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ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第19話 報い

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ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第18話 不毛地帯 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第19話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

公判では、ファーガソンは記憶障害だったとミラーが証言し、それを苦々しい顔をして傍聴席でみているヴェラ。


一方、潜入捜査官だったことがバレ囚人にボコられたリタは、ルーの携帯を奪えば自分の身分が明らかになり、無実が証明できると考える。

そしてジャクソンに、ルーの計画は看守への復讐ではなく脱獄だと話す。

ジャクソンから報告を受けたアンは、ジャクソンがジュディの脱獄計画に気付いたことをNSO(国家安全保障機構)に連絡するが、仲間のテロリストとジュディの接点をまだ見つけられていないため、看守長を黙らせろと言うNSO。


リタは一般棟に戻されるが、ルビー、アリー、ブーマー、マリーの4人は、ルーからリタに付くか、自分の仲間になるか選択を迫られる。

4人はルーを選ぶが、それはリタが携帯を探しやすくするためのお芝居。

ルーのいるH5棟に戻されたリタは、コンカラーズの仲間が弟を襲撃すると告げ、ルーは弟に電話するが、電話の使用が禁止されたため弟に連絡が取れず。

仕方なくザイナにSIMを発注。


ジュディの元には父親が面会に訪れ、PCの証拠はNSOが仕込んだもので引き渡しは中止、容疑は晴れるだろうと伝える。

それを聞いてしまったアンは、マイルズにジュディを制御室に連れて来させ、悪態をつくジュディを何度も警棒でぶつ。

見兼ねたマイルズはヴェラに知らせ、ジュディはすぐに医務室へ。


一方、弟が狙われているのに何もできないとイラついていたルーだったが、リタの狙いが本当はあの携帯だということに気付く。

ジュディは自分の引き渡しがなくなり計画は中止にするようにとルーに言うも、ルーが納得するはずもなく。


マリーは、ザイナがルーにSIMを渡すとリタに伝えに行き、録音のことを謝罪。

リタは携帯を手に入れてルビーを守って欲しいとマリーに託す。


ヴェラは判決前のファーガソンのところへ行くと、私も怪物になりかけたけどあなたと同じにはならないと言い、役目を果たすと告げる。

そして公判が始まり証言台に立つファーガソンだったが、傍聴席にいるヴェラが本気だと悟り、記憶は戻りミラー先生のことを欺いていたと告白。

自ら「有罪に」と口にする。


刑務所に戻りミラーから責められたファーガソン。

衝動を抑える薬は薬物検査があるためニセ薬だったと聞かされる。

その後、ヴェラから無罪になり釈放されたのにどうして?と聞かれるも、何も答えず微かに微笑むだけ。

ジャクソンからクビを言い渡されたミラーは、最後に1枚の書類にサインをさせられる。


一方、ザイナからSIMを受け取ったルーの後をつけ携帯を手に入れようとするルビー。

しかしそれはルーの罠で、待ち構えていたルーとその仲間たちと乱闘に!

そこにルビーの後をつけていたマリーが助けに現れルビーを逃がすも、自分はルーに包丁で刺し殺されてしまう。

マンディがルーの代わりに自供。

ジャクソンは怒りに震え、君の政策のせいだとアンを罵り、ジュディの暴行の件でも理事会へ、君は終わりだと言い渡す。


呆然としながら車に乗り込むアンだったが、NSOの職員が助手席に乗り込んできて、脱獄はニセの囚人移送を装い明日決行されることを告げられる。

爆弾を乗せた車を所内には入れないと言うアンに、この男はロンドンのテロにも関与している、君の娘を殺したと悪魔のような囁きを。


一方、H1棟では、マリーを置いて逃げた私のせいだと自分を責めるルビー。

アリーは私たち全員のせいだと言い、リタは最期は善人だったと話す。

そしてH1棟の外では「残すは4人だ、ぶっ殺してやる」と囚人たちの声が響いているのだった。

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感想 ~ファーガソンに異変あり⁉~

またまたファーガソンが驚かせてくれました。

ヴェラが「どうして?」って聞いていたけれど、私もテレビを観ながら「どうした?」と呟いてしまいました。

やっぱり読めないお人です。

もしかして反省してる?

いやいやいや、そんなはずはない、断じてない、きっとない。

そう思ってるんだけれど、ファーガソンも自身が気付かないうちに少し変わってしまったのかな?

反省してるとかいう気持ちじゃない。

母性に近いようなものを感じる。

そんなふうに思ってしまう私もまだまだ甘いなぁとは思うんだけれど、ちょっと情のようなものをやっぱり感じちゃうんだよね。

記憶は戻っていると言ったとき、ミラーのことは欺いていたと証言して彼のことを守った。

私に言わせたらそこも「なんで?」やねんけどね。


そして困ったことに、ヴェラが全くファーガソンのことを信用しなければしないほど、ちょっとは信用してあげてもいいんじゃないかなぁ、なんてまたまた思ってしまうんだな。

このあいだ、そう思ったことを反省したところではあるけれど。

でもね、以前、ファーガソンがレブの携帯を無断で失敬したときに、ヴェラのところにかかったことが確かあったんだよね。

その時にファーガソンは、1つだけ見えた光がこの番号で、私と本当の私を繋ぐ人で私を解き放つって言ってたんだよ。

それも頭の片隅にあって・・・

できればいいほうに解き放って欲しい、って少し思ってしまう私がいるのです。


一方、一般棟に戻ってきたリタ。

結局、自分の無実を証明するにはマリーが録音してたジョーンズとの会話が証拠になりそうだけど、その割にはみんなしてマリーを責めすぎやと思う。

マリーだって悪気があったわけじゃないのに。

それに私はマリーのことは嫌いじゃなかったし。

みんな自分が被害者みたいな言い方するけれど、マリーだってクズな息子とはいえ、ルビーに殺害されている。

そしてルビーはその罪を償ってはいない。

なのに・・・

なんなんだ、あの偉そうな言いぐさは(# ゚Д゚)

マリーに殺されかけたとはいっても、生きているではないか。

あんなにリタとルビーに偉そうにされることある?

そう思ってしまう私のほうがおかしいのかもしれないけれど、みんなのマリーへの仕打ちはちょっと納得できません。

せめてもの救いは手下とかではなくルーに殺されたこと。

カズが殺されたときは、しょーもない看守やったからね。

そこだけはよかった、殺されてしまったけど。


そして大っ嫌いなジュディ。

今更容疑が晴れたところで、その手はもう血で染まってるからね。

無傷で終わるなんて絶対に許せないしありえない。

アリーたちもマリーを責めてる暇があるのなら、ルーのことを恐れずにジュディに報復すればいいのに。

マリーばかりを責めるところがダメダメ女子というか、なんかねぇ。


そしてそして、残るは脱獄やね。

爆破どうなるんやろうね。

ルーはジュディのことをとっちめないのかなぁ。

ジュディの顔が恐怖で歪むところがもっともっとみたいのに。

今のところ全然足りてない。

ここはもう1回、アンに期待してみるかなぁ。


第20話(最終話)の感想はコチラ
ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第20話(最終話)未来へ - 夜更けに海外ドラマ