者の遺品を置く祭壇に案内するイヴァン。
そこでアヴィラは、マギーにプレゼントしたブレスレットを手にする。
マギーに何をしたんだと言ってイヴァンに掴みかかるアヴィラ。
殺せとは命じていないと言うと、唯一の解決法だったと言われる。
私の問題だと言ってイヴァンに銃を向けると、それは違うと言ってアナが入ってくる。←エンゼルケアしていた
1つのミスで私たちみんなが道連れになる、彼は正しいという。
すると銃を下ろすアヴィラ。
残念ですと言って出て行くイヴァン。
家に帰ったアヴィラはそのブレスレットを妻にプレゼントするのだった(゚д゚)!
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感想 ~イズマエル殺し屋デビュー~
予想はしてたけど、マギーはやっぱり殺されてたね。
そしてアヴィラは必死でマギーと連絡を取ろうとしてたけれど、なんか薄々そんな予感がしてたから余計に意地になって捜してたように見えたなぁ。
それとアヴィラの浮気脳が酷い。
妻が欲しがっていたブレスレットをマギーにプレゼントして、マギーが死んで戻ってきたブレスレットを妻にプレゼントって、そういうことする?
殺し屋の考え方なの?
こんなん知ったら最悪やね。
そして問題児エミリアーノ。
アッサリとフリアナを刺し殺したけれど、後始末は自分で出来ず。
結局イズマエル頼みかい。
いくらアヴィラからお守を頼まれたからって、面倒みきれんよね。
貧乏くじもいいところ。
でもイズマエルってば、アヴィラにはなんか従順な態度なのよね。
とうとう殺し屋デビューも果たしたし。
2人も殺せてご機嫌だったのかな?
でも確か二人ともベスティアの件で刑事にマークされてたんだよね。
それにフリアナを刺した棒っきれには、エミリアーノの指紋がベタベタついてるんじゃないの?
死体が見つかるかどうかはしらんけど。
一方、この先クロアチア人と揉めないかがちょっと気になるよね。
同じタイミングで互いに殺し屋を依頼する。
考えようによっては、なんら不思議はない。
でも殺し屋にもルールがある。
私から言わせると、殺し屋なのにルールがあるんかい、って感じなんだけど。
それに殺し事態が社会のルール違反なんだけど。
それは言ってはダメなのね。
あの強気なクロアチア人が黙っているとは思えない。
そしてマギーを殺したイヴァン。
アヴィラはイヴァンを責めていたけれど、マギーが不安要因になるってことはちゃんと理解はしていたんやろうね。
だからアナがイヴァンは正しいって言った時、何も言い返せなかったんだと思う。
アナも殺し屋稼業のことは知ってるみたいだし、イヴァンとの間には信頼関係があるみたい。
理解者でもあるのかな?
もしかしてアナも仕事人なの?
そこはまだちょっとわからんのよね。
そしてそして私が引き続き気になるのは、告解を聞いている神父の正体!
なんか怪しすぎる。
だっていつも神父らしからぬ発言ばかりなんだもの。
アヴィラはいつも何しに告解に言ってるのかようわからんけど、自分が殺し屋だってことをやっぱり誰かに言わずにはいられへんのかなぁ。