夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第9話 モンスター

あらすじネタバレ 

ウェントワースには、大量殺人の容疑がかけられたシーラ・バウシュが収監される。


所長のアンは復帰し、アリーも洗濯室に戻り君臨。


ヴェラとジャクソンから、犯人はルーだと聞かされたアンは独房にいるルーのところへ。

誤解だと言うルーの言葉を信じる。


一方、テレビでは米国防長官が機密情報を漏洩したジュディのことについて言及し、米国で裁きを下すつもりだと発言。

その報道を見たジュディは、不安な気持ちを紛らわすためレブからLSDを購入する。


そしてヴェラは、ファーガソンが話したいと言っているという伝言を聞き、ファーガソンの所へ。

あなたに憎まれ軽蔑されるほど私は何をしたのかと聞かれたヴェラは、ファーガソンの過去の悪行を並べ立て次第にヒートアップ。

あなたの狙いは何?と問い詰める。

しかし何も言わないファーガソン。 

食堂でシーラを見かけ驚くレブ。

彼女はレブとルーがいた施設の職員で、 集団自殺に関与した容疑をかけられていたのだ。

私の無実を証言してとレブに迫るシーラだったが、何も見ていないと言ってレブは拒否。


一方、アンはヴェラからルーが犯人だと密告したのはアリーだということを聞き出す。


そしてファーガソンは、無断でレブの携帯を使い ある番号へ。

繋がったのはヴェラ。

相手が誰だかわからず「あなたは誰?」と聞くファーガソン。

ヴェラはすぐにファーガソンの所へ駆けつける。

するとファーガソンは、友達も家族もいない孤独な中で、1つだけ見えた光がこの番号だと話しだす。

この番号が何を意味するかわからなかったけれど、とても重要だと知っていたこと、私と本当の私を繋ぐ人で、私を解き放つと語る。

ヴェラは何も言わずに部屋を後にしアリーの所へ。

記憶障害はウソだと言い、彼女のウソを暴きたいと相談。


H棟では、LSDを飲んだジュディが錯乱状態に。

アリーたちの手には負えず、シーラがうまく宥め「LSDは自白薬ね」とアリーに話していた。

翌日、アリーはファーガソンのウソを暴くから録画してとヴェラに頼み、LSDを手に入れるとそれをファーガソンの紅茶へ。


一方、マリーの勧めでミラーとのセッションに臨んだレブは、セラピストとうまくやれないと打ち明ける。

するとマインドマップを試そうと言って、ホワイトボードに「THERAPIST(セラピスト)」と書くミラー。

レブに思い浮かんだことを口にしてもらうが、イヤな記憶を思い出したレブは動揺。

立ち上がって単語の中央にスラッシュを入れレイプ魔と記す。「THE/RAPIST(レイプ魔)」


その後、マリーのところに戻ったレブは、うれしそうにセッションがうまくいったことを報告し、シーラに対してはウソの証言で助けることを約束。

ただし、施設での出来事は誰にも言うなと口止めする。


一方、LSDが効いてきたファーガソンを、アリーは隠しカメラの前へと誘導。

ファーガソンだと認めさせようとするがうまくいかず、ファーガソンは少女の幻覚に動揺し、騒ぎを起こしてしまう。

ヴェラたち看守たちもいる中、少女の幻覚を前に私が彼女を殺したと叫ぶファーガソン。

ジャクソンがファーガソンを落ち着かせたところを、後ろからリンダが警棒で一撃!

リンダは停職処分に。

ミラーに対し「彼女を殺したと言ったのを聞いたわね」と詰め寄るヴェラ。

しかしミラーは、LSDを飲まされているためその言動は意味を持たないと告げる。


一方、ルーは一般棟へ戻されることになり、アンは密告したのはアリーだと暴露。

レブの所に戻ったルーは、シーラがメンデル(精神科医)の共犯として収容されていることを聞き驚く。

しかもレブが、彼女の無罪を証言すると言ったためダメだと言ってそれを止める。

助けたいと言うレブに、シーラはメンデルがレイプできるように患者に睡眠薬を飲ませてたと言うルー。


そしてルーもシーラと再会。

あんたの悪事を暴露したと言うルーに、あなたのことは?と聞くシーラ。


H棟では、ブーマーが大騒ぎ(*´Д`)

文通していたギャビンが明日面会に来ると言うのだ。

問題は、ブーマーが自分の写真と偽りアリーの写真を送っていたこと。


一方ファーガソンはまた少女の幻覚を見ていた。

「大好きだよ、ママ」という少女。


そしてレブとイチャつくルーだったが、レブがレイプされる現場にいた時のことを思い出していた。

しかしレブに明かすことはなく、密告したのはアリーだったと言い、痛い目に遭わせると話すのだった。

感想 ~ブーマーとルビーはなんであんなにお気楽なの?~

レブとルーがいた施設の職員・シーラが収監され、ルーにもレブに後ろめたい秘密がある様子。

一方、ファーガソンの記憶障害をウソだと暴こうとするヴェラとアリーだったが、こちらもうまくいかず。

そしてアリーは知らないが、一般棟に戻ったルーは密告者がアリーだってことを知ってるんだよねぇ。

なのに、なんでブーマーとルビーはあんなに何事もなかったようにお気楽なの?

なんであんなに楽しそうにはしゃいでるの?

ルーが一般棟に戻りアリーは大ピンチだというのに┐(´д`)┌

ギャビンの話題に夢中すぎてそこまで頭がまわらないのかね。


一方で、シーラという新しい燃料が投下されましたね(*`艸´)

ファーガソンが記憶障害なのか否かを引っ張るなか、彼女の登場はなかなかのいいタイミング。

ルーの秘密も知ってるようだし、騒動が起こるのも時間の問題かしら?

それに何より彼女自身もまだまだ秘密がありそう。

LSDでおかしくなったジュディを介抱しているときの視線が、なんだかねちっこくってとってもいやらしかった。

不快指数がグンと上がりました。

ルーの言葉を借りるなら、彼女はモンスターらしいからね。

ますますボスとしてのアリーが霞んじゃいそう。


そしてなんといっても恐ろしかったのがファーガソン(ll´Д`ll)

記憶障害なんて彼女にとってハンデでもなんでもない。

光って何?

「私と本当の私を繋ぐ人で、私を解き放つ」ってそんだけわかってりゃ十分ですよ。

そんなこと言われた日には、私なら背筋が凍るね。

ヴェラはファーガソンの記憶障害はウソだと確信しているようだけれど、記憶障害だろうがなかろうがそんなのは些細な問題。

ファーガソンが存在する限り安全の二文字はない!

ファーガソンの記憶障害が演技だと言うならば、私はもう何を信じていいかわかりません。

それくらいファーガソンは本当に記憶障害なんじゃないかなぁと心が傾いてます。

でも気になるのがファーガソンが見てる幻覚の少女なんだよね。

ファーガソン自身なのかそれとも違うのか?

手は血だらけだし訳アリであることに変わりはなさそう。

そろそろこの少女の正体もわかる頃かしら?

そしてファーガソンはどこへ向かうのか。

完全復活したときにどんな修羅場が待っているのかが楽しみでもあり怖くもあります。


そしてそして、地味だけれどもリンダのことも心配。

あだ名はスマイルだったのにすっかり変わっちゃいました。

数少ない初期メンバーの1人なので、なんとか乗り越えて欲しいです。


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ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第10話(最終話) 内なる敵 - 夜更けに海外ドラマ