夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

アップロード~デジタルなあの世へようこそ~ シーズン1 #1 アップロードへようこそ

コチラはアマゾンオリジナルドラマ。

2033年の世界では、死後の世界が存在した。

それはテクノロジー企業が経営する仮想現実の世界で、死期が迫った人々はそこへ記憶をアップロードすることが可能になったのだ。

自動運転の車で事故を起こしたネイサンも、ガールフレンドのイングリッドの強い意向で、アップロードされることになるのだが・・・

あらすじネタバレ 

物語は、ホライズン社のレイクビューの美しい街並みのCMで始まる。

それは人生の死後にアップロードされる仮想現実の世界。


ホライズン社の顧客サービススタッフとして働いているノラ・アントニーは、出勤早々1人の女性をアップロードしていた。


一方、プログラマーとして働くネイサンは、自動運転をする車の中でお仕事。

友達のジェイミーから構文エラーを指摘され、Nullポインタだと言ってエラーをすぐに修正。

感謝祭を家族と祝うため、家へと急ぐ。


感謝祭には恋人のイングリッドも来ていた。

そこへジェイミーもやってくる。

イングリッドがいるとわかっていたら来なかったと言うジェイミー。

するとネイサンは、彼女は傲慢で意地が悪いが俺の彼女だから慣れろと言う。

感謝祭に招待されたら次はプロポーズを期待するぞと言われ、頭が痛いと答えるネイサン。


感謝祭での話題は、イングリッドの100歳のおばあさんの誕生日。

どうやらアップロード済でレイクビュー(豪勢な仮想現実)にいるらしい。

家族はみんなホライズンで、データは無制限だと言う。←イングリッドはお金持ちみたい

それを聞いたネイサンのおじさんは、アップロードは高いからネイサンとジェイミーが作る無料版に期待すると話す。

ネイサンが真面目には働けばすぐに完成するというジェイミー。

その後、自動運転する車の中でイングリッドとカーセ〇クスを楽しみ、別れるネイサン。

帰りの自動運転の車中で、フェイスブックを買収したパネラ・ブレッドの株は急騰、同社の仮想世界「エイオン」は5000万人に利用されているという報道を目にする。

そして前を見ると、駐車違反しているトラックがいて、それを避けるようにとAIに命令するが、車はそのままトラックに衝突。

ネイサンのアップロードの準備をするノラ。

アバターを作成し、彼の記憶を見ていた。

同僚からイケメンねと言われるが、高級バイクに乗っているアプリ開発者で、傲慢な奴だとしか思っていないノラ。

死因は自動車事故だというと同僚は変ねと言う。


ノラはアバターを作る際、ネイサンの少しはねた髪をそのままにしておく。←意地悪(*`艸´)ウシシシ

ネイサンの記憶ファイルは一部が破損していた。

それは「フィデリティ・インベウトメンツ」社の前の場面での記憶。

変だと思ったノラは「???」というファイルを作りそこにその破損したファイルを保存する。


そして次に自動車事故直後に病院に運ばれた記憶へ。

そこには恋人のイングリッドがいて、「レイクビュー」へアップロードするようにと自分のIDとパスワードを医者に告げる。

永遠に一緒にいられると言って同意するようにと迫り泣くイングリッド、

考える間もなくイングリッドに押し切られて同意書にサインするネイサン。

手術室ではなく、アップロード室へ。


そこに現れたのはスキャン技師のエイベルだった。

そして母親が現れるが、話す間もなくスキャンが始まり、次の瞬間ネイサンの頭は一瞬で燃え尽きてなくなり、体は用意されていた氷が敷き詰められた入れ物へダイブ。←冷凍保存されるらしい


その後、ノラの声で目覚めるネイサン。

そこは豪華なホテルの一室で、景色もよく古き良きアメリカのイメージ。

しかし突然のアップロードでネイサンが泣き出してしまう。

慰めるノラ。

名前を聞かれると、エンジェルと呼んでと答えるのだった。


そして、シャワーを浴び、はねた髪を気にするネイサン。

部屋に備え付けのミニバーは、アプリ内課金が必要。

そこでエンジェルを呼ぶと男性が現れる。←お助けスタッフはみんなエンジェルなのね

昨夜の女の子は?と聞くと、まだ出勤していないという男性エンジェル←男性エンジェルすぐに帰る


バルコニーへと出てすばらしい景色を眺めていると、隣の部屋のカップル(ゲイ)に声を掛けられる。

無料の食堂があることを教えてもらったネイサン。

食堂の前でイングリッドに連絡し、ホライズンのパスワードを聞く。

すると、何か買いたいときは私に通知が来る設定にしたと言うイングリッド。

欲しいものがあれば何でも買ってあげると言う。

そして愛してると言って通信を切ろうとする。

するとネイサンから「君がそんなことを言うのは初めてだ」と言って驚かれる。

「もう引かれる心配がないから」とサラッと言うイングリッド。←ちょっと怖い

結局パスワードは教えてもらえず。


ノラは自宅で父親に死後の世界は改善してると話していた。

私の社員割引を使えばアップロードも格安でできると言う。

しかし父親は、悪いがやらないと言い、ママが天国で待っていると言う。←父親は身体が悪いみたい


一方、ネイサンがいざ食事をしようとしたところ、午前10時になり朝食の時間は終了。

食事は全て消えてしまう。

奥の手を使ってパンを取り出している男性・ルークを見て、ネイサンも混ぜてもらうことに。

頭に疑問がうずまくと三途の川に飛び込みたくなるというルーク。

窓の外には現実世界とここをつなぐデータの川が天に向かって伸びていた。

飛び込むとバラバラになると言う。

死因を聞かれたネイサンが自動車事故だというと、ルークに笑われ、車は故障しないはずだと言われる。


その後、森に散策に出たネイサンだったが、葉っぱ一枚一枚にもホライズン社の名前が刻まれているのをみて気味悪がる。

湖畔ではルー・クレイズという男性がレイクビューを生配信中。


だんだんとこの仮想現実の世界に耐え切れなくなったネイサンは、三途の川を目指す。

同僚からネイサンが三途の川に向かっていると聞き、急いでネイサンを説得しに行くノラ。←自席でVRゴーグル装着

ノラが現れると、君の会社のしていることは異常だと言うネイサン。←始めて対面する二人

川に飛び込んだらすべて消滅して復元は無理だと説得を始めるノラ。

そして、ノラの説得に心を動かされたネイサンは、「君は人間だ、AIはそんなに情熱的に話さない」と言う。

会社の方針で名前は秘密だったが、名前を明かすことにしたノラ。

はねた髪も直してあげる。←ネイサンはかなり気にしていたから


シフトを終えノラはオフィスを後にする。

しかしその後、PCに保存してあった「???」のファイルの中身の一部が、リモートで何者かに削除されるのだった。

スポンサーリンク

 

 

感想 ~アップロード、する?それともしない?~

私はアップロードに関わらず、死後の世界があったらどうしよう?ってチラッとでも思ったことあります。

あったら悪夢だと思うし、その反面、ドラマの続きや新作映画、そして本の続きは読めるのかなぁ、なんて思ったりもしました。

しかし、永遠に一緒って言うのは、文字通り永遠に一緒ってことだからやっぱりそれはキツイなって言うのが、今のところいちばんの思うところ。

そしてこの仮想現実の世界も、お金次第なんだよね。

別にホライズン社だけが独占してるわけじゃなく、競合する企業がいるわけで、ユーザーには選ぶ権利がある。

そしてしないという選択肢もある。

アップロード後は、無料でできることと、課金しないとできないことがある。

そういうところが妙にリアル。

意志疎通に関して言えば、生死の境界線は完全になくなっている。

仮想現実の世界で、VRを使って会うこともできる。

どちらの世界を覗くこともできる。

死というものを重く受け止めることができなくなるんじゃないかとも思う。


今回、自動車事故でネイサンがアップロードされたけど、請求先はガールフレンドのイングリッドのところ。

しかもイングリッドはパスワードを教えてくれない。

死んでからの愛してるの言葉も怖い。

逃げられへんよね。

だからその言葉はネイサンが生きてるときは封印してたんや。

賢いなぁ、イングリッド。


そしてネイサンの自動車事故!

これが怪しい。

ノラの同僚は自動車事故は変だって言うし、レイクビューで出会ったルークも車は故障しないはずと言う。

気になるのはネイサンの記憶の壊れたファイル。

とどめにノラが保存していたその破損ファイル、誰かがリモートで一部を削除してたよね。

なんか陰謀の匂いがする。

ちょっとアホっぽさもあるネイサンだけれど、ジェイミーと2人で仮想現実の無料版を作ろうとしてたんだよね。

感謝祭でのおじさんが言ったことが事実なら。

そういえば、隣の部屋のゲイカップルに、どんな仕事をしてたのかを聞かれて、ネイサンは思い出すことができなかった。

そこが壊れてるファイルと関係ありなんだよね、きっと。

この先、ミステリーな展開が待っているのか⁉

そして体は冷凍保存されるらしいけど、スキャンの時、頭なくなるんだよね!

もしこの先、生き返ることがあったなら、アンパンマンみたいなことになるの?

それはそれでちょっと恐ろしいなぁ。


続きはコチラ
アップロード~デジタルなあの世へようこそ~ シーズン1 #2 5つ星 - 夜更けに海外ドラマ
シーズン1の目次はコチラ↓↓↓

patiently.hatenadiary.com