あらすじネタバレ
アリスは魔術と泥人形を使ってクエンティンを生き返らそうとしていた。
しかし現れたのは12歳の少年クエンティン。
あなたの手助けに来たような気がするという少年クエンティンに、私には読めないけれど、あなたには読めるはずだと言って一枚の紙を渡す。
けれど、少年クエンティンには読むことができなかった。
一方、フィロリーの牢にいるマーゴはカギを開けようとするが、牢には防魔法がかけられていて開けることができない。
防魔法をかけたのは300年前のジョシュで、壁からは隠されていたマーゴ宛の手紙が見つかる。
そこには300年前、地球とのつながりが途絶え地球に戻れなかったこと、マーゴに助けを求めるつもりでテイカーに対処せずにいたこと、その結果、人々に反乱を起こされたことが書かれていた。
地球では、ジュリアがヘンリーに会いに行き、ブタの男から聞かされた世界中で魔法が暴発し、市民が巻き添えになるという話をする。
魔法の暴発の予測がつくかを聞くジュリアに、エックス教授の名を挙げるヘンリー。←元恋人らしい
しかし次の瞬間変動が起き、エックス教授の部屋は爆発。
ケイディはヘッジ・バーでピートと会い、書庫窃盗(消えたビル)の目撃者がゼロなことについて話をする。
しかしピートは美女に目を奪われそのまま席を後にする。
すぐにケイディにもユジンという男性が声をかけ、目覚めると彼と一緒にベッドで朝を迎えていた。
連絡先を残して帰って行くユジン。
リビングではペニーが「第7章 意志に反して起きるトラベル」を調べていた。
学生に聞かされた信号音を制御できず、行き先も移動の原因もわからないトラベルをさせられたからだ。
しかし禁酒中にも関わらず、二日酔いのような症状のケイディを見て、消えた書庫の手がかりでも捜せと言うが、ケイディにはその記憶がない!
一方、エックス教授が爆死したため、超数学について聞こうとアリスの家を訪ねたジュリアは、12歳の少年クエンティンの姿に驚く。
激怒するジュリアに、彼の手荷物にあったという紙を見せるアリス。
しかしそれを解読することができず、クエンティンを呼び出したという。
けれど12歳の少年クエンティンには無理だった。
彼が解読しない限りゴーレムは生き続けると言うアリス。
そしてフィロリーでは、エリオットがジェーン(←シーズン1でクエンティンを39回も生き返らせた)の家にたどり着いていた。
過去に戻って友達を救い歴史を変えたいと言うエリオットに、ビーストを止めた努力が無駄になるからダメだと言うジェーン。
クエンティンの死を知り、彼の犠牲がなくなれば守った者も失うといい、死者は戻らないから過去を受け入れるようにと諭す。
しかしエリオットは、隙を見てジェーンのトラベル道具を盗み逃げる。
マーゴが捕らわれている牢へと行き、王国を取り戻すんだと言うエリオット。
マーゴはジョシュが城の蜂の話をよくしていたのを思い出し、養蜂家が蜂を鎮める道具(燻煙器)を使い、伝書蜂として300年前のジョシュへの伝言を託す。
壁には隠されていた手紙の代わりにスマホが!
その結果を確認するマーゴ。
地球ではないのになぜか電波が3本も立っているスマホには、大量の蜂に囲まれたジョシュの姿があり、ジョシュはアレルギーなんだと叫んでいた。
その後、王室公認「フィロリーの歴史」という本で確認すると、ジョシュは蜂に刺されて死亡、蜂の伝言に従ったフェンだったがやっぱり失脚。
諦めようとするエリオットに、計画は変えないというマーゴ。
そして貼れば相手がどこにいても届くと言う切手を3枚みつける。
マーゴは殺される前のジョシュに手紙を書き、ジョシュも指示に従うが、結局うまくいかず全員処刑。
しかもエリオットは、マーゴに無断で切手を1枚使ったが失敗したと話す。
残る切手はあと1枚。
マーゴは手紙を書き、エリオットにそれを託す。
ケイディはユジンを呼び出すが、ユジンもケイディと同じで記憶を消されているようだった。
そこでペニーの力を借り、心霊能力増幅器で自分たちの昨夜の行動を目の当りにする。
わかったのはユジンが誰かの指示でケイディの記憶を消し、自身の記憶も失っていたこと。
そして記憶を取り戻したユジンはケイディと戦い、誰の命令かを問い詰められると、最後は自殺を図る。
結局明らかになったのは、バーにいた女性から指示を受けていたことだけで、依頼主はわからずじまい。
アリスは少年クエンティンに、大事な友達が死に、彼のやり残したことを完成させようとしたけれど、あなたにもあの紙を解読できなかったと話していた。
すると、本の最後を飛ばしてると言う少年クエンティン。
友達がくれたのは彼の命じゃなく、あなたの命だと言い、新たな物語の始まりだと告げる。
少年クエンティンはものすごく疲れたというとアリスに寄り添い眠る。
お別れを口にするアリス。
そしてジュリアに逝ったわ、というと、「環境予測」というダニエラ・マーカスという女性が書いた本を渡し、彼女なら何か分かるかもと話す。
一方フィロリーでは、マーゴの牢にジョシュが現れる。
君の手紙に従ったおかげだと言い、時計ドワーフにハムサンドを貢ぎ、仲間と共に300年後に送ってもらったらしい。
そしてマーゴとエリオットは森でみんなとの再会を果たす。
ただ、エリオットはみんなには内緒で、「継ぎ目に行く前のクエンティンへ」と書かれた手紙を投函していたのだった。
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感想 ~マーゴには諦めろと言いながら、自分はどうなのよ、エリオット~
クエンティンを失ったショックから立ち直れないツートップは、どうやらアリスとエリオットで決まりかな。
でもアリスは、計画とは違ったけれど少年クエンティンと接し、少し安らぎを得て一歩進んだように見える。
問題はエリオットなのよね。
マーゴにはフィロリーのことを諦めろという一方で、自分は継ぎ目に行く前のクエンティンへ手紙を出していた。
どうしても諦めることはやっぱりできないんやね、今のところは。
そして明るいニュースといえば、ジョシュとフェンと仲間たちの救出!
時計ドワーフが食いしん坊でよかった。
悲劇を食い止められないのなら、そこから去って300年後に行けばいいだなんて賢いなぁ。
本当の戦いはきっとこれからなんだろうけれど、マーゴという強い味方もいるし、大丈夫だと信じたい!
ダークキングの正体は謎やけれど、わかったときは、おまえかー、ってなるのかしら(。´・ω・)?
一方、ケイディたちの邪魔をする人物も謎なのよねぇ。
記憶を消してまで消えた書庫(ビル)のことを隠したい人がいる。
ユジンが自殺を図ってまで依頼主のことを言わない人物。
私が怪しいなぁと思うのは、やっぱりアイリーン・マカリスターなんだよね。
だってこのまま出番がないとも思えないし、新しいキャラクターも考えにくい。
それにシーズン3の終わりで、復活した魔法を奪ったのは図書館とマカリスターだったから。
そして彼女はいい人ではない!
プラスしぶとい!
これまでに出揃っていて生きている一番の悪人は彼女しかいない。
全然違うかもしれんけど(;´・ω・)
ハリエットやゼルダのことも気になるんだけど、どこに隠れているのかな?