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ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第33話~第36話 あらすじネタバレ感想

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ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第29話~第32話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第33話~第36話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第33話

兵を連れてバウの屋敷へとやってきたイチョムはスギョンと対面。

スギョンを殺そうとするも、屋敷でお米を貰えると聞いた町民たちが大勢やってきたため仕方なく退散する。


そして屋敷に戻ると王様が呼んでいるという知らせが。

テチュルに今夜中に翁主を殺せるかと確認し、具合が悪いから王宮には行けないと伝えるよう指示するイチョム。

テチュルには必ず翁主を殺せと念を押す。


夜になり、大勢の刺客を連れて逃走中のバウ一家を取り囲むテチュル。

しかしまたしてもデヨプが邪魔をし、そこに内禁衛を連れた王様が姿を現す。

バウたちは難を逃れ、逃げていくデヨプとテチュルたち。


その後、王様と2人で話したスギョンはキム・デソク(バウ)に嫁ぎたいと王様にお願いする。

しかし王様は認めず。

あの人を慕っていると涙を流すスギョン。

王様は、バウにファイン(スギョン)を必ず守れと言って帰って行く。


一方、王様が現れたと報告を受けていたイチョムのところへ王様が見舞いにきたという知らせが。

病が移ってはいけないことを理由に扉越しに話をするイチョムと王様。

王様はこれまでに起きたことは不問にするゆえ、今まで通り力になって欲しいと言い、二度と今宵のようなことは起こすなと伝えに来たのだ。

その場では従うものの、計画を中止する意志はイチョムにはなく。


翌日、王宮の前で王様への不満を訴える民たち。

しかも兵は刺され負傷。

町には現在の王様が先王を毒殺したと書かれた張り紙が張られ騒然としていた。


早速、デヨプを叱責する王様。

黒幕はそなたの父だと思うがどう思う?と聞くと、物証がないというデヨプ。

ならば無実の証拠を持って来いと声を荒げる(# ゚Д゚)


その頃イチョム邸では、ウォニョプが誰を王位につけるのかと父イチョムに聞いているのだった。

第34話

スギョンへの断ち切れない想いを口にするデヨプを心配する叔母のヘインダン。


屋敷では、イチョムが大北派の重臣たちを集め王様への謀反をけしかけていた。

イチョム邸を見張っていたバウとジャジョムは、屋敷からでてきた重臣たちを二手に分かれて追うことに。

バウが彼らの後を追うと、そこでは武器のやり取りが!

彼らが去った後に建物に入るバウだったが、武器商人は殺されており武器は持ち去られていた。


翌日、ジャジョムと共にキム尚宮にイチョムが大北派を集めて何かしようとしていると報告。

キム尚宮は、左議政イチョムに会い、何をしようとしてるか探ろうとするが、先王毒殺の際の料理人が始末されていなかったことを知らされ動揺。

逆に手を組まないかと誘われる。


その後、イチョムの要求はバウの一家を賤民に戻し翁主を引き渡すことだとバウに話すキム尚宮。

そうすれば料理人の口を封じると。

なので必ず料理人を殺害するようにとバウに命令。

バウはチュンベに料理人を捜すようにと頼む。


一方、チョ尚宮とチュンベも密かに互いを気遣っていた。

チョ尚宮はチュンベの父の命日にお供え物を用意し、チュンベはチョ尚宮の家族を見つけ手紙を預かっていたのだ。

互いに感激する2人。

お酒を飲みながら「一緒に暮らそう」と言うチュンベにブチュゥーーーッとキスするチョ尚宮(〃艸〃)


そしてイチョムはとうとう謀反の仲間を集め連判状に署名させる。


デヨプはバウに会いに行き、父イチョムのことは私に任せて余計なことをするなと告げる。

互いに王様のことは信じ切れない2人。


その夜、父イチョムが謀反を企ててる証拠となる連判状を手に入れようと部屋に侵入するデヨプ。

反正パンジョンと書かれた連判状を手にするも、ウォニョプに見つかる。

そこでイチョムは、剣を手にデヨプの前に跪くと王子様と呼び、デヨプが自分の息子ではなく、先王の長子、臨海君イメグン様のご子息ですと告げるのだった(゚д゚)!

第35話

出生の秘密を知ったデヨプはヘインダンの部屋へ。

何事もなかったように息子と世間を欺いていたとヘインダンを責め立て、これまでのツラい胸の内を明かすヘインダンの言葉には耳を貸さず。

死んでも許さないと言って部屋を後にする。


イチョムからは、今の王が臨海君イメグン様を殺害しなければいずれは王位に就いていたと言われるも、王になるつもりはないと断るデヨプ。

しかし、王子様が王位に就けば翁主様が手に入ると囁かれる。


デヨプを心配するヘインダンもデヨプの部屋へ。

伯父上(イチョム)に利用されているだけだ、王位に就いてはならぬと言うヘインダン。

けれど、王位に就いて翁主を手に入れると言うデヨプ。

他にも恨み言ばかりを口に。

ヘインダンは思わず「お父上が誰のせいで無念の死を遂げたか・・・」と言うもそれ以上は語らず。

デヨプの部屋を後にするとイチョムのところへ。

もしデヨプを利用すれば、流刑されたデヨプの父の元へ刺客を送り殺害したのは兄上(イチョム)だとデヨプに明かすと脅す。


一方、デヨプはバウに会い、イチョムの計画を阻めなかったことを謝る。

そして身分の回復が取り消され、次は翁主様を狙うはずだから逃げるようにと勧める。

様子がおかしいデヨプに何かあったのかと聞くバウ。

いずれわかると言うデヨプ。

友ではないが私たちは仲間だと言い、助けがいるときは言えと言って帰って行く。


屋敷に戻ったデヨプはイチョムの部屋へ。

伯父上に従うと言い、謀反の計画の詳細を聞くが、王子様は知らずともよいことだと言われ、やはり自分は道具なのですねと言うデヨプ。


一方、王様は毒入りおこわを作った料理人の行方がまだわからずにかなり荒れていた。

そしてジャジョムは、綾陽君ヌンヤングン様がそなたに会いたいと言っているとバウに言い、王様が全てではない、考えてみろと言うのだった。

第36話

バウ母から夫婦が別の部屋で寝ていることを心配されたスギョンは、その日の夜、自分の部屋に戻ろうとするバウを引き止める。

するとバウはスギョンに少し待つようにと言って庭へ。

そしてスギョンを呼びに来ると、庭の木の下で妻になってくださいとプロポーズ。

スギョンの目からはうれし涙が流れ、生涯を共にしたいと口にし、2人だけのささやかな結婚式をする。


翌日、バウはチュンベと共に料理人を見つけるが料理人は逃走。

イチョムたちが怪しい会合をしている場所へと逃げ込んだため、仕方なく引き揚げるバウとチュンベ。

イチョムたちはその会合で、反正パンジョンの日を次の十五夜の夜に決めていた。


その後、イチョムは料理人とその他大勢を連れて王様に謁見。

料理人を連れて来たことに怒った王様はすぐに下がらせるようにと命令。

イチョムだけを残し他の者も全員下がらせる。

どうしても翁主の命を見逃してはくれないイチョムに、料理人の首を差し出せば、癸丑獄事に関わった者たちの身分の回復を取り消し、ファインを差し出すと告げる王様。

苦渋の決断に涙を流す。

そしてすぐに処刑された料理人。

翁主に知らせるべきでは?と言うキム尚宮だったが、王様は許可せず。


イチョムは大勢を引き連れバウの屋敷へ。

しかし、ジュンヨン(内禁衛将)が王様の意に反してバウに知らせたため、一家は一足先に屋敷を後にしていた。

大勢で動くと目立つため、母にヨノクとチャドルを連れて上院寺サンウォンへ行くようにと言うバウ。

そしてバウたちは、スギョンの提案でバウの叔母の仁穆大妃インモクテビが幽閉されている西宮ソグンに匿ってもらおうと考える。

夜になり、塀にはしごをかけて侵入しようとするバウたちだったが、スギョンがはしごを上っているところを兵に見つかってしまい・・・

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感想+α

スギョン vs イチョム

自分を殺すために屋敷へやってきたイチョムと堂々と対峙したスギョン。

その場で殺されないという勝算がスギョンにはどれくらいあったんだろう?

逃げるのはやめたという態度は立派でしたが、バウはかなり心配してました。

真っ昼間っからスギョンがいたら斬る気満々で大勢引き連れてきてますからね。

町民たちの手前、その場は引き揚げましたが、夜にはテチュルたちを送り込んでなんとしてでもスギョンを殺そうと必死!

デヨプが助けに現れるのは想定済だったけれど、この大ピンチに王様が現れたのにはちょっと驚きました。

イチョム vs 王様

王様がイチョムに対し、これまでのことは水に流そうと言ったのは、表も裏もない最大の譲歩だったと思います。

そういう言葉が出たのは、王である前に娘の父としての想いからだったのかなぁ。

けれどイチョムの心には全く届いてはいませんでした。

そして決定的だったのが、先王の食べた毒入りおこわを作った料理人の存在!

結局、イチョムが料理人を生かしておいたのは、保険であり駒でしたね。

そしてここしかないというタイミングでその駒を使い、王様を見事に追い詰めました。

見ているこっちのほうまで哀しく、なんて不自由な王様なんだと思わずにはいられませんでしたよ。

デヨプの出生の秘密

とうとうデヨプが出生の秘密を知ることになりました。

叔母だと思っていたヘインダンが実母で、実父は先王の息子・臨海君イメグン

父だと思っていたイチョムにとって、自分の存在は単なる道具だとわかり、ここでグレても不思議はない。

スギョンのことは喉から手が出るほど欲しいと思ってるはずだし、相当な葛藤があったのだろうなぁと思います。

王様も不自由だけれど、デヨプも負けないくらい不自由。

スギョンとはいとこ同士、生を受けた時から報われない運命だったと今となってわかるのは相当キツイですよね。

バウに対する時の口数の少なさから、デヨプの内に秘めた想いを感じました。

スギョン X バウ

バウ母の間接的なナイスアシストのおかげで、バウははっきりとスギョンに「妻になってください」と言葉にしました(〃艸〃)

スギョンの身分を考えると、あり得ないくらいささやかな2人だけの結婚式。

それでもとっても幸せそうで、2人が純粋に想い合っているのが伝わってきたのが印象的でした。

この後、生きるために逃げる羽目になるバウたちですが、この束の間の幸せな時間もきっと糧になるはず。

最後に

バウ母の顔芸がどんどんエスカレートしていくように感じるのは私だけでしょうか?

なかなかに味のあるいい顔をいくつも見せてくれています。

スギョンとも打ち解けていい感じだっただけに、離れて身を隠さないといけないというのはちょっと残念ですね。


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ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第37話~第40話(最終話) あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ