夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

最高の教師 1年後、私は生徒に■された 感想 第1話 拝啓、傷ついた貴方へ

ご紹介するのは、2023年夏ドラマ土曜22時「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」

第1話のあらすじネタバレと感想です。

  出典元:https://www.ntv.co.jp/

あらすじネタバレ

鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、卒業式直後、上階から何者かに突き落とされてしまう。

落下しながら「死にたくない!」と強く思った里奈。

するとなぜか地面に激突することなく、気付くと1年前の4月6日の始業式の教室の教壇にいた。

わかっているのは、1年後に自分を突き落とし殺そうとするのがこのクラスの誰かだということだけ。←落下する時に「D組卒業おめでとう」と書かれたコサージュを目にしたから

この1年、生徒と向き合うこともなく無難に過ごしたせいだと考えた里奈は、考えを改め生徒に寄り添うことにするのだが、それはとても甘い考えだということを痛感させられることに。

そこである生徒に目を付ける。

それは、この1年の間に不登校になり亡くなってしまった鵜久森 叶うぐもり かなう(芦田愛菜)

教室に集まっていたD組生徒全員を閉じ込め、彼女がイジメに遭っている証拠を突きつけて暴き、この状況を変えるために何でもする覚悟であることを宣言。

里奈に促された鵜久森も、いじめが始まった経緯、この先やりたいことを涙ながらに吐露。

こうして生徒たちとの第1ラウンドは終了する。


そして帰り道、里奈は今日4月21日が、夫・九条蓮(松下洸平)から突然離婚届を突きつけられた日であることを思い出すのだった。

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感想+α

死にたくない

「1年後、私は生徒に■された」の答えは「殺された」だったんですね。

「死にたくない!」と強く思ったら、なぜか1年前の教室に逆戻りというファンタジーサスペンス⁉

「死にたくない」という想いから、生徒たちと積極的に関わり死を回避しようとする里奈でしたが、その奥底にはフタでもしていた正義感がきっと眠っていたんでしょう。

死にたくないだけならば逃げればいいだけですもんね。

1年後には夫とも離婚しているわけですし。

ただ、夫から突然切り出された離婚は理由もわからないようだったので、里奈としても納得していないところがあったのではないかと思います。

3年D組

D組は、わかりやすく最終学年で問題児ばかり集めたクラスらしいのですが・・・

なんでそんなクラスを作っちゃうんでしょうね。

っていうか、そもそもそんなクラスを作っちゃっていいのか?

そんなクラスがあったとして、そんなクラスに入れられちゃうと、ますますそんな風に染まっていくしかないと思う!

そのほうが楽ですからね。

反骨精神で自力で這い上がれる子供なんてそうそういない。

里奈は「何でもする覚悟」を宣言しましたが、この第1話では隠しカメラをしかけたりもして、その言葉はウソじゃないってことを証明できたのではないかと思います。

舞台みたいだった!

里奈役の松岡茉優ちゃんと、鵜久森役の芦田愛菜ちゃんの教室での長ゼリフが凄かった!

静かに語り始める中には強弱もあり、そしてあんなに長々と独白シーンが続くのに、長いと感じさせないんだよね。

それは2人の演技もさることながら、カメラの切り替わるタイミングも良くて飽きさせないっていうのも大きいと思う。

観せられちゃったな、というのが正直な感想。

芦田愛菜ちゃんの泣きの演技が本当にすごかった!

教室でのシーンはドラマというよりも舞台のような雰囲気でした。

この後、誰が芝居するの?って思っちゃいましたよ。

最後に

物語としては、何者かに階上から突き落とされ殺された里奈が、なぜか1年前に逆戻りし、それを阻止しようともう一度人生をやり直してるわけなんだけれど・・・

正直、そんなことはどうでもいい。

覚悟を決めた里奈役の松岡茉優ちゃんの迫力が凄くて、悪ガキたちの小物感がハンパない(*`艸´)

1話目でスゴイ演技を観ちゃったので、逆に2話目以降の生徒たちが心配です。


第2話の感想はコチラ
最高の教師 1年後、私は生徒に■された 感想 第2話 拝啓、人を信じぬあなたへ - 夜更けに海外ドラマ

主な登場人物

  • 九条里奈:松岡美優
  • 九条蓮:松下洸平
  • 鵜久森 叶うぐもり かなう:芦田愛菜
  • 我修院学:荒川良々
  • 林結起哉:犬飼貴丈
  • 森育男:細田善彦
  • 相楽琉偉:加藤清史郎
  • 西野美月:茅島みずき