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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第5話&第6話 あらすじネタバレ感想

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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第3話&第4話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第5話&第6話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第5話 

コードブラック ⇒ 爆弾やテロなど人命を危険にさらす時に発令

葬式にまで借金の取り立てに来た男たち。

娘を失くした高齢の母から香典を奪って帰って行く。

娘が借りたのは500万ウォンなのに、男に見せられた借用書の元本は3000万ウォン!

それは延滞分の利息を乗せて元本の額を上げるという悪徳高利貸しの手口。


後日裁判、同様の被害者たちと共に娘の母も傍聴席へ。

裁判では、すべて合法的だと述べる弁護士。←マ・テファの弁護士!

その後、別室で相談する検事側。

娘が印鑑を奪われたと言っていたという母の訴えを受け書類の偽造を疑う。

そこでアンナ(警察署では科学捜査を担当)は、偽造書類なら必ず痕跡があるはずだと言って精巧な文書鑑定をすることに。


一方、ホゲはチンピラに見えるように変身。

人気のない廃車場で前科者を装ってテポだと名乗り、怪しいサイトの雇い主と会う。

軽犯罪の依頼だと思っていたが依頼は殺人(゚д゚)!

ホゲを含め3人の男が雇われる。

携帯は没収され、計画の詳細は明かされないまま男に従うことに。

男の計画

その後、スーパーに買出しに行かされるホゲとチェ君だったが、チェ君がてんかんの発作を起こし、偶然居合わせたソルが駆け付ける。

正体がバレるわけにはいかないホゲは、大声でソルを怒鳴りチェ君を連れてその場を後に。


ホゲたちが連れて来られたのは韓国大学。

ターゲットは4階の研究室にいると言う男。

持ってきた荷物を搬入し、誰一人出入りできないように建物の封鎖を開始。

男の様子からターゲットはアンナだと気付くホゲ。

実は、精巧な文書鑑定ができるのはここだけだったのだ!

アンナの鑑定を阻止するための大量殺人。

アンナ一人を殺すために、建物内にいる他の15人も爆発で吹っ飛ばし捜査をさせないというのが男の計画。

ホゲは15人も余計に殺す対価が欲しいとごねるも、前科者ではないことがバレてしまい拘束される。

SOSシャンプー

一方ソルは、買った覚えのない、ホゲがスーパーで入れたと思われる「SOSシャンプー」が気にかかりドジンに相談。

ホゲが怪しい求人サイトに応募していたことを思い出したドジンは、アンナに連絡しその投稿をハッキング。

前科者が犯罪を企むサイトだと言うアンナ。

そして元の投稿のIPアドレスが韓国大学だと言うことに気付く。

悪い予感がするからそこから出ろと伝えるドジン。

しかし既に封鎖されて外に出ることができないアンナたち。

監禁されていることが明らかになり、警察も消防も緊急出動する。

爆破阻止

拘束を解いたホゲだったが、コンピューター室を出ることが出来ず。

アンナのPCに、水で爆発する土が廊下に置かれているとメッセージを送る。

脱出手段がないため、火の手が上がってきたらエアロックの酸素を遮断して火を消すことに。

そしてシステムをハッキングするアンナ。

男は引火したものの、アンナの勝ち、火の手は消える。


そして消防も警察も韓国大に到着。

ホゲは通気口から出て救助されるが、男が首からぶら下げていたマステカと社名が書かれていた小さなリモコンのことを思い出す。

ソルに話すと、それはスプリンクラーの製造会社らしく、遠隔制御技術を開発したと通知が来ていたという。

スプリンクラーを遠隔操作するといつでも爆破できることになるため、ホゲはソルに電話でサポートしてもらいながら、液体窒素を持って空調室へ。

液体窒素を水道計量器に入れて断水させようとする。


一方、男もスプリンクラーを遠隔操作。

構内で爆発が起こり始めるが、すぐにスプリンクラーは止まり爆発も収まる。

一斉に救助活動が始まり、吹っ飛ばされたアンナも救出。

裁判所へ

アンナはケガをしているにも関わらず、みんなが私を待ってると言って、救急車で裁判所へと向かう。

途中、またしても男の妨害に遭うもソルの機転で男を撃退!

裁判で証言に立ったアンナは借用書が偽造であったことを暴く。

傍聴席からは拍手が。

解決後

団長は昔の火災現場のことを思い出していた。

そこでどうやら仲間を失った様子。

ドジンもまた、初めての火災現場で仲間を失っている様子。


一方、逮捕されたのは2人だけ。

チェ・ソクドゥ(チェ君)に逃げられたと知り頭にくるホゲ。

実はホゲの狙いはチェ・ソクドゥだった。

コンビニでバイトしていたソクドゥを見張り、あの怪しいサイトを見ているのに気付き自分も応募。

マ・テファの推察は正しかったのだ。

マ・テファの企み

入院中の男性の見舞いに行くマ・テファ。

どうやら男性の娘の面倒を見ることと引き換えに、男性に何かを実行することを命令。

それはホゲに関係することのようなのだが・・・

第6話

コード・レッド ⇒ 火災を示す緊急コード

小高い丘の上のコンテナ食堂で火災発生の知らせを受け出動する警察と消防。

火の勢いは強く、このままでは隣接する塗装工場のトルエンに燃え移りそうな危険な状態。

そして管理事務所になっているコンテナからは、意識のない少年が発見されホゲが救出する。

コンテナ食堂では火の勢いが収まらず、ドジンは危険を伴う消火活動をし、その甲斐もあって鎮火。

しかし焼け跡から丸焦げの遺体を発見(゚д゚)!


解剖の結果、男は火災前には死亡しておりどうやら絞殺された様子。

身元はパン・ビルグ、57歳。

前科13犯の出所したばかりの人物。

すぐに捜査に取り掛かるホゲたち。

マ・テファの企み

マ・テファは検事長の部下の検事を呼び出し「コンテナ食堂で火災、死体を発見」の記事を見せる。

言葉巧みに検事を懐柔し、こいつが検事さんの名を世に知らしめてくれると言ってデータチップを渡す。

証拠品

現場では既にドジンが放火殺人であることを見抜いていた。

放火に使用されたのはライターオイル。

犯人は窓を割って侵入し、そこから逃走したようで窓の外には犯人の足跡が残っていた。

室内では犯人のものと思われる血痕もわずかながら発見。

現場近くからは空のライターオイルの容器も発見される。

捜査は順調そのもの。

しかしその証拠のどれもがホゲが犯人だと指し示すものだった。

ライターオイルの容器の指紋はホゲと一致。

ミヨンの家で発見(第3話)されたものだったので、本来は証拠物保管室にあるべき物。

足跡は警察靴のものでモデルもサイズもホゲと一致。

逮捕

現場にはマ・テファとグルの検事が広域捜査隊のムン・ヨンス刑事と共に現れる。

事件は広域捜査隊と東部地検が受け持つと言い、撤収するようにと命令。

納得いかないホゲに、犯人を特定したと言って、提供されたワゴン車のドライブレコーダーを見せる。

それは火災30分前のもので、雨の中、ここへ向かい一人で歩いているホゲの姿が!

そして放火の第一通報者に電話をかけてみると、繋がったのはホゲのスマホだった。

事情があったなら話すべきだとドジンたちが言うもホゲは何も言わず。

検事からはキム・ヒョンソ事件に本件、連続殺人犯になるわけだと言われカッとなるホゲ。

そこへ血痕の鑑定結果が届き、結果はホゲのものだと断定。

7年前は逃れたよなと言ってホゲに手錠するヨンス刑事。

検事長 X チーム長

チーム長を屋上に呼び出した検事長は、私が部下に裏切られる羽目になったと話す。

息子が刑務所に行けば私も理性を失うと言い、チーム長とは何やら訳アリの様子。


その後、部下からホゲの逮捕状を請求される。

部下の検事は、マ・テファから証拠は作るのでまとめておいてくださいと言われ、いつまで検事長の下にいるつもりですか?と出世欲を煽られていた。


そして検事長はマ・テファに会いに行き、今回は踏み込みすぎだと警告。

ホゲの動向

留置場にいるホゲに会いにきたチーム長は、とにかく否認しろと助言。

このままじゃ無期懲役、死刑だってあり得ると話す。


その後、拘置所へと送られたホゲは受刑者たちから恨みを買っているためボコボコに。

しかも同部屋にはチョ・ドゥチルが!←1話で女性を監禁した犯人

ドゥチルがナイフを持っているのを見て、わざと挑発し刺されるホゲ。

そして救急車で搬送中に逃走(゚д゚)!

ドジンたちは火災現場での調査を続行。

食堂を捉えた防犯カメラは1台もなく、食堂に背を向けたカメラの映像を確保するドジン。


一方、被害者の血液からは麻薬性鎮痛剤の成分が検出される。

末期がんの患者か、あるいは麻薬中毒者だった可能性が!


そしてホゲは、火災現場で救出した入院中の少年、ブタンガスのところへ。

ブタンガスがガスパン遊びの常習犯であることを見抜き、あの場所へよく来る人たちのことを聞く。

するとテウォン駅の野宿村の連中が寝泊まりしてたと言うブタンガス。

ソルに野宿村へくるようにとブタンガスに伝言を頼み野宿村へ。


その後、ソルが野宿村へとやってきてホゲの傷を手当。

実はソル、野宿村の人気者、普段から彼らを助けている様子。

手当の済んだホゲは、野宿村のみんなの靴を集める。

いつまで逃げ回るのかと聞くソルに、真犯人を捕まえるまでと言うホゲ。

ソルは業務協力だと言ってホゲに手を貸すことに。

警察のマーク入りの靴を一緒に探す。


その頃ドジンは、防犯カメラ映像とにらめっこ。

そして塗装工場の窓に反射して映った発火の瞬間を発見!

次にミョンピルを呼び出し、ライター用オイルのある証拠物保管室のことを聞き、誰かがチン刑事を狙った可能性を聞く。


一方、とうとう靴を見つけたホゲは持ち主を聞きその人物を呼んでもらう。

その後、警察署の前に「自首しに来たぞ」と言って現れたホゲ。

男を一人連れているのだった。

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感想+α

殺人を隠すには大量の殺人⁉

第5話ではもう少しで大惨事という危機!

アンナの活躍や、ホゲとソルの業務協力でその危機を乗り越えました。

いかにも悪徳高利貸しが考えそうなお安いシナリオだったけれど、プロの男は頑張った!

しかも最後の最後まで火にこだわってましたね。

アンナ一人を殺害するために大規模な爆発を計画し、失敗した時の第2、第3のプランも用意。

でもちょっと思ったんだけれど、せっかく大量殺人で警察に捜査をさせない計画だったのに、最後は救急車まで追っちゃって、アンナ狙いがバレバレですやん。

そこはいいのか殺し屋⁉と思ってしまいました( ̄▽ ̄;)

殺してたとしても後の問題が山積みな気がする。

チェ・ソクドゥ

思わず誰やねん⁉と言いたくなるチェ・ソクドゥ。

わかっていることは、マ・テファが言った「こいつが捕まったら全員おしまい」ってことだけ。

彼はキーマンのようですが、今回見た限りでは、そこそこお気楽なヤク中という印象でした。

でも警察の手を逃れる当たり、要領は良さそうですね。

ホゲがどういう経緯で彼のことを知り、見張っていたのかも気になります。

ハメられたホゲ

第6話では、マ・テファの策略でホゲが放火殺人犯に仕立て上げられてしまいました。

執念深いうえに器の小さいマ・テファ。

父親が権力者というのが彼のいちばんの自慢なのかしらね。

そしてちょっと笑えたのがマ・テファの弁護士。

第5話で悪徳高利貸しの弁護士として登場していましたが、マ・テファといるときよりも明らかにリラックスした様子で楽しそう。


一方、放火殺人の証拠がすべて自分を示していたホゲは、一旦は逮捕されたものの逃走して自分の無実を証明しようとしていました。

それに協力してくれたのがソルなんですよね。

いつもは憎まれ口をたたき合うような関係ですが、ホゲが犯人ではないと信じている様子のソル。

靴を探しながら、自分が特別なわけではなく、睡眠時間を削って必死にやってるだけだとソルに話していたホゲが印象的でした。

小出しにされると気になる

ホゲとマ・テファの対決も気にはなるのですが、それよりもホゲの7年前の出来事というのが気になります。

少なくとも広域捜査隊のヨンス刑事は、ホゲがヒョンスを殺害したと思っているようでした。

ヒョンスというのは、ホゲが大切に持っているスマホの持ち主の少女のことですよね。

ヨンスがマ・テファに手を貸しているのかどうかはまだ断定はできませんが、彼の中にも正義はあるように感じます。

彼が知る真実とホゲの真実、どう違うんだろう。


検事長とチーム長のあいだにも何かありそうです。

最後に

今回、ホゲへの印象が少し変わりました。

ガサツで突っ走るタイプなのかと思ってましたが、思っていたよりも繊細そうです。

傷の手当てをしてくれ、協力してくれたソルに「ありがとう」と静かに伝えるのも印象的でした

これにはソルのほうがちょっと照れてしまった可能性もありますね。

この先、ドジンが気を揉む姿が増えそうな気がするなぁ。

そういえば、アンナはドジンの妹だったんですね。

兄妹だとバレたくない気持ちちょっと分かる気もします。


第7話と第8話の感想はコチラ
ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第7話&第8話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ