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【韓国ドラマ】ある日~真実のベール 第2話 あらすじネタバレ感想

前回のあらすじは・・・


父親のタクシーを無断で拝借し友人たちのいるパーティーへと向かっていた大学生のヒョンス。しかしグクファという女性がタクシーに乗り込んだことで運命は一変。彼女と関係を持ち目を覚ますと彼女はメッタ刺しにされ死んでいた。「僕はやってない」と訴えるヒョンスだったが、強姦殺人の容疑者として勾留され・・・


前回の感想はコチラ

【韓国ドラマ】ある日~真実のベール 第1話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第2話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

ヒョンスと少し話した後、事件の情報を集める弁護士のジュンハン。

被害女性が13か所も刺されていたこと、担当刑事が定年退職まであと3か月と迫ったチーム長のパク・サンボムだということを知る。

そしてヒョンスのところへ戻ると、昨夜の出来事は「あの日の夜」と呼ばれることになるだろうと話し、「あの日の夜」に関することは一切話すなと釘を刺す。

その直後、他の人の公判があるため、一人の時は黙ってるようにと促し留置場を後にする。


一方、警察署には、グクファの義理の父親が呼ばれ、解剖の同意書にサインしていた。

2年前に妻が亡くなってからはどうやら疎遠だった様子。

そしてヒョンスの両親も呼ばれ、家族だけで面会。

その様子をモニターしているサンボム。

警察署へと戻ってきたジュンハンは、ヒョンスたちがいる面会室へと入るとカメラを睨みつける。


その後、留置場に戻ったヒョンスに「俺は話すなと言ったよな」と言って怒るジュンハン。

けれど「僕はやってないのでそういっただけです」と言って、何もわかっていないヒョンス。


その頃、サンボムは署長(?)から、退職後の仕事先の斡旋の正式な推薦をチラつかされ、ヒョンスの検察への送致の件でプレッシャーをかけられていた。

留置場にいるヒョンスのところへ行き、ぜんそくの吸入器を返すサンボム。

弁護士抜きで話すのは良くないのでは、とヒョンスに言われると、仲間のところへ戻り、ヒョンスを検察に送致する準備をするよう指示を出す。


そしてニュースサイトには、事件を嗅ぎ回っていた女性記者のカン・ダギョンが書いた記事が掲載されていた。


翌日、勾留裁判を前にし、ヒョンスに印象のよくないトレーナーを着せるサンボム。

部長検事のアン・テヒに状況証拠を見せる。

殺人は自白していないと聞き、少し気にかかるアン・テヒ。


ジュンハンは、裁判を前に、勾留裁判は有罪か無罪かを決めるものではないとヒョンスに話して聞かせていた。


そして裁判が始まり傍聴席には両親の姿も。

重大事件の被疑者で逃亡のおそれもあるとし、勾留請求を行うアン・テヒ。

判事から「殺害しましたか?」と聞かれ、容疑を否認するスヒョン。

ジュンハンは、彼は裁判で無実を証明することを強く望んでいるため逃亡の恐れはないとし、釈放を求める。


裁判が終わると、女性記者のダギョンが結果を聞こうとジュンハンにまとわりつく。

「お前が書いた記事のせいでヒョンスは有罪も同然なんだ」と非難するジュンハン。

「私が書かなくてもどうせ誰かが書いたわ」というダギョン。


午後7時、留置場にいたヒョンスのところへサンボムが姿を見せる。

結果を尋ねるヒョンスだったが、何も言わないサンボムを見て結果を察すると、取り乱して泣き「僕は何もしてません」と訴える。

その後、大雨の中、拘置所へと移送されるのだった。

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感想 ~ヒョンスへのイライラがさらに加速~

とうとう検察へと送致されたヒョンス。

あれだけの状況証拠が揃っていても確実に有罪にするためには自白が欲しいんやね。

凶器を持っていようと、証拠隠滅を謀ろうと、身体中に血痕のあとがあろうと、目撃者がいようと、それだけで有罪にするにはまだ足りないのかぁ。

確かに、目撃者は殺害現場を見たわけじゃない。

けれど「僕はやっていない」と言われて、それを信じてあげるほど世の中は物分かりがいいわけじゃない。

じゃあ、違うんだね、とはならないよね。


チーム長のサンボムは、検事のアン・テヒから気になることを聞かれると「前科のない平凡な大学生」と答えていたけれど、それを聞いて私は「だから?」って思ってしまったよ。

全ての殺人犯が常日頃から狂気じみているほうがおかしい。

それに私はヒョンスにイライラしてるからね、どうしてもヒョンスの味方をしてあげたい気持ちになれないんだよなぁ。


両親と面会する様子を見ました?

母親の様子から察するに、常日頃から甘やかされてるよね。

父親のタクシーを無断で拝借するのも一度や二度じゃなかったはず。

そういう背景がヒョンスから滲み出てる。

だからイラつくんやね。

キョドった態度に「僕はやっていない」と自分の主張を繰り返すだけ。

ホンマにやってへんのんか?覚えてないだけでは?と言いたくなる。

もしこれで彼が犯人だったら・・・

迫真の演技?それとも本当に記憶がなかっただけ?

そして彼が犯人じゃなかったら・・・

きっともう今出演している人の中に犯人はいるよね。

けれどヒョンスが犯人だったっていうのが今のところいちばん納得できる。


で、ヒョンス以外の他の登場人物にも注目。

部長検事のアン・テヒは、ヒョンスを弁護するジュンハンとは顔なじみのようだけど、敗訴は絶対に避けたいって気の強さもうかがえる。

ジュンハンにまとわりついた女性記者のダギョンは「私が書かなくてもどうせ誰かが書いた」って言ってたけど、今回の展開で私はこの一言にいちばん共感できた。

そう、結局はそういうことなんだよね。

ジュンハンが彼女を非難するのはお門違い、だって絶対にそのうち誰かが書いたから。

そのジュンハンだって、ヒョンスの弁護をすることにしたのは、本当に単に同情したからだと信じていいのかどうか。

チーム長のサンボムだって、この事件に真摯に取り組んでいるのか?

退職後のことがチラついて急ぎ過ぎたってことはないの?

みんなそれぞれの思惑を抱えていて、ヒョンスだけがその外にいるみたい。

ヒョンスには本当にイライラさせられるけど、この先どうなるのかはすごく気になる。

ヒョンスにイライラさせられる=私にとっては面白いってことみたい。

なんかちょっと腹立つなぁ。


第3話の感想はコチラ
【韓国ドラマ】ある日~真実のベール 第3話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ