ご紹介するのはアマゾンプライムビデオで配信中の韓国ドラマ「ある日~真実のベール」
話数:全8話
2008年に製作された英BBCドラマ「Criminal Justice」のリメイクとのこと。
今回、主演のキム・ヒョンスを演じるのは、キム・スヒョン。
両親と妹と暮らすどこにでもいる普通の大学生だったのですが、ある日、殺人事件の容疑者となってしまう。
もちろんやっていないと訴えるのですが・・・
そして孤立無援な彼に手を差し伸べる弁護士シン・ジュンハンを、チャ・スンウォンが演じています。
それでは、第1話のかんたんなあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
同級生に遊びに誘われた大学生のキム・ヒョンスは、勉強だと偽り家を出ると、無断で父のタクシーに乗って出かける。
信号待ちしてると女性が乗り込んできたため、営業していないと言って降りてもらおうとするが、女性は一向に降りない。
結局、女性に言われるがままタクシーを走らせ、最後は女性の家へ。
女性が持っていた怪しいクスリを飲んだせいやアルコールが入ったこともあって、ナイフゲームのようなことをして手は血だらけ。
その後、2人は関係を持つ。
しばらくして目覚めたヒョンスは、ベッドの上でメッタ刺しにされた彼女を発見。
パニックになりながらも慌てて指紋を拭きとり、ナイフを持ってタクシーで逃走。
しかし運悪く、飲酒運転の検問で止められてしまう。
しかもそこへ住居侵入の通報が入ったため、アルコール検査ができずヒョンスはそのまま拘束。
警官と一緒に現場へ。
そこはあの女性の家だった。
実は、隣人が男(ヒョンス)が慌てて家から出て行く様子を目撃していたのだ。
女性の遺体も見つかり大騒ぎに。
結局、ヒョンスの相手どころではなくなり、とりあえず警察署に連行される。
そこでもしばらくの間は放置。
やがて、逃げた男が20代で自分のタクシーに乗って逃走したということから、疑惑の目はヒョンスに向けられる。
そしてヒョンスの胸元からは血のついたナイフが!
ヒョンスは「違う、僕じゃない」と涙ながらに訴え暴れるが、刑事たちに取り押さえられる。
権利が読み上げられ、チーム長のベテラン刑事、パク・サンボムに強姦殺人の容疑者として取り調べを受けるヒョンス。
そして留置場へ。
別の人物の接見に訪れていた弁護士のシン・ジュンハンの目に留まる。
一度は立ち去るジュンハンだったが、ヒョンスを放っておくことができず彼の話を聞くことに。
「僕はやっていません」と言うヒョンスに、「今からは誰にも話さず、何を聞かれてもわかりませんと言え」と言うジュンハン。
自己紹介をすると「これからよろしくな」と言って手を差し出し、握手を交わすのだった。
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感想 ~なんてイライラする主人公なんだ!~
とりあえず、主人公のヒョンスに全く同情できない。
それどころか私はずっとヒョンスにイライラしっぱなし。
父親のタクシーを無断で乗って行き、女性に乗り込まれると追い出すこともできない優柔不断さ。
で、結局は女性に言われるがまま。
あれを意気投合とは呼べないなぁ。
家族と暮らすお気楽な普通の大学生だから多少の下心もあったんでしょうね。
彼女が殺されていなければ、翌日には友達に武勇伝として話してる姿が目に浮かぶ。
一晩限りのアバンチュールは楽しめたものの、目覚めると彼女はメッタ刺し(゚д゚)!
身に覚えがない、やっていないっていうのはちょっと都合よすぎ。
クスリをやってアルコールも飲んでるのに、絶対にやっていないと言えるのか!
泣きながらやっていないと言われても、証拠はヒョンスがクロだと叫んでると言ってもいいくらい揃いすぎている。
なんなら私が取り調べしてやりたいくらいですよ。
そしてずっと泣いてばかりいるのが本当にイライラするんです!
こんなにイラつかせてくれるキム・スヒョンさんの演技に感謝しないといけないですね。
一方、彼女を殺した犯人はいったい誰なのか?
ヒョンスへの疑いを深める証拠は、物的なものだけでなく、目撃者も多数いる。
その中の誰かだという可能性だってなくはないかもしれない。
けれど、いくらヒョンスが「僕はやっていない」と言ったって、そんなのドラマを観ていた私だって信じられませんよ。
裸にされ、ブルーライトで照らされたときに浮かび上がった血の跡、そしてひっかき傷。
手を怪我していたことを考えると、情事のときに激しく求め合った時のものだと言われれば、そう見えなくないこともない。
たぶん、ヒョンスが「僕はやっていない」と言い続けるのは、それが彼にとっての真実だからだと思う。
でも、彼の記憶が全てだとも思えない。
少なくとも眠っていた時間があった。
無意識の時間。
その間に何かが起きてしまったと考えたほうがつじつまが合うしとっても簡単。
だけど殺された彼女のことも気になるんだよね。
殺されることを知っていたってことはないのかなぁ。
家に侵入するのだって大変だし・・・
現に、ヒョンスはいちど慌てて家を後にし、車のキーを忘れたことに気付いて取りに戻ったけれど、扉はロックがかかってた。
だから仕方なくガラスを割って隣人に通報されたんだもんね。
今のところまったくの予測不能だけれど、私としては結局ヒョンスが犯人で、ヒョンスが絶望に打ちのめされる姿が見たい!
まぁ、今も十分に打ちのめされてはいるけれど、まだちょっと余裕あるよね。
あんなに泣いてキョドっているのに、留置場に入れられると捜査官に弁護士は?って聞いてみたり、アレはめっちゃイラついた。
そして弁護士のシン・ジュンハンに対して「僕はやっていません」って主張しているのを見て、彼はきっと人の話を聞かないタイプなのかなと思うと、またイラつきポイントが上がってしまった。
ヒョンスに同情する気には全くなれないけれど、家にいるまだ何も知らない家族のことだけは気の毒。
この先、きっと大変なんだろうなぁ。
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【韓国ドラマ】ある日~真実のベール 第2話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
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主な出演者
- キム・ヒョンス:キム・スヒョン
- シン・ジュンハン:チャ・スンウォン
- パク・サンボム:キム・ホンパ
- ホン・グクファ:ファン・セオン
- アン・テヒ:キム・シンロク