夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第4話 亡霊

あらすじネタバレ 

男に襲われたファーガソンは、病院のベッドの上で昏睡状態に陥っていた。

傍らには刑事の姿が!


一方ウェントワースでは、所長のアンが職員たちを前に、お金のかかる保護隔離棟の即時閉鎖の決定を告げる。

囚人の安全を考慮し反対するジャクソンとヴェラだったが、予算削減を実現し、経営合理化に取り組んでいる証拠として発表したいアンは全く取り合わない。


そんな中、刑事がウェントワースを訪れ、ファーガソンが生きていることをヴェラたちに報告。

埋められていた遺体はDNA鑑定で別人であることは分かっていたらしく、ファーガソンの警戒を緩めおびき出すために極秘扱いだったと言うのだ。

ヴェラに会いに来たのは、身元確認をしてもらうためで、ヴェラは病院へ行き昏睡状態のファーガソンと対面する。


その後ウェントワースに戻ったヴェラは、ファーガソンがキャス・マクスウェルの偽のIDを持っていたこと、警察はマーフィー(←クビになった元看守でチャニングに射殺された)を疑っていること、逃走資金を集めていたことをジャクソンとジェイクに話す。

マーフィーに強請られたのは、ジャクソンの後を付けていて生き埋めの一部始終を見ていたからだと推測する3人。

保護隔離棟の囚人たちが一般棟へ移され、他の囚人からは酷く罵られていた。

一方で、ジャクソンはファーガソンが生きていたことで、自分は殺人犯ではないことに安堵。

アリーは、パパに電話もできないとこぼすジュディのために、ジャクソンに直談判するが、外部との接触は禁止だと言って断られる。

食堂では、マリーがアリーの仲間に襲われ、アリーからはルビーに近付いたら殺すと警告を受ける。


そして病院では、ファーガソンが昏睡状態の中、自分という怪物と戦っていた。

マリーはアリーに会いに行き、ルビーを傷つけないと話すが信じてもらえず。


ヴェラはジュディを自分のオフィスに通し、父親への電話を許可する。

自分は無実だと言って議員である父親に助けを求めるジュディだったが、情報漏洩は立派な犯罪だと言われ冷たく突き放される。


そしてルーは、男でいられないなら生きていたくないと口にするレブのため、ルビーをヤるとレブに告げる。

マリーに確認してからだと言ってそれまで手は出さないようにと言うレブ。

しかしルーはフライング。

シャワー室でルビーを襲い、壁に頭を打ちつけたルビーはてんかんの発作を起こし倒れてしまう。

レブに話を聞いたマリーはシャワー室へと駆け付け、ルーからルビーを守るため刃物を奪いカネは払わないと怒鳴る。

そこへレブも現れルーに逃げようと言い、異変を感じたブーマーも登場。

発作を起こして倒れているルビーと、刃物を手にするマリーを見て非常ボタンを押す。

ルーは、レブに約束したカネを用意しないと殺すとマリーを脅すが、もうお金はないとマリーに突っぱねられる。


一方、ジェイクは医務室から麻酔薬を盗み、ファーガソンを殺そうとしていた。

しかしファーガソンが目覚め姿を見られてしまう(゚д゚)!

ヴェラの家へ行き、ファーガソンが意識を取り戻したから赤ん坊を連れて逃げると興奮気味に話すジェイク。

ヴェラは今夜は何も起こらないと言ってジェイクを宥め帰るようにと諭す。


翌日、ブーマーからルーとマリーがシャワー室でルビーを刺し殺そうとしていたと聞いていたアリーは、マリーの顔面を何度も殴打し独房行きへ。

その様子を監視カメラで見ていたアンはルーに目を付けある提案をする。

マリーや保護隔離棟の囚人を守り、ジュディを監視する見返りに、レブのHRT治療の再開と手術のことも相談に乗ると言うのだ。


そしてヴェラのところにだけ刑事から病院に来いと呼び出しがあり、ジャクソンとジェイクも一緒に行くことに。

ヴェラが呼ばれたのは、知っている人に会わせるためだった。

しかしファーガソンは見覚えはないと言い、自分はキャス・マクスウェルだと名乗るのだった。

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感想 ~ファーガソンの覚醒~

保護隔離棟の閉鎖に、ファーガソン生存の知らせ。

ルーはレブの手術代のためにルビーを殺そうとし、アンはレブを愛するルーの気持ちを利用しスパイにしようと目論む。

やっぱりウェントワースはこうでないとね。


今回の私のいちばんのハイライトは、目覚めたファーガソンの目玉がギョロッと動いてジェイクのことを見た瞬間。

目玉が横に動いただけなのに怖さがマックス(ll´Д`ll)

シーズン7の最終話でファーガソンを見た時は、今更なぁ~と思ったけれど全力で謝ります。

最後に自分はキャスだと名乗ってヴェラたちのことを知らないと言ったのも、ウソだと信じてますよ。

だってファーガソンなんだもの。

きっと自分が置かれている状況を高速で計算しているはず。


一方、やっぱりルーはルビーを狙いましたね。

マリーの支払うお金が目当てだったけど、まさかそれをマリーが止めるとは。

本当にもうルビーを狙うのをやめたのか?

疑わしい限り。

でもルーには所長のアンからの新たなオファーが!

所長のスパイとなってまずはレブにホルモン療法をってことみたいだけれど、ルーはいったいレブのどこに惚れてるんだろうか?

今のところレブのことを好きになる要素が1つも見つからないのは私だけ?

レブの価値が全く分からない。


そして所長のアンはやっぱりすごく野心的。

感じがいい人物とは言えないけれど、アンの合理的なところ、私は決して嫌いじゃない。

ヴェラは保護隔離棟の閉鎖のことで「囚人を守る義務がある」とアンに訴えたけれど、アンは「社会に反発した時点で保護を受ける権利を失った」と言った。

私もどっちかと言うと、こっちの意見派。

世間の寛容さにはただただびっくり。

それだけ人は頼られ必要とされることに飢えているということなのかしら?


一方、ファーガソンの生存が発覚し、気が気ではないヴェラ、ジャクソン、ジェイクの3人。

この状況を打開しようとファーガソンを手にかけようとしたのはジェイクで、ジャクソンはやっぱり根性なしの役立たず。

今さら驚きはしないけどね。

4話までを観る限りでは、シーズン8を引っ張ってくれるのはファーガソンで決まりかな?

自由に動けるようになる日が待ち遠しいです。


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ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第5 余波 - 夜更けに海外ドラマ