ご紹介するのは、中国ドラマ「婚約指南書~君との三度の結婚」
話数:全35話
個人的おすすめ度:★★★★☆
コチラは悪徳商人と言われるほどお金にがめつい金龍旅館の次男、
もちろんロマンスだけではなく。
宮中での権力争いに関する陰謀が渦巻き・・・
龍躍を演じるのはシン・ジャオリン、ヒロインの居沐児をシアオ・イエンが演じています。
それでは、かんたんなあらすじと感想です。
あらすじ(ネタバレなし)
結婚は取引と同じで損得を勘定しなければと考える金龍旅館の次男、
そんな正反対の考えを持つ2人の出会いは最悪だったのですが・・・
数年前に都を離れた居沐児の師匠の琴聖、
太后から直々に再会の手はずを整えるよう命を受けた龍躍。←龍家は都で幅を利かせる超一流の名家
しかし当日、師伯音は約束の場所である天下第一楼に姿を現すことはなく、道中で刺客に襲われていた。
彼が都を離れていたのは、
刺客の手を逃れたが太后と会えなかった師伯音は、
そしてその計画は史沢春の邸宅で実行されたのだが、それは史府の者が全員惨殺されるという事態を招き罪人として伯師音が捕縛される。
すべての罪を認め死刑に処された師伯音。←真犯人は別にいる!
師伯音が無実だと信じる居沐児は、師匠の汚名をそそぐために師匠が何を隠していたのかを調べることにするのだが、それに協力するのが龍躍。
龍躍が協力する理由・・・
それは事件の謎を解くカギでもあり、国を富ませる宝が秘められていると言われる伝説の琴譜「伏羲譜」が目当て。
しかし事件を追ううちに反発しながらも互いに惹かれ合っていく2人。
真犯人を捕まえるため、居沐児に偽装結婚を提案する龍躍なのでしたが・・・
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感想+α
師匠の汚名をそそぐのだ!
ラブ史劇なんだけれど、シリアス路線も捨てる気はないストーリー。
そこでドラマを締めてくれるのが、居沐児の師匠の師伯音(ニッキー・ウー)
序盤で早々に処刑されてしまうもののニッキー・ウーの存在感は抜群で!
全ての真相がわかるのは終盤になってからなんだけれど、師伯音を狙った黒幕だけは早々にわかっているんだよね(←視聴者にだけね)
そして師匠の無実を信じる居沐児が師匠の汚名をそそぐべく奮闘。
タイプの違うハイスペック3兄弟
居沐児に協力するのが金龍旅館の次男の龍躍なんだけれど、悪徳商人とウワサされるほど金勘定にうるさく、頭が切れるちゃっかりとした人物。
兄の
そして弟の
全くタイプは違うんだけれど、3兄弟の絆は強く、好きな女性にはめっぽう弱いのが共通点(* ´艸`)
そしてお相手の女性陣もタイプが違うんだよね。
龍躍のお相手の居沐児は、運命の相手を待ち焦がれる乙女で、損得勘定で動く龍躍とは一見合わないんだけれど、お約束とも言えるハプニングキッスがあり。
最初はキャンキャンとうるさく感じるんだけれど、演じているのがシアオ・イエンなのでなんだか憎めず。
龍騰のお相手の
こちらも夢見る乙女タイプ。
本当は皇帝の側室になる予定だったのですが、龍騰のことを好きになり・・・
他にも問題があってなかなか簡単な恋とはいかず。
私がいちばん好きなのは龍飛のお相手の
数年前に一度だけ会ったことのある龍飛のところへ、あの時にできた子供だと言って少年を連れてやって来るのだが・・・
会ったことは事実だけれど、関係を持ったかどうか覚えてない龍飛。
それでも子供をかわいがり、鳳舞に想いを寄せる様子には好感しかない(〃艸〃)
彼自身も子供みたいなタイプで見ていると頬が緩んじゃう。
そして鳳舞はドラマのキーマンの1人でもあるんだよね。
横恋慕
ロマンスと言えばセットで片思いする人たちがついてくる。
中国のロマンス史劇は、割と本命以外には目もくれないっていうのが多いんだけれど、こちらも然り。
龍躍に片思いする
居沐児に執着する
彼も重要な役どころなんだけれど、真実を知ることになるのはやはり最後となってから。
最後に
正直なところ、35話はちょっと長く、削っても問題なさそうなエピがチラホラあり。
話もう~ん、的なものはあったものの・・・
けれどキャストは良かったので最後まで楽しく観れました。
龍躍と居沐児のロマンスも、龍躍の素直じゃない様子が楽しく。
メチャクチャ好きなくせに!と思わずにはいられません。
一度目は偽装結婚で始まりましたが、偽装といいつつ、既に心は偽装でもない2人の結婚生活。
憎まれ口とは裏腹に、一生懸命、居沐児を守ろうとする龍躍が頼もしかったです。
主な出演者
- 龍躍(りゅう・やく):シン・ジャオリン
- 居沐児(きょ・ぼくじ):シアオ・イエン
- 雲青賢(うん・せいけん):ニエ・ズーハオ
- 師伯音(し・はくいん):ニッキー・ウー
- 鳳舞(ほう・ぶ):ファン・イーリン
- 龍騰(りゅう・とう):ハーマン・リー
- 龍飛:(りゅう・ひ)チウ・シールン
- 舒若晨(じょ・じゃくしん):リウ・イートン
- 丁妍珊:(てい・けんさん)リー・シンボー