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ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第19話 報い - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第20話(最終話)のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
マリーが殺害され、保護隔離棟を復活させるというジャクソン。
ファーガソンに対しては、明日一番で精神科病院へ移動させると言い渡す。
一方、ヴェラはアンを呼び止め、明日は理事会でジャクソンも罷免を望んでいると言うも、アンの態度は余裕しゃくしゃく。
そしてブーマーは、ようやく電話でギャビンと話すことができ、妊娠したことを告げる。
意外にも喜んでくれ、君と赤ん坊を支えると言ってくれたギャビン。
マリーを殺したのがルーだと知ったアリーは、H1棟でそのことをリタたちに話す。
するとそこへジェイクがやってきて、みんなを明日、保護隔離棟へ移すと言われる。
唯一無実を証明するルーの持つ携帯を諦めるしかなくなったリタ。
私の判断は何もかも間違っていたと言って、ルビーに終身刑にしてしまったことを謝罪し、携帯だけが希望だったのにと話す。
その会話を聞いてしまうアリー。
一方、17時にセットされた爆弾を積んだフレイザーの護送車が所内へ。
そして弁護士と面会していたジュディは、たまたま面会室のトイレから出てきたフレイザーを目にする。
すぐにルーのところに行き、計画は中止にしたはずだと言うもルーには相手にしてもらえず。
そこへ、アンからジュディは出廷予定だから待機房にいれるようにと指示されていたマイルズがやってきて、ジュディを連れて行ってしまう。
ルーとジュディの話を盗み聞きしたファーガソンは、ルーが今日、刑務所を爆破して脱獄しようとしてるとリタに伝える。
そして待機房に入れられたジュディも、ルーが刑務所を爆破して脱獄するつもりだとアンに訴えるが、あなたの計画は知っていた、私のほうが上手だと言うアン。
NSOが私をハメる気だと主張するジュディのことを無視。
リタはルーのところへ行き、爆破の件で囚人たちに逃げる時間をあげてと言うも、ルーは受け入れず。
そこで2人は乱闘になり、ファーガソンがパニックボタンを押して、看守が2人を独房へ。
その時、ルーが携帯を落としたのを見たアリー。
しかし拾えない。
独房では、爆弾があるから危険だとリタが訴えるも聞いてもらえず。
ジェイクは入り口にずっと止まっている護送車を不審に思い、そのことをヴェラに話す。
ヴェラが護送車を確認するが運転席は無人。
NSOは、ずっと入り口に車が止まっているのは、爆破ではなく、ジュディを脱獄させる気だと判断し、17時直前に護送車を取り囲み中をのぞく。
するとそこにジュディの姿はなく、爆弾が爆発。
護送車は吹っ飛び、刑務所の建物も崩壊し、刑務所内は暗闇となり混沌と化す。
死傷者が多数出ているもようで、車いすのアリーも孤立。
建物はいつどこが崩れてもおかしくない危険な状態に。
ヴェラは、ジュディの遺体を発見し、アンのことを見つけるが、アンは完全にイカれた様子。
ジュディと関連付けるために爆弾を積んだ護送車を所内に入れたこともベラベラと喋る。
呆れたヴェラが、ジュディなら死んだと言って去って行くと、口封じのためヴェラを追いかけ首を絞めて殺そうとするアン。
しかしアンの後ろからファーガソンが現れ、アンの首を一捻りして瞬殺。
そこで気を失うヴェラ。
建物の外では、消防隊や救急隊も入り乱れ騒然とした状況で、脱走した囚人も多数いる模様。
リタはフェンスを越えようとするルーを捕まえてぶん殴ると、爆破事件の犯人だと言ってマイルズにルーを突き出す。
一方、アリーはリタのために、不自由な足で這いずり回って携帯を見つけ出すが、がれきの下敷きになってしまう。
そしてファーガソンは、ヴェラを抱えて安全なところまで運んでいた。
意識を取り戻したヴェラに、最終的な狙いは何かと聞かれた答えが今分かったと言い「子供には母親が必要よ」と言うと微かに笑みを浮かべ去って行く。
その後、ヴェラはジェイクたちのところへ行き、無事を喜び合う。
行方の分からなかったアリーも無事見つかり、喜ぶブーマーたち。
アリーはプレゼントだと言ってあの携帯をリタに渡し、リタもお礼を言う。
そしてその様子を、温かく見守るヴェラたちなのでした。
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感想 ~どうやらハッピーエンドのようだ!~
とうとう最終話を迎えてしまいました。
最後はしっちゃかめっちゃかだったけれど、ヴェラとブーマーが無事ならば、幸せならば、私の中ではハッピーエンド。
ギャビンも意外といい人そうで、ブーマーのハッピーな顔が見れたので、こっちまでちょっと幸せな気分に。
そして肝心の最終話はというと、爆弾は爆発しそのせいでジュディは死亡。
ちょっと納得いかないんですけど(¬з¬)
自分さえよければいいという完全な自己中お嬢ちゃま。
あまりにも簡単な死にざまにちょっとガッカリ。
アンとの死闘も期待していたのに。
そのアンはというと、壊れてましたね。
ヴェラに自分がしたことをぶちまけたかと思ったら、口封じにヴェラの首を絞めて殺そうとするなんて。
ファーガソンがタイミングよく現れたからよかったものの・・・
タイミング・・・よかったって言っていいんだよね。
まるでどこぞの仕事人のように無言でアンを瞬殺(゚д゚)!
いや、仕事人は一言二言はなんか喋ってるか。
そしてそこで終わらない。
お姫様だっこで意識のないヴェラを運びだし、愛おしそうに触れるさま。
とどめは「子供には母親が必要よ」だなんて、ここへきて最後はちょっとカッコよすぎ。
ヴェラの顔からも恐怖心はすっかり薄れ穏やかな表情に。
ファーガソンも笑みを浮かべて去って行きましたが、その後ろ姿はかつての怪物のような雰囲気はなく、普通のおばさんのようでした。
一方、自己中という点ではリタもジュディに負けてはいない。
マリーを責めていたこと、私は忘れてませんから。
そして何に腹が立つかというと、正義を振りかざしているところ。
いかにも自分は善の側にいて、そっちは悪なんだという態度。
確かにルーは、囚人たちの安全も顧みずに刑務所を爆破させ脱獄しようとしていたけれど、リタに責められるのはなんかちょっと違うような気がする。
いろんなルールを曲げて好き勝手していたリタには偉そうに言われたくないなぁ。
それに最後はアリーが携帯を渡してたでしょ。
さんざん囚人たちに厳しすぎたウェントワース女子刑務所というドラマで、ちょっと優しすぎやしませんか?
でも、思い返すと罪を逃れた人は少なくはない。
ジャクソンの妻だった所長を殺してしまったフランキーも、ファーガソンの手先として手を汚していたジェイクも、悪事に手を染めまくったファーガソンも、マリーの息子を殺したルビーも。
みんなみんな殺人犯。
私はずっとジェイクは最終話までは生き延びれないと思っていたのですが、しっかりと生き残りましたね。
しかもあんなにクズだったのに、割とそこそこ改心してる。
全部ヴェラのおかげやけどね。
それに比べて最後まで本当に役に立たなかったジャクソン。
彼には腹が立つことが本当に多かった。
あんなに囚人たちから信頼されていたのに、逃げようとしたり、意志の弱さが見えたり、マリーにすがったりと、どうしようもなかったなぁ。
結局、初期メンバーは、ヴェラ、ジャクソン、マイルズの看守組3人と、囚人からはブーマーのみ。
ヴェラとブーマーはようやく幸せになれそうだけど、マイルズだけが心配。
以前のように囚人から気軽にお小遣い稼ぎをしていたスマイルに戻って欲しい。
そしてエンディング。
そこには楽しい映像がいっぱいで笑顔が溢れていて、確かに最高でした。
最後までお付き合い下さりありがとうございます。
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