ご紹介するのは、タイBLドラマ「DON'T SAY NO ー心が近づくときー」
話数:全12話+スペシャルエピソード1話
コチラは大人気BLドラマ「Tharn Type2 -7Years of Love-(ターンXタイプ2)」のスピンオフ作品。
フィアットとレオのその後が描かれています。
タイプに付きまとっていたフィアットを演じるのは、チャローンラット・ノープサムローン(ファースト)。
そしてフィアットをずっと見守り続けてきたレオをパチャラ・スアンシー(ジャー)が演じています。
それでは、かんたんなあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
起
長年の友人関係を経てようやく恋人同士となったフィアットとレオ。
なのに「恋人」ということを意識しすぎて、以前のように自然にベタベタすることができず、フラストレーションがたまる日々。
そんなある日、フィアットはとうとうレオの部屋で一人エッチ。
それを帰ってきたレオに見られてしまう( ゚Д゚)
部屋を飛び出したフィアットを追いかけ、そういうときは俺に言えと言うレオ。
両親は海外赴任のため留守だけれど、家にはお手伝いさんがいるため、フィアットが気兼ねしないようにと2人で住む家を借りてお引っ越し。
落ち着いたのも束の間、レオの弟のリオンが海外から帰国する。
兄が大好きなリオンはフィアットとは口ゲンカばかり。
フィアットの異性問題
レオの家とフィアットの父のところに、フィアットのみだらな姿の写真が送られてくる。
これまでレオへの当てつけで多くの人と関係を持ったことを後悔するフィアット。
しかしこれほど恨みを買う覚えはなく。
エークとトーの協力で、写真を送った人物が判明。
その男は、フィアットの知り合いのクズ恋人で、フィアットがその知り合いの相談に乗っていたため、自分は捨てられたと逆恨みしていたのだ。
問題は解決し、ラブラブなフィアットとレオ。
リオンとポップ先輩
誰とも真剣にならず後腐れのない関係を好んでいたレオの弟のリオン。
けれど、ネコを連れたポップパーン先輩と出会い本気で彼のことを好きになる。
アプローチを続け少しずつ距離が縮まりやがて恋人同士に。
フィアットと父の確執
父が母を追い出して後妻を迎え、自分は愛されていないと思って過ごしてきたフィアット。
しかし真実は違っていた。
フィアットの母はフィアットが自分以外の人間を愛することを許さず、異常な愛をフィアットに注いでいたのだ。
父はフィアットを愛するからこそ母親を遠ざけていた。
真実を知り父と和解するフィアット。
継母と異母妹にも謝罪する。
結
フィアットとレオのバスケットチームは、トーナメントの決勝で因縁のあるキングと対戦することに。
先日の練習試合では負けている相手。
その時は、キングが過去にフィアットと一度だけ関係を持ったことを知ったレオが冷静さを完全に失っていたから。
しかも関係を持った理由というのが、チーム内にクスリをやっている人物がいてそれをバラすと脅迫されたから。
そして今回も、キングはレオのことを好きなパン(♀)と組んで試合に勝つために2人を陥れようと画策。
しかし最後はその企みも明るみになり試合もレオたちが勝利。
一方で、子供たちを助けるのが夢だったポップ先輩に仕事のオファーがあり、海外へ行くことに。
互いを尊重し別れることにしたリオンとポップ先輩。
最後、空港で別れを惜しみ、一人になると2人とも涙が止まらない。
そしてフィアットとレオはというと、バスケットコートで2人きり。
これまでのことを振り返り、反省しつつ互いの愛を確認。
ずっとそばにいると約束する2人なのでした。
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感想+α
やっぱりフィアットには・・・
どうしてもわからないこと。
それは・・・
なんでみんなフィアットには甘いのか?
レオはフィアットのどこに惚れたのか?
ごめんなさい。
「ターンタイプ」でタイプにしつこくしていたフィアットにかなりムカついていた私としては、フィアットを支持する理由が何もないもんで。
フィアットがレオに対してずっとしていた当てつけも理解できないし、そんなフィアットをずっと想い続けたレオの気持ちも理解できない。
そこがファンタジーよりもファンタジー。
やっぱりフィアットにはモヤッとする
フィアットがみだらな写真で脅されていた件も、ライバルバスケチームのキングと関係を持っていた件も、フィアットの軽さが原因ではなかったけれども。
だから何?となってしまいました。
私ってば本当にフィアットが好きではないみたい。
レオに言い寄っていたパンという女生徒がいたんだけれど、彼女が言った一言にちょっと共感。
「レオ先輩が好きというよりもフィアット先輩が嫌い」って確か言ったと思うんだよね。
なんかちょっとわかる!(パンは悪い女の子ですが)
私の場合はフィアットが嫌いというよりも好きになる要素をみつけられなかったなぁ。
自分勝手なことばっかりしてきたのに守られて幸せっていうのにはイラッとしちゃいます(# ゚Д゚)
両親が理解ありすぎ
両親が理解あるのはよいことなんだけれど、度を越した理解あり過ぎは逆にちょっとね。
別にいいんやけどね。
フィアットってそんなに愛されキャラ?
レオのママに愛され過ぎじゃない?
そして驚いたのは、最終話でレオの家で大勢を招きパーティーが開かれてたんだけれど、レオママがフィアットに送っていた衣装が(゚д゚)!
素肌に派手めな色のスーツで、思わずどこのホストやねんと。
無意識のうちに口にしていました。
レオママもかなりの変わり者やね、たぶん。
サブカップル
そして私は、メインカップルよりもサブカップルのリオンとポップ先輩の方が好き(*ฅ́˘ฅ̀*)
リオンが押しつけがましくなく、それでいて引くこともなく、積極的にポップ先輩にアプローチするところ。
ポップ先輩もすごく自然にリオンのことを受け入れていくようになってました。
その様子が本当に不慣れで、リオンに好意を伝える行動がリオンが言うように本当にかわいくて。
全然違う2人だけれど素敵なカップル。
なので最後のお別れは本当にツラかったです。
空港でリオンが「僕は運命の人ですか?」って聞くと、「そうだ、君は僕の運命の人」と言ったポップ先輩。
こんなにも想い合っているのに、別れを選ぶのは想い合っているからこそ。
リオンはポップ先輩と出会ったことで少し大人になりましたね。
そして3年後を描くスペシャルエピソードがあって、ポップ先輩は帰国するんだけれど、これがまたア~~~~ッって言いたくなるニアミスの連続!
フィアットにはあんなに甘いドラマなのに・・・
その甘さをこっちにも分けてほしかった。
最後に
結論、やっぱり私はフィアットが好きではない。
なぜ、フィアットばかりが許されるのか?
どうしても納得できず。
最後まで、レオ~~~~と呼ぶ甘える声にちょっとイラッとしたのでした(;´Д`)
主な出演者
- フィアット:チャローンラット・ノープサムローン(ファースト)
- レオ:パチャラ・スアンシー(ジャー)
- リオン:チサヌポン・プワンマニー(スマート)
- ポップパーン:ポンサパック・ラーチャーポーン(ジェームス)
- エーク:スパキット・ウィラーモンコンチャイ
- トー:スパチョーク・ウィラーモンコンチャイ
- プラーイナーム:プティナット・チャヤアピナンタークン(プット)
- アンダー:シリンヤー・プンスワン(リン)
- ナッス:パンティダー・プライルアンキット