前回のあらすじは・・・
車いすで刑務所へと戻ってきたアリー。焦るジュディだったが、アリーが自分を刺したのはルーだと思っているとわかりホッとする。一方、記憶を取り戻したファーガソンは、復讐の衝動を自制することができずミラーに助けを求める。そして、療養所での毒殺火災事件の濡れ衣をきせられているシーラは、マリーから鎮静剤を手に入れルーとレブを眠らせると、レブのことを殺害するのだった。
前回の感想はコチラ
ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第11話 悪党 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第8話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
レブが亡くなり深い悲しみと怒りで取り乱すルー。
一方、ルーが殺されるという思惑が外れたマリーも激しく動揺する。
刑務所内は暗い雰囲気が漂い、受刑者たちはルーがレブを殺したと思っている様子。
シーラを捕まえたマリーは、ルーを殺すはずだったと彼女を責めるが、シーラは鎮静剤はあなたがくれた、私たちは同罪だと言って気にも留めない。
翌日、ファーガソンはミラーとのセッションへ。
マリーが部屋で泣く声が聞こえてきて助けたいと思ったと話すファーガソン。
ミラーはいい傾向だと言うが、ファーガソンは静かだったキャスに戻りたいと口にする。
一方、弁護士と面会したジュディは、米国への引き渡しを恐れていた。
しかし弁護士から、もしもパートナーが重病でそれが長期に渡るものなら、引き渡しを先延ばしにすることが出来ると言われ、アリーを利用することを思いつく。
アリーに近付き、24時間いつでも力になると申し出ると、ルーは保護房にいるべきだったと言って、矯正省を訴えるべきだとアリーを唆す。
ブーマーはギャビン(←刑務所ポルノ依頼人)と面会。
小型カメラを持ち込んでくれたらレズ動画を撮ってあげられると持ち掛け個別面会へ。
そこで動画と引き換えにギャビンの精子の提供を要求。
嫌がるギャビンだったがレズ動画欲しさに承諾し、なんとか頑張って袋にいれた精子をブーマーに渡す。
一般棟に戻ったブーマーは、ルビーに手伝ってもらいその精子を自分の中へ。
一方ヴェラは、「レブ殺害犯を教える、3時シャワー室」と書かれたメモを見つけシャワー室へ。
すると現れたのはファーガソン。
犯人はシーラだとファーガソンが伝えるもヴェラは全く信じない。
そしてルーは、ジャクソンから2人の体から鎮静剤が検出されたことを聞かされる。
これでレブ殺害の疑いが晴れたルー。
一般棟へ戻るとマリーが鎮静剤を購入したことを突き止め、マリーの部屋を漁る。
そこには、以前、マリーがファーガソンから取り上げた殺鼠剤の入った小瓶と、一部シーツが引き裂かれている布団を発見。
ルーから責められたマリーは、シーラが殺したと暴露。
悪いのはメンデルを殺したあなただと言われ、逆上したルーはマリーの首を絞めるのだったが、途中でやめてシーラをぶっ殺すと口にする。
一方、リタは父親と和解。
そしてルビーから電話がかかってくると、父親がちょうど息を引き取るところだった。
その直後、警官が現れため大人しく警官に従うリタ。
ウェントワースでは、監視カメラの映像を見たジャクソンが、レブ殺害に関してシーラが怪しいと睨み、彼女を確保するように指示。
しかしその頃、シーラはルーに追い詰められていた。
殺鼠剤入りの毒を飲むか、喉を掻っ切られるか選べと迫るルー。
シーラは、謝っても遅いし、悪いとも思っていないと言うと、殺鼠剤を飲み干すが、なかなか死ねずにもがき苦しむ。
そこへマリーがやってくる。
殺してと懇願するシーラ。
マリーは見ていられないと言うと、モップの柄をシーラの首に押し当て、ルーも加担しシーラを殺害。
その後、シーラの遺体が発見され、刑務所内には警報が鳴り響く。
食堂にいた囚人たちの前で「シーラは死んだ、レブの仇を討った」と言うルー。
誰も何もしてくれなかったと不満をぶちまけ、自分がボスになると叫ぶ!
そしてルーは、看守たちに連れていかれるのだった。
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感想 ~次のボスはルーになっちゃうの???
犯人がバレバレの時は展開も早いんやね。
シーラには特に思い入れもないし早いとこ退場してくれてかえって良かった。
そしてシーラのおかげで思い出したよ、ウェントワースが過酷なところだということを。
いちばん人が嫌がる形で起きて欲しくないことが起きる場所。
今回はレブの殺害。
ルーとマリーに深い傷を残しました。
終わってみると、メンデルを殺され犯人に仕立て上げられたシーラからの最大の嫌がらせだったんだなぁ。
死んで終わりっていうのはズルいとは思うけど、ズルズルと出演されても困るからやっぱりこれでよかった。
そしてずる賢いジュディ。
米国への引き渡しから逃れようとアリーを利用しようとしてる。
やるなぁ~
腹立つけど、早くお仕置きされて欲しいけど、でもでもでも、ウェントワースにはまだまだジュディのあの性悪さが必要なんよなぁ。
アリーは本当に平凡な善人で、ジュディからしたらさぞかし操りやすいんやろうね。
車いすで気弱になってる上に、ルビーは仮出所が近い。
ルビーの邪魔をしたくないなんて、本当に平凡で健気な善人。
尽くすタイプよね。
アリーに限らずウェントワースは尽くす女性であふれてる。
逆の考え方をすると、誰かに尽くしたがゆえにウェントワースにいるとも言える。
そんな中、ジュディだけは身勝手なお嬢ちゃま。
だからドラマに必要なんだけれど、見れば見るほど、いや、見てれば見ているほど、あの豊満なボディも妬ましく思えてきちゃう。
一方で変わらないのがブーマー。
子供が欲しいって想いはやっぱり強いんやね。
そして実践したのがシリンジ法。
ギャビンの精液を注射器を使って膣へと注入してましたが、1回の実践で妊娠する可能性ってどれくらいあるんだろう?
前回、マキシンの精子で試した時は失敗してました(´;ω;`)
もし、ウェントワースで明るいニュースを提供できる人物がいるとすればブーマーだと思うので、妊娠する可能性はあると信じたいです。
ルーの「私がボスになる」宣言で、ボス代理の座も危ういので・・・
そしてヴェラだけは、ファーガソンに対する厳しい態度が軟化する兆しは一切なし。
1ミリたりとも信用しようという気がない。
でもその頑なな態度が、ファーガソンにとっていいのか悪いのか、私にはもうわからへん(;´・ω・)
それと、ファーガソンの記憶が戻ったことを知っている医師のミラー。
忘れてたけど、ファーガソンが口にした通りミラーは確かに野心家だった!
リズが認知症だった時も内緒でクスリを処方してたはず。
このスケベ心も後々どうなることやら┐(´д`)┌
誰が、っていうよりも、誰もが競ってる状態でドラマが進んでいきますね。
私としてはファーガソンの心象がいちばん気になりますが、この先何をしてくれるんだろうなぁ。
そしてヴェラは何を想うんだろう。
2人の今後が興味深いです。
第13話の感想はコチラ
ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第13話 固い絆 - 夜更けに海外ドラマ