前回のあらすじは・・・
清居の回想を元に、平良との出会いから現在に至るまでの清居の心情が明らかに。平良と再会し、平良の顔が見たかったと自覚する清居。一方、平良は友人の小山から告白され、その現場を清居に見られてしまう。清居に去られた平良は・・・
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あらすじネタバレ
小山からの告白現場を見られ、清居に去られた平良はかなり落ち込んでいた。
一方、舞台を手掛ける兄の所を訪れた小山は、清居に会い、平良に告白したことを告げ、好きな人には幸せになって欲しいと言って帰る。
そして急遽、小山の兄から舞台の照明の助っ人を頼まれた平良は、久しぶりに清居と再会。←小山の計らいみたい。
舞台が終わり、片付けの手伝いをしている最中、アクシデントにより清居に覆いかぶさるようにして倒れ込む。
ケガした清居の指を自分の口へ運んで舐め回し、キスしようとして我に返りごめんと謝る平良。
清居が平良の気持ちを確かめると、付き合いたいという意志はなく、あくまで自分はキングに仕える下僕というスタンス。
ガッカリした清居は「お前は俺がお前のことを好きだと一回でも考えたことがあるのかよ」と言うと去って行く。
平良からは、謝罪と的外れなメッセージが何度も届いていたが、さっさと平良のことはもう忘れようと思う清居。
けれど、平良からはこれで連絡するのは最後にするという留守電が!
今晩、清居が助けてくれた場所で朝まで清居への想いを捧げると残されていた。
高校の教室で清居を待つ平良。
もう諦めようと決心しているところへ清居が現れるが、平良と鉢合わせになり走って逃げる清居。
清居を捕まえた平良は、後ろから抱きしめ「好きだ」と告白。
清居も、俺はキングじゃなく好きな人とは付き合いたいし触れ合いたいと思う普通の男だと心情を吐露。
すると平良は「好きな人がいるの?」と聞き「お前だよ」と言う清居。
卒業式のキスの意味、変えられた電話番号に傷付いていた心情。
初めて清居の気持ちを知り「触っていいかな」と聞く平良。
「今までと同じならヤダ」という清居の首筋に手を伸ばし「好きだ」と言って抱きしめる。
そのまま実験室の机に押し倒して清居にキッス。
そして2人は・・・
翌朝、自転車で2人乗り。
「俺なんでお前みたいなキモイやつ好きになったんだろう」と言う清居に「もう一回言って」としつこくねだる平良。
清居から「キモイ」と言われても、とっても嬉しそうな平良なのでした。
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感想 ~平良が鈍すぎる!~
平良は本当に自分勝手な俺様でしたね。
ただ、こんなパターンがうまくいくのは奇跡みたいなもんやから、平良がまさか清居が自分のことを好きだなんて考えたことなかったって気持ちもわからなくはないけど・・・
でも、清居の態度は結構分かりやすかったよね。
その気持ちに気付かないのは平良だけっていうね、だからやっぱり鈍すぎる!
それにあそこまで言わせておいて「好きな人がいるの?」はないわぁ~
清居が「お前だよ」って言った時、私も思わず「目の前にね」ってテレビに向かって言ってしまったよ。
わかりやすい男が相手でも、追いかける男が鈍すぎると両想いだと気付くのも大変やね。
今回、助っ人として舞台の照明を担当した平良は「一生清居を照らすライトでいたい」って思いながら照明を当てていたけれど、追いかけずにはいられないという平良の気持ちがよく表れてるなぁと思うと同時に、どこまでも平良にとって清居はキングなんだなぁと思いました。
そして清居にしても小山君にしても平良に甘いよね。
小山君は平良だけでなく清居に対してもおせっかい。
すんごくいいことしてくれるいいヤツなんだけれど、ごめんなさい、やっぱり私は好きになれません。
自分がもし同じことをしたとして、スッキリとした気持ちになる自信がもてないせいかもしれない。
そしてそして、清居と両想いだってやっと気づいた平良は大胆になったよね。
でも今までも大胆な時はあったんだよ。
今回の指を舐め回すところとか、なんかいけないゾーンに入ると我を忘れちゃってしまうというか・・・
高校生の時に清居を守ろうとして暴れた時とかもね。
清居が絡むと理性が吹っ飛んじゃうんだろうな。
それをいちばんよくわかってるのは清居なんだと思います。
平良は、吃音症のせいもあって大事なときに言葉が出なかったりしたことも多かったですが、それが全編通してかえって互いのもどかしさを増していて良かったです。
それに清居も平良の言葉を待ってあげてるんだよね、長くは待てなかったけど、それもまた不器用に感じられて、初めての感情を持て余してるように見えました。
最後はやっと平良が清居を押し倒しましたね(〃艸〃)
あれはきっと何回も妄想してたね、清居の首筋に触れたときの手。
切ない目をして見つめちゃってさぁ。
押し倒してからのキッスも大切に大切に扱っているのが伝わってきました。
そして最後の最後、サービスショットで終わりましたが、清居の苦労はこれからが本番かもしれませんね。
最後までお付き合い下さりありがとうございます。
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