夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン1 #2 操り人形

あらすじ

アナベルから、弁護士を紹介した見返りにあることを頼まれたマカレナ。

一方でヨランダ殺害犯の特定も進まない。

そしてスレマからはあの夜のことは話すなと脅されるのだが・・・

ネタバレと感想

アナベルの弁護士と会い無実を訴えるマカレナ。

だけど詐欺・資金洗浄・財産隠匿・200万ユーロの窃盗の容疑じゃ、保釈金100万ユーロを払えない限り刑に服すしかないと言われガッカリ。

その後マカレナは、医務室で不安を訴え医師から注射を打ってもらうと眠ってしまう。

そしてこの医師が眠っているマカレナの身体に触れようとするのよね。

まぁなんとか思いとどまったんだけどさ。

でもめっちゃエロ目線。


一方、会議の場では、ヨランダが殺害された責任の所在を追及する所長。

だけどファビオは深夜に監房の出入りが自由なことなどの方が問題だと意見する。

囚人を自由にさせすぎだと思ってるみたい。

それに監視カメラの映像も改ざんされていたようで警察が捜査中。

ヨランダの死因は90度のスチーマーの蒸気で焼かれたことらしいんだけれど、どうやら拷問を受けていたみたい。

もしかしたらパロマ看守長は何か隠しているのかも?


そしてマカレナは、アナベルから弁護士を紹介した見返りに、午後9時10分に中庭であるものを受け取ってきてほしいと頼まれる。

中庭への出入りが自由なのは午後9時まで。なのでマカレナがそれを断ると、スレマに密告者だと言うと脅される。

そしてドアを開けるためのカードキーを渡される。

マカレナに断るという選択肢はないみたい。


その後、食堂ではあることがきっかけで、即刻身体検査が始まる。

カードを持っているので焦るマカレナ。

リソスはマカレナのために騒ぎを起こし、その隙にカードを隠すマカレナだったんだけれど、結局カードキーは見つかってしまう。


一方、マカレナの両親宅では、兄のロマンが判事の彼女と婚約したことを発表。

そこへマカレナから母親の携帯に電話が入る。

マカレナは少し昔話をしたあとに、自分が今刑務所にいることを告白し謝罪する。


そして刑務所では、カードキーが盗まれていたことで全監房が検査されることに。

だけどその頃マカレナはまだ中庭にいて、荷物の受け渡しを行うためにボール入れの中に隠れていたのよね。

すると全監房の検査を告げる放送が!

焦るマカレナだったけれど、ドローンで運ばれた麻薬を素早く回収し、またボール入れの中に入って下着の中に麻薬を隠す。

そして今度は閉じ込められた被害者を装って騒ぎ、そこへマカレナを捜していた看守が駆け付ける。

当然身体検査を受けるんだけれど、パロマ看守長がパンツをシュッとずり下ろすと麻薬が落ちてマカレナは2週間の懲罰房行き。

その時、別の懲罰房にいた人物に話しかけられ、アナベルに頼まれて運び屋をやったことを素直に話す。

でもマカレナが囚人だと思って話していた人物は、実は所長だったのよね。

あ~やっぱりって感じ。

それにマカレナってばどんくさい。

身体を鍛えていて手首をケガしてしまう。

そしてまたまた医務室行き。

だけど医師が薬を取りにいっている間に、スレマが現れヨランダを最後に見た夜のことは誰にも話すなと脅される。

結局マカレナは懲罰房に戻されることはなく、しばらくは医師の監視下に置かれることに。


そして両親が面会にやってくる。

母親の罪を犯した?という質問に、「私が犯した罪は上司と不倫したことだけよ」と答えるマカレナ。

母親が席を外すと、父親はもう嘘はつくな、真実を話せとマカレナに言う。

すると資産の名義を変更して帳簿を改ざんしたことを話すマカレナ。

父親は元治安警備隊の経験上、無実で罪に問われたとは思えないと言い、決断して行動しろとアドバイスする。

そして娘のために用意した500ユーロをテーブルの下に忍ばせ、髪を束ねるふりをして隠すようにと言う。

最後に「間違ってると気づいたら操り人形でいるのはやめろ」と話す。 


その後、食堂に戻ったマカレナはすっかり密告屋扱い。

食事には唾を吐かれそれを食べるように強要されるも、ファビオが現れ難を逃れる。

食べる気だった?」と聞かれると「ええ」と答えるマカレナ。

「どうしてか」と聞かれると、「操り人形だから」と答え、不倫相手の言いなりでやってしまった数々のことを話す。

そしてここで何が起きているかを知っていたら、告げ口するか黙ってるかと尋ねると、学校とは違うと答えるファビオ。

でもマカレナはわかってたのよね。

選択肢は2つだけで、話しても黙っていてものどをかき切られるということを。

マカレナは所長に、あの日の夜スレマがヨランダと一緒に監房を出たことを密告。

そして法の裁きが下されることを望むと話したのだった。

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マカレナってばあんなに刑務所にいることを恥じていたのに、親に電話して告白するのが早くてびっくりしちゃったわ。

すぐに言うだろうなとは思ってたけど、こんなに早いとは思わなかった。


他にもつっこみたいところはいろいろあるんだけれど、とりあえず医師ね。

眠ってるマカレナをエロい目で見てさぁ、自分と戦ってるんだよね。

まるでコントみたいに。

今回は未遂におわったけど、この先も未遂とは限らないしね。

逆に気付かれて脅される可能性だってあるかもね。

マカレナは刑務所でビビりながらも、ヨランダが隠した900万ユーロのこと考えてるようだし、この先、この医師は利用価値が生まれるかもしれない。


一方で、マカレナの回想シーンを見る限りでは不倫相手の男性は絵にかいたようなクズ。

マカレナは本当に男を見る目がなかった。

守ってくれると思っていた人に全ての罪をなすりつけられるなんてね。

だけど、何かというと無実を訴えるけれど、不倫相手の言いなりになっていけないことしちゃったんだから、無実はないわな。

そのへんは図太いわ。

お父ちゃんはもっと早くにマカレナにアドバイスするべきやったね。

その効果があったのかなかったのか、何か決意でもしたのか、最後は本当の密告屋になっちゃった。

スレマもきっとびっくりの密告の早さ!

マカレナには何か策でもあるのかしら?

でも法の裁きを望むって・・・お前が言うな、って感じやけどね(。-`ω-)