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私たち、他人になれるかな? 第11話&第12話(最終話) あらすじネタバレ感想

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私たち、他人になれるかな? 第9話&第10話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第11話と第12話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第11話 間違った別れ

ハラがハラ母と電話している内容を聞いたウンボムは、ハラが子供の件で自分のことを説得しようとしてると思い込むが、でも実際は全く別の件。

しかしそのことを知らないウンボム・・・


そしてその日の夜、事務所メンバーでソ所長の訴訟の勝利とビチの妊娠結婚祝いの飲み会へ。

けれど飲み会はいろいろとあってちょっと険悪な雰囲気でお開き。

ハラはウンボムと一緒に帰るつもりだったのだが、ウンボムは先に帰ってしまい、電話で話すもウンボムはなぜか不機嫌で。

だんだんハラも頭にきてしまいけんかに(# ゚Д゚)

謝る気があるなら頭を冷やしてからメールしてと言って電話を切る。

別れ話

ウンボムはメールではなくハラのマンションの前で待っていた。

「別れよう」というウンボムに驚くハラ(゚д゚)!

ハラが子供を望んでることだけを理由に、価値観が合わなかっただけだと勝手なことばかり言うウンボムに、ハラは「最低男から私の人生を救えて感謝する、早く消えて」と言ってしまう。

しかし部屋に戻ると、なぜこうなったのか、本当に終わりなのかといろいろと考えるハラ。

依頼人

翌日、車で通勤途中に後ろから追突される。

運転していた男性は、腕のいい整備士の知人がいるとハラに持ち掛けるが、それを聞いた妻は激怒(# ゚Д゚)!

なぜなら、夫はその知人とは縁を切ると約束していたのに、約束が破られていたから。

最後には離婚よ、と言って去ってしまう。

ハラは成り行きで男性の弁護を受任することに。


2人は21歳の時に授かり婚。

その後は離婚と結婚を繰り返し、今回が3度目の離婚。

2人とも離婚を望んではいるのだが問題は養育権。

どちらも子供を育てるのがイヤらしい。

別れ話のその後

いつもと変わらない様子のウンボムだったが、ビチとシウクの前で、子供の問題で妥協できなくてハラとは別れたとサラッと宣言。

呆然としてしまうハラ。

ビチには私は平気だと言ったものの、夜になると酔った勢いで何度もウンボムに電話して大泣き。

朝起きて、携帯の履歴を見て大いに焦る。

ビチ X シウク

ビチとシウクは胎児ネームを「サン」と決めるが、病院で受診した際に、先生がサニーと聞き間違いし、「クォン・サニーもいいな」と口にするシウク。

ビチがそれを聞き逃さず、苗字戦争勃発!

ハラの策略

夫ガラムの妻ミヒャンとも面談したハラは、ミヒャンが夫の不倫を疑っている様子を見て、本当は別れたくないと思っていることに気付く。

その後、合コン三昧の同僚がミヒャンの外見が気に入ったという話を聞き、間違いメールを装って夫ガラムにうちの独身男性社員があなたに一目ぼれしたと送信。

すぐにガラムから怒りの電話があり、2人にはまだ恋愛感情があると確信するハラ。

居酒屋でソ所長とウンボム相手にビチと苗字の件で揉めていることを話すシウクだったが、2人とも味方してくれず。

そこへ偶然ハラとビチもやって来るのだが3人がいるのを見て回れ右。

シウクはビチのことを追い、小競り合いをしているうちに、階段から転落してしまう。


そしてハラには、ガラムからミヒャンとケンカしたと電話があり、会いに行くと顔にあざを作ったガラムが!

先生が他の男を紹介すると言ったせいだと言うガラムだったが、すぐに謝り、俺たちは腐れ縁で早く別れるべきだったのに無駄にヨリを戻していたと口にする。

帰り道、その言葉が頭から離れないハラ。

そこへウンボムからシウクのケガは大したことなかったと電話が。

ハラはウンボムに、もう電話して来ないでと言い、あなたへの気持ちを整理するつもりだと伝えると、ありがとう、お互い幸せになろうと言って電話を切る。


一方、シウクとビチの赤ん坊の苗字問題も解決。

シウクは階段から落ちた時に、サニーを片親にすると思ったら目の前が暗くなったと言い、俺のプライドなんてちっぽけだ、親に話すと折れたのだ。

ただ、反対されるかもしれないと。

すると反対されたら親に従おうと言うビチ。

あなたが折れてくれるかどうかが重要だったのと言い、愛してると言って抱き合う2人。


そしてガラムとミヒャン夫妻はミヒャンが養育権を持つことで解決。

その際、ハラはミヒャンに、「その人しか知らないからその世界がすべてだと思いがちだけど、他に出会いを見つけて」とアドバイスしたと言う。


一方、ウンボムはソ所長に辞職を願い出る。

ハラに振られたのかと聞かれ何も言えず。


実は頭痛と耳に異常を感じていたウンボム。

精密検査の結果は異状がなく、心因性の可能性が高いと診断されていたのだった。

第12話(最終話) 強く抱きしめて

自分からハラを振ったと言うウンボムに、自分の気持ちに気付かず人生をこじれさせていると言って、カウンセリングを勧めるソ所長。

ウンボムを放っておくことができず、ハラに別れた理由を聞くも、振られたのは自分のほうだと言うハラ。

結局のところ、子供の件で価値観が違ったと話す。


一方、ウンボムの元には、母親から親子関係解消の訴状が届く。

「正気か?」と母に電話するウンボムだったが、母はそれは最終通告で、縁談をまとめたから子供を作るようにと言い、拒めば戸籍から籍を抜き、これまでにかかった養育費も請求すると脅迫。

ウンボムは受けて立つことに!

そんなウンボムを心配し肩入れするソ所長。


そしてハラは、母の策略で男性に会わされたためその文句を言いに母の元へ。

ウンボムだけは絶対に認めない、彼にも別れろと言ったと言う母。

それを聞いたハラは母に失望し、自分のウンボムへの発言を後悔する。

ウンボム

翌日、ウンボムのオフィスで「母に別れろと言われたのね」と聞くハラ。

しかし別れたのは自分の意志だし、そっちも別れたがっていたというウンボム。

ハラは自分が別れたがっていたと言われた根拠がわからず理由を聞くも、全て自分のせいにされて疲れ、それ以上何も言わずに部屋を後にする。


ウンボムを心配するソ所長はハラと食事し、ウンボムが退職すると言っているが、ハラのほうが事務所を辞めてくれないかと打診。


一方、医師から頭痛の原因は精神的なストレスからではと言われ、ハラのことが思い浮かぶウンボム。

しかし医師には母に訴訟を起こされてツラいと話し、診断書を書いてもらえるかを確認。


そして母に対する反訴状を提出した直後、母が交通事故に遭ったと連絡があり、ハラがウンボムを病院へと送る。

CT検査で異常はないものの意識がまだ戻らない母。

ハラはウンボムに、後悔してほしくないから自分の想いをお母さんに伝えてあげてと助言。

ハラを帰したウンボムは、早く目を覚ましてと母に話しかけ、俺のせいでウンビョル(妹)をあの世に逝かせてゴメンと涙ながらに謝る。

すると意識を取り戻した母があんたのせいじゃないと言い、2人は泣きながら和解。


後日、訴訟は取り下げることになったとソ所長に報告するウンボム。

事務所を辞める件は保留にして欲しいと頼むと、ハラが辞めるから辞めなくていいと言われ驚く。

ビチ X シウク

2人の赤ん坊の性別が男の子だと判明。

シウクのビチへの愛はますます止まらず、両親にも祝福され愛され子供にも恵まれたビチを羨むハラ。

しかしビチは、転職で年俸が倍になるハラを羨む。

ウンボム X ハラ

事務所を辞めることが決まったハラに、俺が理由なら辞めなくていいと話すウンボム。

けれどハラは、いつまでも同じ職場なのも微妙だし、私もそろそろ広い海で泳ぎたいから応援してね、と言って笑う。

すっかり元気のないウンボム。

今までのお詫びにハラを夕食に誘うもスケジュールが合わず。

ハラは母と待ち合わせて食事。

ウンボムと別れたとは言っても、まだまだ心の整理はついておらず、隠さずに率直な気持ちを話すハラ。

母は、あなたがどんな人生を歩もうと応援すると言い、これまでに口出しして押し付けようとしたことを謝る。


一方、ウンボムはカウンセリングセンターへ行き、離婚した元妻のことで心が苦しいと話していた。


そしてハラは事務所を退職。


ビチとシウクは事務所メンバーのサプライズパーティーで祝福される。

そこへ遅れてハラも到着。

しかし収録があるため一足先に帰ることに。

帰ろうとするハラに、最近は甥っ子たちの面倒を見てると話しかけるウンボム。


一緒にビルを出て「またね」と言うハラにウンボムは「いつ?」と尋ねる。

そして2人が本当に聞きたいこと。

それは「私たち、本当に他人になれるかな?」ということ。

最後、答えがないまま別々の方向に歩き出す2人なのでした。

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感想+α

最低だったウンボム

勝手に誤解し、自己完結してハラに別れを告げたウンボムは本当にサイテー(# ゚Д゚)

その言い方がね、「どちらが先に悪者になるかだ、俺がなるよ」と言った言葉!

何ソレ?ですよ、本当に。

自分が傷を負わないようにすごい全速力で逃げたよね。

あの別れの告げ方は本当にズルくて酷かった。

そしてそれを言われた方のハラが、これで本当に終わりなのか、ただのケンカだったのかってすんごい気を揉むんだよね。

結果、酔って泣いて電話して。

ウンボムの罪はかなりデカい!

3度目の離婚案件

復縁と離婚を繰り返したガラムとミヒャン。

ガラムはハラに「俺たちは腐れ縁で早く別れるべきだったのに無駄にヨリを戻していた」と言ってましたけど、これも酷いと思う。

そしてハラは、ミヒャンに「その人しか知らないからその世界がすべてだと思いがちだけど・・・」ってなことを助言したと言ってたけれど、どっちかっていうと自分にそう言い聞かせてる比重のほうが重いと感じました。

それに「その世界」っていうのは、ある人にとっては最高の世界でもあるわけで。

シウクを誉めたい!

最高だったのはシウクですよね(〃艸〃)

ちょっと口うるさくはあるけれど、ビチに対する想いがちっともブレることはなかった。

うれしい時はうれしい顔をし、悲しいときは悲しい顔、怒った時は怒った顔。

あんなに素直に表現されると、された方としては参っちゃうと思うし気になっちゃうと思う。

みればみるほど、ビチにはピッタリな男性!

「あなたが折れてくれるかどうかが重要だった」と言ったビチの言葉はすごく重みがありました。

わかりすぎているのかも⁉

ハラとウンボムを見ていると、ハラがウンボムのことをわかりすぎているのかなぁとも感じました。

ウンボムは優しいけれど、こじらせた複雑な一面も持ち合わせていたりプライドが高かったり。

だからハラは、別れを告げられたときも、ただのケンカだったのかもという可能性を少し残していました。

それに、遠慮がないようで遠慮がある関係。


ハラが別の事務所に移ることになりウンボムは焦ってましたね。

母親が事故に遭い、ようやく妹が事故死した話をすることができ、母とのあいだの誤解が解けたことで、ウンボムはちょっと子供返りしたように思います。

素直な自分を少し出せるようになったというか。

それが最後のハラの「またね」の言葉に対して「いつ?」と聞いてしまうところに出ていたのではないかなぁ。

最後に

とにかくカン・ソラがとってもキレイでカワイイ大人だった。

そして最後のシーンをみていると、互いにまだ気になっている様子。

特にウンボムのほうがね(*`艸´)


「私たち、他人になれるかな?」の答えは、たぶんきっと無理。

今度はウンボムが追いかける番だと思います。