夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第10話 内なる敵

あらすじネタバレ

起 

所長襲撃の件でアリーに密告されたルーは、そのことをみんなに言いふらすとアリーに警告。


一方、マリーはシーラに近付き、施設での9人毒殺の件について探りを入れる。

レブのことを息子同然に思っているマリーは、ルーのレブへの影響が強すぎると懸念を示し、シーラもそれに同意。


停職処分を受けたリンダは、復職させないとPTSD(←占拠事件の影響)で訴えるとジャクソンを脅す。


部屋に戻ったルーは、レブに預けていた携帯が消えていることに気付き激怒(# ゚Д゚)

マリーからキャスが使っていたのを見たと聞き、早速ファーガソンの所へ。

部屋を荒らすが携帯は見当たらず、代わりにガラス瓶に入った金魚を見つけファーガソンともみ合いに。

ガラス瓶は割れ、泣き叫びながらそれを拾おうとするファーガソン。

血だらけになった手を見たファーガソンは、幼少期の頃に目撃した、父が母を浴槽で溺死させた出来事を思い出す。

少女の幻覚の正体は、ファーガソン自身だったのだ。

そのことをミラーに打ち明けるファーガソン。

ミラーは、幼少期の記憶を取り戻したのは大きな進歩だと告げる。

ギャビンと面会を果たしたブーマーだったが、現れたのが小太りのブサメンだったため、写真とは別人だったとルビーに愚痴る。

しかし内面を見るようにと言われ、再びギャビンと面会。

意気投合するが、ギャビンには最初から企みがあり、刑務所ポルノを書く囚人を捜していたのだ。

そのことをルビーに伝え、「あんたが書くんだ!」と言うブーマー。

見返りに彼の精子をもらうつもりらしい。


一方、ルーはトラヴィスに連絡を取り口座を確認するが、お金は既に消えていた。 

レブからアリーがこの棟にいたと聞き、早速アリーのところへ。

誤解だというアリーだったが、信じてもらえるはずもなくボコボコに。

見兼ねたマリーが緊急ボタンを押す。

怒ったルーが誰の味方だ?と聞くと、レブだと答えるマリー。

レブに、彼女はあなたをダメにすると訴えるが、レブからは母親づらするのはやめろと言われる。

いよいよファーガソンの予備審問当日。

ヴェラは予備審問に向かうミラーを呼び止め、ファーガソンの恐ろしさを説き、今止めないと後悔すると、最後の説得を試みる。

しかし証言台に立ったミラーは、ファーガソンは間違いなく解離性遁走で、頭部損傷による逆行性健忘が見られると自信を持って証言。


ウェントワースでは、ルーにやられたアリーを見てルビーとブーマーが驚いていた。 

ルーと戦争だと語るアリーに、所長を襲ったのは私たち3人だったと告白。

ジュディは、ルーが密告してる人物が所長なのかどうかを確認したかったと話す。

2人を巻き込むなと言って怒るアリー。


その後、中庭にいたマリーに助けてもらったお礼を言い、最後に携帯を使っていたのがファーガソンだという証言を得る。

ヴェラに頼んで監視映像を見せてもらうと、そこに映っていたのはジュディだった。


一方シーラは、私が手術費用を払うとレブに持ち掛ける。

しかしレイプ魔の手下に施しを受けるなら女の体でいるほうがマシだと言って断るレブ。

するとシーラは、ルーは隠し事をしてると囁く。

ジュディの部屋で携帯を見つけたアリーは、罪をなすりつけられたことに激怒(# ゚Д゚)

ジュディはしおらしく謝り、お金はちゃんと返すから携帯を貸してと頼み、アリーは携帯を返して部屋を後にする。


一方、ルーがレイプを傍観してたことを知ったレブも激怒(# ゚Д゚)

しかしあんたのためにあいつらを殺したと告白され、せっかく救ってくれたのにまだ女の体のままだと呟く。

すると手術費を盗んだアリーに責任を取らせると言うルー。


そしてシャワー室にいたアリーは、後ろからナイフでめった刺しにされる。

刺したのはジュディ。

しかし、微かに意識を取り戻したアリーが目撃したのは、入れ違いにやって来たルーだった。


テレビでは、米国防長官が射殺されたと報道され、それを見たジュディは4万ドルを送金。

電話をかけ、ありがとうと言って切ると携帯を踏み潰して破壊。


一方ヴェラは、ファーガソンに袋を被せるようにとリンダに命令。

喜んでと言って袋を被せるリンダ。

ファーガソンはパニックに陥り助けを求めるが、一人取り残されるととうとう記憶を取り戻す。

そして鏡に写る自分を見て、「私はジョアン・ファーガソン、私は怪物だ」と口にするのだった。

スポンサーリンク

 

 

感想 ~ファーガソンは正しかった~

アリーはルーのことを密告しただけでもピンチなのに、携帯を盗んだ濡れ衣まで着せられさらにピンチに!

一方、レブをルーから引き離したいマリーと、レブに無実を証言してほしいシーラは、何やら利害が一致!?

ファーガソンが無罪放免になることを恐れたヴェラは、予備審問の証言の件でミラーを説得しようとするが失敗。


そんな中、一人ほくそ笑んだのがジュディ。

とことん悪いお嬢ちゃんでした。

自分を守るために最後はアリーをメッタ刺しΨ(`∀´)Ψ

驚きはしませんでしたけどね。

最初に見た時からコイツはイヤなヤツだと思ってましたよ。

後はもう運が尽きるのを待つだけになると思うんだけれど、誰がジュディの化けの皮をはがすのか?

ここはどう考えても期待できるのはマリーくらいしかいない。

アリーとはただならぬ関係だったこともあるわけだし、黙って見過ごすはずがないと信じたい。

とにかく、ムカつくジュディがとびきりのお仕置きをされるところが見たいんですっ。

泣いて叫んで絶望して二度と立ち上がれないくらいにボロボロになって欲しい!

殺さなくていい、絶望を味合わせたい、世の中には思い通りにならないことがあると知らしめたい。

ジュディを見てるとそんな気持ちになっちゃうんだよね。

そしてルビーとブーマーよ、ルーにボコられたアリーに一人にしてごめんって言ってたのに、また一人にしちゃったね┐(´д`)┌

アリーの生死はわからないけれど、最後にルーを目撃させたってことは命は取りとめたんじゃないかと思う。


一方、ルーとレブの関係もなんだか新たなステージに突入って感じがしますね。

施設での毒殺、ルーの告白がなくてもこのドラマを観てるみんながルーがヤッたと思ってましたよ、たぶん。

少なくとも私は思ってました。

マリーは本気でレブを心配し、ルーと一緒にはいさせたくないようだし・・・

マリーがレブに関わろうとすればするほど、次に命を落とすのではないかとちょっと心配になっちゃいます。


そして、とうとうファーガソンが記憶を取り戻しましたね(*`艸´)

最初は絶対に記憶のない演技だと思っていたけれど、回を重ねるごとに本当に記憶がないのかもと思い始め、今回、本当に記憶障害だったんだとやっと信じることができました。

それに記憶がなくてもファーガソンは正しかった!

ファーガソンが見た光、私と本当の私を繋ぐ人で、私を解き放つと言った言葉。

正しかったと証明されましたね。

ヴェラの袋を被せると言う決断と行動が、ファーガソンの記憶を見事に呼び覚ましました。

ヴェラの望みはファーガソンを解き放たないこと。

でももう予備審問は終わり、ファーガソンは罪に問われない可能性が濃厚に。

もしこのままファーガソンが無罪放免になったら、記憶という武器まで手に入れて解き放たれてしまうことになってしまう。

今回ばっかりは、そっとしておこうとしたジェイクが正しかったわね。

そして記憶を取り戻したファーガソンの次の行動が気になります。

記憶障害になる前は、ヴェラの娘を攫おうとしていたけれど、果たして行動に移すのか?

私の希望としては、ファーガソンには引き続き記憶障害を装ってもらって、本当に記憶障害だった頃との違いを堪能したいと思ってるんだけど。

ウェントワースのモンスター対決を制するのは一体誰になるんでしょうね。


第11話の感想はコチラ
ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第11話 悪党 - 夜更けに海外ドラマ

カテゴリーはコチラ
海外ドラマ-ウェントワース女子刑務所 カテゴリーの記事一覧 - 夜更けに海外ドラマ