前回、事故に遭いアップロードされたネイサン。破損した記憶というのも気になるが・・・
あらすじネタバレ
ノラはナイトリーというアプリで知り合った男性とセ〇クスする。
行為の前に互いに胸にリングドライブをつけ、「行為に同意します」という二人。
終わると「お互い5つ星をつけると約束しただろう」と言ってノラに5つ星をつけさせると、男性はすぐに帰って行く。
しかも男性がノラがにつけた評価は星4つ。←約束違反!
レイクビューのネイサンは、三途の川への自殺を試みようとしたため、ペットセラピーを受けることに。
そこにルークが現れ、俺は済んだからと言ってアーニー(太めのラブラドール)を渡される。
部屋に連れて行き可愛がっていると、「昨日は落ち込んでたとか?」と話し始めるアーニー。
驚くネイサンに「サービス向上のために会話は録音される」と告げる。←現実的!
そして今までの人生のことを話しはじめるネイサン。
人生は不公平でそれはこの世界も同じだと言うアーニー←アーニーの中の人はおじさん
生き甲斐は自分で見つけるしかないとアドバイス。
自立した有能な男になりたいと言うネイサンに、ここのアップロード5人と話してメモを取ることという課題を出す。
支えてくれる友人がいるかもしれないというアーニー。
一方、ノラは上司に、父のアップロードのための社員割引の承認のサインをもらおうとしていた。
しかし上司は、星が4.8ポイントに到達されればサインすると言い保留に。
ノラの現在の評価は星4.598←社員割引の規定では4.6以上でいいのに
ネイサンがイングリッドに連絡すると、エステの真っ最中だった。
葬儀の準備は全部済んだと言う。
葬儀の後は泊まりに来る?と聞くネイサンに、もちろんと答え、評価の高いレンタル店でVRスーツを借りると言うイングリッド。
その後、ネイサンは1人で座っているノラを見かけ声をかける。
予定を聞かれ5人のアップロードと話さないといけないことと、夜には自分の葬儀があることを話すネイサン。
ノラは、助けが必要なら私を頼ってと言うと帰って行く。
そしてネイサンは、課題を消化するために、向かいの部屋の住人と話すことに。
彼の名前はデビッド・チョーク←世界第2位の巨大企業の共同経営者だった
仕事を聞かれたネイサンは、無料ゲームのデザインだと答える。
無料じゃ稼げないなというデビッド。
自分のアップロードを保存するアプリで、死後の世界を無料で他人と共有できると説明するネイサン。
しかしアプリの名前が思い出せない。
「殺されたな」と言って笑うデビッド。
ネイサンは否定し、自動車事故だと答えるが、デビッドは「どうかな?」と言い「君は今、年間6000億ドルを稼ぐ産業を脅かした」と言って部屋に帰って行く。
現実世界では、フラン・ブースという女性が、ネイサンの家族に頼まれ事故を調査していた。
クラッシュした車に乗り、AIにダメージを聞くが、ありませんと答えるAI。←ボロボロなのに
明らかに大破してると言うフラン。
事故当日の映像を見せてと言うが、AIに映像はないと言われる。
一方、ネイサンはノラを呼び、思い出せない記憶があるから助けて欲しいと頼む。
先週取り組んでたプロジェクトの名前だと言う。
「???」のファイルが頭をよぎるノラ。
ネイサンは記憶が抜けていることに不安を訴えていた。
そして同僚にネイサンの記憶データに欠陥があるみたいだと相談するノラ。
同僚からは、欠陥のことは彼には内緒にしなさい、評価が落ちてクビは困るでしょと言われる。
その後、評価を上げるため、顧客からのリクエストに応えるべく頑張るノラ。
だけど顧客からの評価は星3つが続き落胆。
その様子を見たネイサンは、イラついているノラを呼び出し何も言わずに星5つを連発★★★★★
要件は何?と聞くノラ。
するとネイサンは、ノラが今日ずっとイラついていたことを指摘し、その理由を聞く。
仕事でもアプリでも評価を気にしているというノラ。
その上、父親が死にそうなのにアップロードの準備もまだ。
父にとっての天国は母のいる場所で私がいなくても平気だと言い、父が死ねば、私を理解し、愛してくれる人はもう現れないと打ち明ける。
そして話を聞いてくれたネイサンにお礼を言って現実世界へと帰る。
部屋に戻ったネイサンは、5人のアップロードは嫌いだとアーニーに話していた。
自殺はしない?と聞くアーニーに「今日はね」と言うネイサン。
夜には僕の葬儀があるしと言う。
ノラも家に帰り、ネイサンの壊れた記憶ファイルを復元していた。
そこにはアプリのプレゼン後の様子が映っていてジェイミーの姿も。
プレゼンで「ビヨンドは死後の世界を公平にします」なんて、つまらないことを言ったと思っているジェイミー。
ネイサンがカバーン社は?と聞くと、プレゼンは3週間後だと言う。
すると会社から男性が出てきて、2人にあのアイデアを誰かに話したかと聞く。
家族と恋人に話しただけだと言うネイサン。
男性は、よかったと言い、誰にも話すな、我々が投資すると言うのだった。
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感想 ~アプリの名はビヨンド~
なんかミステリーの匂いがプンプンしてきましたよ。
やっぱりネイサンの自動車事故は仕組まれたものだったのかしら?
大金持ちのデビッド・チョーク曰く、「年間6000億ドルを稼ぐ産業」
それを無料で提供なんてされたら商売にならなくなっちゃうわよねぇ。
殺されたな、って言われてたけどその通りかも。
私がその産業を動かす一人だとしたならば、全力で阻止するね。
そして現実世界で事故調査をしているのがフラン・ブースという女性。
どこからどうみてもネイサンの車のAIは怪しい。
もしくは壊れているというべきか、それとも操られてると言うべきか?
原型も留めていないのに、車にダメージはないだなんて、面白くないコントみたい。
ネイサンが生きているときからちょっとSの入ったAIらしからぬキャラだった。
一方、ノラは父親をアップロードするために、社員割引を受けられるように奮闘中。
意地悪な女性上司からは、平均して星4.8以上だなんて過酷な条件を出されてさぁ。
5つ星のうち星4.8ってすごい意地悪だよね。
でもイライラしてるノラに、ネイサンが星5つ★★★★★を連発して、おまけに話まで聞いてあげるんだよね。
それにノラは仕事だけでなく、プライベートでも星の数を気にしてるの。
こうしてみてると2033年は便利にはなっているけれど、私なら生きづらさを感じそう。
仮想現実の世界だってそう。
住人がプライベートだと思っているその空間、その時間、そこにプライベートなんてないからね。
常に誰かに覗かれてると心せよ!ってのも垣間見えた。
ペットセラピーの喋る動物、あれだって私に言わせれば立派な裏切り行為だからね。
現実を知ったらもう撫でることができないかも。
そして気になるネイサンの破損した記憶ファイル。
復元された内容は、プレゼン直後のものだった。
あれじゃあまるで、投資すると言った会社が怪しいですよ、って言ってるようなもの。
それとも声をかけた男性が怪しいのか。
でも真実は前回リモートで削除されたファイルの中にこそあるんだよね。
なんか今は思わせぶりなことばかり。
だんだんと真実が気になってきましたよ( *´艸`)